秘宝新聞vol.21 2023年8月 夏号
こんにちは秘宝新聞です。
今日は、だいぶだいぶ遅くなりましたが、去年の夏号「秘宝新聞vol.21 2023年夏号をココに載せてみようと思っております。
バックナンバーをここに載せる任務が終わってホッとしすぎて時間が経ちました。ああ、すっかり。
皆さんこんにちは。秘宝新聞です。
ちょっと遅めの夏号です。しかし毎日毎日暑いですね~~~!こうも暑いと外出が大変です。
はてさて、毎度毎度の秘宝新聞は
変なもの、不思議、あやしいもの、ヘンテコ、オカシイなもの等見つけては楽しく記事にしていきたい私たちの、徒然フリーペパーです。(思い出もやや多め)
今回も内容はないよう。
テーマは
『会いたい人に会いに行く』です。
この世の不思議、ヘンテコ、楽しいこと、可笑しいこと、
都市伝説、秘宝館世界には私たちの知らないよくわからないことでいっぱいですが、「会いたい」という気持ちにさせられる人って、何かがあるのですよね。何かが。
コロナになってからというもの、お出かけも難しい世の中になり、会いたくても会えない。そんなフラストレーションな日々を余儀なくされました。
やっぱりリアルで会えるってすごいよね。画面では分らない色々なことがわかるよね。ということで、
今回の秘宝新聞では、「あの人にもこの人にも会えて良かったよね。これからも会いたい人には会いに行きたいもんだね~~~」 ということで、私たちはコロナ以前、コロナ後、会いたい人に会いに行った時のことを思い巡らせてみましたとさ。
『会いたかった人たちに会う。』 byはつ子
特に昔から願っていたというわけではないのだけど、
40代の終わりころから、けっこう立て続けに高校生くらいの自分が泣いて喜びそうな人たちに会える機会に恵まれました。
会うといっても、ライブだったり、トークイベントだったりではありますがやはり、生の本人に会うという事は想像の域を超えるので、それが楽しいし、なにより好きな人に会うのだから、それはそれは心臓がドキドキして興奮します。
あと、同じ空気を吸うからなのか、その人のいる空間や空気に触れるからなのか、
画面越しじゃ絶対にわからないものに触れて、目には見えない何かが作用して、何かが起きる。みたいなことが起きたりしませんか?
解りにくい上にちょっと大袈裟ですかね。
さて会いたい人に会いに・・・ということで、まず一つ目に思い出すのは、2014年にライブにて会えた戸川純ちゃんです。
戸川純ちゃん、私は中学生の頃からのファンなのですがライブには一度も行ったことがなかったんですよ。
初めて生で見た戸川純ちゃんはとってもかっこよく、可愛かったのです。
私の一列前の列にいた、20代の女の子が、ステージに登場した純ちゃんを目の当たりにした瞬間に、「すげーーーかっこいい。。。」とため息のような口調で思わず言っていたのが印象的だったな。
今でも変わらずロリータ服を着てポシェットを下げて、もの凄い迫力でヴィールスをうたってた姿が目に焼き付いています。
さてその次に、「会いたい人に会いに行く」をしたのは2019年に行ったヤプーズのライブなのです。
ヤプーズは戸川純率いるバンドなので、戸川純ちゃんとかぶってしまうのですが、無理やりでも行って良かったな。
東京もなんだかんだ楽しかったです。珍道中だったけど。
珍道中というのも、そのライブの日はなんと、みうらじゅんとジャガーさんのトークライブがあることが発覚しましてね、会いたい人に~~~ということですのでもうこれも行くしかないよね。ということで行ったのです。
このライブと、トークショーは、秘宝新聞の二人でいったので、もちろん珍道中(笑)
ふたりして「ゆっくりしか動けないし、少ししか歩けない」を標語にしながら(笑)汗を拭き拭き、炎天下の中歩いたよ私たち!じゅん&ジャガーを見るためにね。真夏の暑い日で、大変だったし、若いころと違って、全然さっさと動けないのですよ。(笑)
ジャガーさんは登場する場所を間違えて登場したり、みうらじゅんのお洋服はとてもお洒落で可愛かったり、なによりとても楽しかった。
なんだろうな、若い頃大好きだった宝島や「BOWの世界」が、目の前にあるのがうれしくて。
ジャガー星の話はいつ聞いてもチンプンカンプンだし、みうらじゅんが温かい目でジャガーさんをいじる感じも楽しい。
そしてこの二人もなんだかとても優しい雰囲気でしたよ。テレビで見るともっと奇抜だったりヘンテコなんだけど。
実際って面白い。
そして今年は和田ラヂヲさんです。
似顔絵を描いてもらえる企画だったので、間近で見るとかいう領域を超えて、目の前でしたので、しかもお話しちゃえるので、本当に興奮しました。
こんな年になってもウキウキ楽しめるのって嬉しいですね。
とはいえ、会いたいと思っても、会えないことだってたくさんあるし機会に恵まれて、ほんとありがたかった。
会いたいと思った時にはあなたはもういないのね。。。なんて、ここ最近昭和歌謡のように思ったりするのですが、ほんと、ジョーダンじゃなくてね。
会いたいな~って思っていて、そのうち会いに行こう!と思って過ごしていたら、もう二度と会えない。という事が、去年の暮れから立て続けに起きたのです。
年齢的にも、そういうことも今後は起こりうるよなとは分かっていたけど、いざ現実に体験すると、こんなことになるなら、無理やりにでも会いに行ったらよかった。と、切実に思いました。
えー、あと誰に会いたいだろうね?
