フランク シナトラの歌声と…
最近、JAZZにはまりつつあるのだが。
色々聴いてみて、やっぱり王道のフランク シナトラ声が好きだな。
1940年代のアメリカのアイドル的様な存在で、女性人気が凄かったらしい。戦時中で男性が戦争に行っていたので、恋人や夫がいない女性心の隙間埋めたのだ。
けれど今となっては、アイドルというより、大御所のジャズシンガーというイメージで、渋い……アイドルの要素が何処にあるんだろうと思ってしまうが…
時代で言うと、年月が経ったら、BTSみたいなグループが大御所の渋いダンディなおじさん歌手になっているような感じだろうか?彼らは実力は充分にあるからね。
でも、あくまで妄想だけど笑…
またまた勝手な妄想だけど、テヒョンの低音の歌声はJAZZにあってると思うから、Fly me to the moonとか歌ったらかっこいいだろな。
なんにしてもJAZZがかっこいい世界なんだと、最近音楽に疎い自分が目覚めたのだ。
高音よりバリトンやバスが好きで、シナトラのあの低音で囁かく声が良いんだな…
彼は正真正銘のその時代のアメリカを代表するジャズシンガーだったが、スターっていうものは、波瀾万丈な幼少期だったりする、子供のころイタリア系移民で周りから強く差別された。
彼だけじゃなく、黒人の歌手や異国の血が入ってアメリカで生きていくのは物凄く厳しく、その事でシナトラは差別に対して怒りを感じ、黒人の差別運動にも活動的だった。
シナトラは裏の噂も絶えないが、真摯に差別する事と戦ったのは、彼の中で正義みたいな者があったんだな、人気のあるアイドル、スターっていうだけじゃなく、そういう考えが深い所にあったんだと思ったら、人から指示されるという事だけじゃなく、一人の人間としての生き様があるんだと思った。
そういう事を乗り越えて歌ってきたんだな、と知ると尚更かっこいいね
JAZZは黒人の音楽で色んな文化の入り混ざりで、心の葛藤をぶつけるんじゃなく、言葉も考えも違う他者とどうやって分かり合うのかと、問いかけているのがこの音楽なんだ。
シナトラの囁くように歌う歌声は、決して大音量では無かったが、壮大で美しい。
今もJAZZに填まった人たちの心にそっと存在している。もしかしたら私達は今、時代を越えてシナトラと会話してるんじゃないのか?
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