第764回 植物に鳥名が ⑴
①https://www.google.co.jp/amp/s/satokow.exblog.jp/amp/239295834/より引用のカワセミのバラことアイスフォーゲル
以前にも植物に鳥類の名前の改定版です。さあどれだけ鳥類の名前がついた植物が存在するか。 (あ行)1.アイスフォーゲル→つるバラ。洋種アジサイの一品種。ドイツ語でカワセミのこと。 2.アオサギソウ→ミズトンボ(ラン科)の別名。3.アカザ→英名Fat Henとも呼ばれる。(「鶏」の餌にされる) 4.イヌガンソク(犬雁足)→胞子葉が「雁」の足に似る。近縁のクサソテツは別名≪ガンソク≫
5.ウグイスカグラ→鶯神楽(鶯隠れ説なども) 6.ウグイスゴケ(鶯苔)→地衣類。色が鶯のイメージ。7.
うずら豆→インゲンマメの一種。ウズラの卵の模様に似る。8.ウダイカンバ(鵜松明樺)→樹皮に油分を多く含み、雨の中でも消えない。「鵜」飼の松明(たいまつ)に使われる。
②https://www.weblio.jp/content/金雀枝より引用の金雀枝
(あ行) 9.金雀枝(えにしだ)→黄金色の花の揺れる様が、スズメが枝でさえずっているように見える。10.オオイヌノフグリ(英名"Bird’s eye"可憐な花を「鳥」の目にたとえた。11.オダマキ→学名のアキレギア"Aquilegia"はラテン語"aquila"から。曲がった距の部分が「鷲」の爪に似ているから。英名"columbine"コロンバインはラテン語のコロンバは「ハト」のこと。 12.オトギリソウ→鷹の傷を治す秘薬。13.オーニソム"Ornithogalum"→ラテン語のオルニス"ornis"鳥+ガラ"gala"牛乳
③https://matsue-hana.com/hana/kasumagusa.htmlより引用のカスマグサ
(か行) 14.カスマグサ→カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の大きさなので、カとスの間という意味。15.カナリークサヨシ(イネ科)→カナリアの餌として導入され野生化。16.カノツメソウ→タカノツメソウの『タ』が抜けた。17.カモガヤ→英名"Cock’s-foot"雄鶏の脚をこれを「鴨」(ダック)と間違えて和名となる。18.カモノハシ(イネ科)→穂が「鴨」のクチバシに似る。19.カモメヅル→葉が対生でカモメが翼を広げた姿に似る。20.
カモメラン→鴎蘭ではなく「鴨」目蘭。唇弁の小さな斑紋が鴨の胸の斑紋に似る。21.カラスウリ
中国では昔『がろう』『くろう』と呼ばれ、カラスの声に似ることから。
④https://matsue-hana.com/hana/karasuzansyou.htmlより引用のカラスザンショウ
(か行) 22.カラスザンショウ→サンショウに似るが食用に適さない。23.カラスノエンドウ→実が熟すと真っ黒になるので。24.カラスムギ→和名は人間の食用には適さないため。別名:「燕麦」(エンバク)。25.カリガネソウ→花が家紋の『結び「雁」金』に似る。26.ガンクビソウ→雁首(キセルの先端)に似る。27.カンザブロウノキ→≪カラスの愛称である勘三郎から≫という説も。28.キウイフルーツ→果実がキーウィに似る。29.キジカクシ→葉が多数茂って、キジを隠すほどになる。30.キジノオシダ→葉がキジの尾を思わせる。31.キジムシロ→葉を放射状に広げ、葉の先に花が付くので、キジが座っていた後のように見える。
⑤http://www.asahi-net.or.jp/~uu2n-mnt/yaso/dokuso/yas_dok_kusanoo.htmより引用のクサノオウ
(か行) 32.クサノオウ→属名は「燕」から。燕が雛の視力を高めるため、草の液で眼を洗うという言い伝え。英名:スワロー・ウォールト(ツバメの草) 33.クジャクシダ→葉の広がりが「孔雀」の羽を思わせる。34.グースベリー→酸味があり「ガチョウ」料理に合うから。35.クランベリー→ツルコケモモを英語でクランベリー。突き立った花穂を「鶴」の姿に見立てた。36.ケイトウ→「雄鶏」の鶏冠に似るから。37.ゲンノショウコ→学名のゲラニウムGeraniumはギリシャ語の"geranos"で、「鶴」から。実の形に由来。