![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49349975/rectangle_large_type_2_8d879814c28b0a6ab75d7a394ebd4bb6.jpeg?width=1200)
第1541回 仲が悪い野鳥たち
※https://sp.bokete.jp/boke/59578871より引用のヒヨコとスズメの喧嘩のイラスト
①http://ikedagaku.blog.fc2.com/blog-entry-79.htmlより引用のスズメ(体長約15㌢)同士の喧嘩
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49410487/picture_pc_dccdc85787f419e29e742567e9729212.jpeg?width=1200)
①の写真はスズメ同士の喧嘩です。人間でも、鳥でもそうですが、仲の良い家族や友達とはよく喧嘩しますが、すぐに仲直りします。スズメは大家族で繁殖する鳥ですから、身内の喧嘩もしょっちゅう行います。私たちで言うなら、親子喧嘩や兄弟喧嘩がそれに当たると思います。しかし、異種間の喧嘩となれば、非常にことは重大です。一番多い喧嘩は縄張り争いです。自分たちの縄張りに他の種が侵入して来て、食べ物をかっさらって行かれるのは、生死に関わる重要なことなのです。
②-1.https://www.google.co.jp/amp/s/kimama69.exblog.jp/amp/11958638/より引用のツグミ(左体長約25㌢)とヒヨドリ(右体長約28㌢)の喧嘩
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49349865/picture_pc_387bbca99cd51ddd8f6ed2f99238e2b4.jpeg?width=1200)
②-2.https://acafe.msc.sony.jp/photo/detail/item/000029132071fY?ltyp=10&lprd=lately&lpag=1より引用のシジュウカラ(左体長約14㌢)とメジロ(右体長約12㌢)の喧嘩
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49425943/picture_pc_fc2967a77d8a6da12961da0be957029b.jpeg?width=1200)
これから紹介させて頂く野鳥たちは、比較的に身近な存在だと思います。つまり、喧嘩している時も見つけやすい野鳥です。②-1.のムクドリとツグミの喧嘩は実際に見たことがあります。家の裏に椋の木があり、その実を巡り喧嘩します。二種とも大きな鳴き声なので、すぐにわかります。また②-2.のシジュウカラとメジロは、冬場に餌台などを設置しましたら、餌があると、仲間に発信するのはシジュウカラで、甘いものに目のないメジロが先ですが、逆になったからかもしれません。
③-1.https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13140785683より引用のルリビタキ (左体長約14㌢)とヤマガラ(右体長約14㌢)の喧嘩
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49434417/picture_pc_1a8ef2ead6af8893f07414b0f6d5e11c.jpeg)
③-2.https://ganref.jp/m/t_matsu/portfolios/photo_detail/3534478より引用のツグミ(右体長約24㌢)とシロハラ(左体長約24㌢)の喧嘩
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49427182/picture_pc_18b3a1294e43e48cf304597e17e477fe.jpeg?width=1200)
③-1.のルリビタキとヤマガラは、少し離れた山沿いとか、林のあるような緑が深い公園に行けば会える野鳥です。ルリビタキはヒタキの仲間で気が強く、ヤマガラのような人懐っこい、おっとりした性格だから、写真のように、なぜ喧嘩をふっかけられてるかわからないようす。また同じ仲間の③-2.のツグミとシロハラ。二種共に、越冬のために日本にやってくる冬鳥で、地上をぽんぽん跳ね回り、地中のミミズなどを採餌しますので、どちらかの縄張りに入った末の喧嘩だと思います。
④-1.https:///kyotokamogawa.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-574e.htmlより引用のトビ(体長59〜69㌢)とハシブトガラス(体長約56㌢)の空中戦
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49409901/picture_pc_d2da44962b78fca4ba5382aa0f6b4333.jpeg)
④-2.https://www.birdfan.net/2013/12/13/25547/より引用のユリカモメ(体長約40㌢)とハシボソガラス(体長約50㌢)の空中戦
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49350459/picture_pc_9205e44880b62269dbddcdaf490157d5.jpeg)
④-3.https://torinote.net/オオタカとトビのけんか/より引用のオオタカ(左体長約56㌢)とトビ(右体長約59〜69㌢)の空中戦
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49459949/picture_pc_1abefdd14421fe0bfae7702d4efb484b.jpeg?width=1200)
私の周りの風景では④-1.のようなハシブトガラスとトビの光景を目にすることがあります。海水浴で浜辺と山間の空でも、同じように同じような食性なので、餌を巡っての喧嘩です。④-2.も最近では、凄い群れのユリカモメが内陸部に進出し、同じように餌を巡りハシボソガラスとの喧嘩です。それよりもっと山間に近づくと、④-3.の様にオオタカの登場です。トビは雑食性で、オオタカは代表的な肉食で、競い合うことが少ないと思いますが、自分より大きなトビは目障りなのです。
⑤-1.https://blog.goo.ne.jp/akio_saga/e/c6c8cbc243b4a23421c1ff49f3fd0d0cより引用のヒヨドリ(右体長約27㌢)を威嚇するイスカ(左体長約17㌢)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49350856/picture_pc_07f9e4d6f565a262331a04d36efa22f6.jpeg?width=1200)
⑤-2.https://livedoor.blogimg.jp/k14kawa/imgs/7/e/7ee9ce6c.jpgより引用のハシボソガラス(体長約50㌢)のつがいとメスのキジ(体長約60㌢)の喧嘩
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49388108/picture_pc_0cd03d32d1ae4b3ce757d5f8291fe0f0.jpeg?width=1200)
やはり、身体の大小の違いがありますのに、その野鳥の性格上、大きなものに喧嘩を仕掛ける場合もたくさん見受けられます。⑤-1.の写真は餌台にイスカが食事をしていた時に、ヒヨドリが乱入し、蹴散らされる前にイスカが鋭いクチバシを見せて威嚇して、ヒヨドリはタジタジです。⑤-2.の写真はメスであろうが、気の荒いキジです。そのキジに向かって、ハシボソガラスのつがいでしょうか。お得意の知能の高さで、つがいで連携して、気性の荒いキジに勇敢に喧嘩を仕掛けます。
⑥-1.https://photohito.com/photo/477139/より引用のカルガモ(後側二羽体長約61㌢)とマガモ(真ん中体長約59㌢)の喧嘩
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49392562/picture_pc_4c60cc643e3167e58bf42171b5c9306d.jpeg?width=1200)
⑥-2.https://www.photo-ac.com/main/search?q=白鳥&srt=dlrank&pp=70&p=9&qt=&pt=Aより引用のコハクチョウ(右体長約120㌢)とオオバン(左体長約39㌢)の水上戦
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49410566/picture_pc_d982c280f30ec9410e600ce40b2cdb39.jpeg)
野鳥たちの喧嘩は、何も地上や空中だけではありません。最後に紹介させて頂きますのは、水上での喧嘩です。私は異種の喧嘩は見たことはありませんが、マガモが一方的にカイツブリを蹴散らしたのは見ました。⑥-1.は留鳥であるカルガモ二羽が、冬鳥として渡ってきたマガモに対して喧嘩をふっかけています。当然、自分達の縄張りですから守るものは守ります。⑥-2.は本州では留鳥か冬鳥の小さなオオバンに対して、大きな冬鳥のコハクチョウが大きさに任せて喧嘩をふっかけます。