いとうせいこうさんにも会ってみたいし、しりあがり寿に会える機会があるならあってみたい。
あと思い浮かぶのは、もう死んじゃっててあえない人ばかりだなー。というわけで、今後も会いたいと思ったら会いに行くのが良い。と心から思うのデシタ。
『会いたい人に会いに行く』 byしる子
私は青森県つがる市というところで生まれ育ち、なかなか芸能人と会う機会などなく13歳になりました。
13歳の時に少しずつロックが好きになり、初めて会いに行ったのは青森市にライブに来てくれたブルーハーツ。15歳の頃のお話です。
その後、青森にライブ来る数少ないロックバンドに会いに行く事が楽しみで、それでも1番好きだったコレクターズとピーズはいつまで待っても来てくれなくて…。どうしてもどうしても会いたかだった私は、東京に行くことを決意します。
親に反対されながらも、仕送りはいらないからと進学と就職を同時にして社員寮に入る事にし、とにかく東京へ行ったのです。そしてしばらくは、大好きなロックバンドのライブにたくさん行きました。
あの頃の私は、東京に住んだら住んだで、会いに行けるバンドが多すぎてお金がパンクしそうだったけど(笑)、それでもたくさん満たされて、7年ほどの東京生活は相当楽しかったです。
結婚を期に三重に来て、夫がロック好きだったので、その後もいろんなバンドに会いにいきました。そしてバンド以外にも、会いたい人がいたらなるべく会いに行くようにしたのは、大好きだったナンシー関や、中島らもには会えないままだったという事。
いくら私が元気でも、会いたい人が亡くなってしまったら、もう会えないのです。だったら会えるうちに会っておきたい。お2人の死後、そう思うようになりました。
ここ最近では、1人で会いに行ったジェーン・スー、編集長のはつ子さんと一緒に会いに行った和田ラヂヲ、戸川純、みうらじゅん、ジャガーさんなど、かなりマニアックな人たちにも会っています。
実際に目の前にその人がいると、それはそれは夢の国に来たような高揚感で、漫画とかで目をハートに描く表現の仕方がありますが、まさにそんな感じです。ドラえもんが大好きなメス猫ちゃんの前で、内股でモジモジする感じも似てるかも。
そしてこれから私が会いたい、まだ会ったことのない人はね、上沼恵美子、くっきー!、ロバート秋山、サンドウィッチマン、水谷千恵子、ナジャ・グランディーバ、安住紳一郎。
この人達には相当会ってみたいです。特にえみちゃんに会いたい♡
そしてまた再び会いたいと思うのは、みうらじゅん(できれば、いとうせいこうとセットで)、ジェーン・スー(できれば、堀井美香さんとセットで)、戸川純(バンドでもヤプーズでも何名義でもいい!とにかく会いたい)。
好きで割とライブを見に行けるバンドとは違い、なかなか会いに行けるイベントがない人達もいるのだけど、こんな方達に、チャンスがあれば是非会いたいと思っています。
自分が生きている間に、あと何人くらい好きな人に会えるかなぁ。いつまでも諦めずに、何でも叶うと信じて、その瞬間を想像して、ニヤニヤしながら生きていきたいものですなぁ♪
あの日の看板
編集後記…
とっても時間がかかりましたが秘宝新聞2023年
夏号、無事お届けすることができました。また夏号から始まりました。
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
………………………………ハツ子