秘宝新聞vol.15 2021年冬号
こんにちは!秘宝新聞です。
さて今日もバックナンバーから、秘宝新聞vol.14 2021年秋号を載せてみようと思います。
こんにちは!秘宝新聞です。
さて今日もバックナンバーから、秘宝新聞vol.14 2021年秋号を載せてみようと思います。
皆さんこんにちは。秘宝新聞です。
さてさて、毎度毎度の秘宝新聞は
変なもの、不思議、あやしいもの、ヘンテコ、オカシイなもの等見つけては楽しく記事にしていきたい私たちの、徒然フリーペパーです。
思い出もやや多め。
今回も思い出をほじくり返して、自分たちの遭遇した、おかしな出来事について書いてみました。
今回は内容が秘宝感だよう。
テーマは『温泉』
この世の不思議、ヘンテコ、楽しいこと、可笑しいこと、
都市伝説、秘宝館世界には私たちの知らないよくわからないことでいっぱいですから、目を光らせておかなくてはいけません。
皆さんのお住まいの地域にも、ヘンテコな温泉はありませんか?今回はしる子がそんなトンデモ温泉の思い出を。わたくし、はつ子は温泉にまつわる、ちょっぴりヘンテコな人たちの思い出を書いています。
「青森のトンデモ温泉のお話。」 byしる子
寒くなってきて冬本番といった昨今、お風呂がとってもあずましいですねぇ。あずましいは津軽弁で、「とても心地いい」みたいな感じの表現です。
そんな季節なので、青森のトンデモ温泉のお話をしてみましょう!
20年以上前の話ですが、当時青森に住んでいた時に勤めていた会社の社員旅行で行った某旅館には、ジャングルのような大浴場がありました。
そのとても広いお風呂が名物のようで、何しろ本当に広いため、脱衣所から浴場まで、裸で細長い通路を通って行かなくてはならない仕組みになっていましてね、そこを皆で1列になって、乳房をプルンプルンさせながら進んで行くのです。
その細い通路の横には、山型にかたどられた岩や、まさにジャングルのような木や草で装飾されておりまして、「うわぁ、すごーい」とその景色に目をキラキラさせながら歩いていると、ふとその岩の向こうから「ヒューヒュー♪」という声が聞こえたのです。視線をその声の方に移すと、その岩の間からなんと!男性用のお風呂が見えるではないですか!!
温泉の湯船につかって、こちらを眺める男性たちの姿が見え、指笛を吹かれているという事は、
「え?何これ??って事は私たちの姿も丸見えなの?マジで?」
と、やっと状況を把握した私たち。ちょうど頭から胸の位置までが向こう側の男性風呂から見える作りになっているのです。なんて事だ?!
今では全く倫理的に無理な作りだと思いますが(笑)、当時は大丈夫だったんですね、こんなお風呂。
でもちょっと面白くて、なんだろう、異国の不思議な慣習を目の当たりにして受け入れるかのような、大きな心になってしまった当時の若い私は、乳房ブラブラさせながら普通のスピードで歩きましたよ。ヌーディストビーチにでも行ったみたいに、「もう良いよ、みんな見てよ」みたいな感じでね(笑)。周りの女性はみんなその区間だけ胸を隠して走り去ってましたけど、私は面白がって堂々と2往復しました。
旅館の遊び心というんでしょうか、旅館のお土産コーナーにも男性シンボルに型取られた飴があったり、男女が卑猥に動く人形があったり、まるでちょっとした秘宝館という感じでした。
今はもう無いんだろうな、あのお風呂。
あとね、酸ヶ湯温泉という混浴の温泉があるんだけど、そこには私は行ったことが無いのだけど、巨乳のお姉さんがサービスのようにタオル一枚で入ってくるというお話を、みうらじゅんがコラムで書いたり、話したりしています。
混浴の温泉ね、おばあちゃんになる前に、入れるなら入ってみたいものですなぁ。
「温泉の思い出アレコレ」 byはつ子
私の温泉の思い出といえば、、、
あれとあれとアレとアレと思いつくんだけどまずはタイトルを書いてみますね。
『1.素っ裸のおばさんがゲームセンターに走ってきた話』
『2.初めての混浴露天風呂体験!私より恥じらう義理の母』
『3.バグース!おんしぇん。インドネシア人の友達と温泉に行った話』
『4.吹雪の日のジャグジー』
4.吹雪の日のジャグジー。
これはですね、大学生の時の思い出ですね。
友達数人と、スキーに行った日の夜のこと、ホテルの大浴場でほっこり温まっていたのです。
ワイワイガヤガヤ、女子大生らしく温泉につかっておりました。大浴場のお湯に浸かりながら、窓の外の雪景色なんかを眺めて、のんびり体を温めていたのでした。しばらくして、私たちの目に飛び込んできたのは窓の外にある、露天風呂のジャグジー。
とても魅了的です。
しかし、、、窓の外は猛吹雪。
かなり寒そう。。。でも、照明に照らされたジャグジーがキラキラ輝いて見えて、どうしてもそのジャグジーとやらに入ってみたい私たち。
スッポンポンで、いざガラス戸を開けると、そりゃあもぉ、寒いのです。
体に容赦なく吹き付ける雪!!そして突風。
ひぃぃぃぃいいい!と言いながらジャグジーに飛び込んで、みんなでゲラゲラ笑いあった。という、思い出。
ちょうどバブルだった頃で、女子大生時代の思い出も色々バブルだったなぁと。
3.バグース!おんしぇん。インドネシア人の友達と温泉に行った話
「バグース」というのはインドネシア語で最高!という意味の言葉であります。
えー、二十代の頃、わたくしバリ島にすっかりはまってしまいまして、毎年行っていた時期がありました。
ある時、その頃仲良しだった絵描きさんとその彼(日本初心者のバリ人)と、私の母とで、温泉に行くことになったことがあったのです。
バリには、日本のような温泉はないので、裸になって入るのも彼にとっては衝撃だったようす。熱いお湯に入るというのも怖かったらしい。(バリは水浴びだけだし、温泉施設もプールのような感じです。)
一緒に行った男性陣によると、バリ人の彼はなかなか裸になることが出来ず、何度説得しても逃げまどい。w
ブリーフを頑なに脱ごうとせず、結局、白いブリーフで露天風呂に入ってきたらしいのですよ(^m^)
裸で入る温泉を非常に怖がっていた彼でしたが、温泉を非常に気に入り、(特に露天風呂)『おんしぇん、バグース!』と大声で叫んでいたそうな。
楽しい思い出です。
2.初めての混浴露天風呂体験~恥じらう義母
これはですね、元義母と露天風呂に行った時の思い出。
当時、二十代前半で新婚だった私は旦那様のお母さんとお風呂行くという行事に非常にドキドキしていたわけです。
いざ温泉に着き、蓋を開けてみれば、なんとその温泉の露天風呂が混浴だったのですよ。事前には知らなかったのですけどね。
いったいどうしてこの温泉を選んだのか(汗)よりによって、その初めての混浴を義母と体験することになるとは。
ドキドキが100倍増しに(笑)しかし、もう温泉は目の前です。
覚悟を決めて、タオルを体の前に長く垂らしてですね、いざ、露天風呂へとに向かったのです。
さて露天風呂のある屋外へ出ると、目の前にはやや広めの露天風呂が。
先に入っているおじさんたちの視線が刺さります。
おじさんたちがちょっとうれしそう。w
私はおじさんたちの前をサササッと通り過ぎ、岩が階段状になっているところを降り、湯船に近づいていきました。
体の向きを変えるときにはタオルもサッと前から後ろに上手に隠してですね。その動作の速さと上手に隠せたことが自分でも嬉しくて、心の中でガッツポーズをとりたい気持ちでした。私。(笑)
ふと横を見ると、義母の方がくねくねと恥じらっているではないですか。心のガッツポーズは瞬時に取り消され、私の緊張もピークに(笑)どうしたらいいのかわからなかったのでへらへら笑いながらやり過ごしました。
嗚呼、、、忘れられない。露天風呂に入っていく時の、湯船の中からニコニコとこちらを見ているおじさん達の熱い視線と私の横で頬を赤らめて恥ずかしそうな義母。
1.素っ裸のおばさんがゲームセンターに走ってきた話
これは私が子どもの時の衝撃な思い出で、先に書いちゃうけど、この素っ裸のおばさんというのは、今は亡き我が母です。笑
えー、さて。
どんちゃん盛り上がるのが好きな我が家は、私が小学4年生くらいの時、親戚一同、温泉に行こうという話になったようです。
私の家族と、父の兄弟家族、3家族で温泉に行くことになりました。
場所は、某有名な宇宙一の大浴場のある温泉。
とても大きなプールもある温泉だったので、子どもだった私もとてもテンションが上がり、ワクワク。楽しくてたまらなかったのを覚えています。
温泉ホテルにつき、じゃあさっそく風呂だ風呂だと、いそいそ、温泉に向かう御一行様。
私も1歳、6歳、8歳、の従兄弟たちと一緒に脱衣所で服を脱いでおりました。母も、おばさんたちも、服を脱いでお風呂に入る準備です。
せっせこせっせこ。
私たち子どもチームは早く温泉の中にある滑り台が滑りたくて、一足先に温泉へ。
一方そのころ、一番小さな1歳の従兄弟と、おばさん連中は、まだ脱衣所にいたのです。
そしてなんとその時、1歳になる従兄弟が脱衣所から脱走してしまったのでした。小さい子どもって早いのよね。
慌てたのは既に裸になってしまったおばさんたち(従兄弟の母親とわが母)
何かあっては大変!捕まえなくては!!と
先陣を切ったのはどうやら母だったらしく、、、、
母は裸のまま、女湯と書かれたのれんの外へ~~~( ̄▽ ̄;)
当時の記憶によると、そのホテルは、浴場の入り口がゲームセンターになっていて、ホテルのロビーからゲームセンターを通って浴場に入る感じになっていました。
逆に浴場からは、のれんをくぐると、ゲームセンターに出るという感じ。
なので、
その「女湯」と書かれたのれんの中から素っ裸のおばさん(母)が、小さな子どもを追いかけてゲームセンターに飛び出してきたのです。汗汗汗
ああ、我が母よ。。。
まだ浴場には入らずに、ゲームセンターをうろついていた叔父の1人がそれをたまたま目撃していて、夕飯時にはそれを聞かされ大爆笑でした。
のれんの中からゲームセンター目掛けて
必死の形相の素っ裸のおばさんが駆け込んできたのですから
びっくりよね。
母曰く、自分が裸になってしまっていたこともすっかり忘れて
従兄弟を捕まえないと!という気持ちひとつだったご様子。なにかと天然な母だったので、この手のピンボケエピソードが結構あります。w
そんなこんなで、温泉の思い出はこれでおしまいです。
おすすめBOOK
今回はお休みです。
m(_ _)m
編集後記…
ナニハトモア~レトニモカクニ~モ
冬号を無事お届けすることができました。 秘宝新聞vol.15 2021年冬号
お読みいただきましてありがとうございます。
今年一年、読んでいただけたことを
うれしく思います。
次は春号!
………………………………はつ子