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第569回 野鳥の隠れみの術

①https://www.google.co.jp/amp/s/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/7541202/より引用の隠れみの術の例(本文とは全く関係ありません)

   ①の写真はまったく本文と関係はありませんが、「隠れみの術」とも言える保護色のただ単なるタイトル画です。先日街中を歩いていましたらひょんなことから、今では珍しくもないハクセキレイの親子(父親と幼鳥)に出会いました。と言っても始めは成鳥だけで、後ろからトコトコ付いてきている幼鳥はわかりませんでした。

②http://kaze2004.fc2web.com/yatyou15.htmlより引用のヒバリ(体長約17㌢)の保護色

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    この世の中には、その生き物が自分を襲うとされる天敵から我が身を守るために「擬態」とか隠れみの術である「保護色」で天敵の眼を欺きます。何もこれは野鳥だけではなく、草食系の動物やあらゆる分野での昆虫、魚介類、はたまた植物までもが周りに隠れるかのように、我が身を守るのです。②のヒバリは農耕地に生息するため、なかなか見つけることができません。

③http://yoriyori227.blog129.fc2.com/blog-date-201404.htmlより引用のコチドリ(体長約14㌢)の保護色

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    昆虫の「擬態」や「保護色」が一番多くて、野鳥の「保護色」はあるにはありますが、こんなにすごくわからないというのは少ないと思います。③のコチドリもうつ伏せて羽を少し広げ気味に「擬態」化?や「保護色」に変幻しているようですが、人間にはよく見るとわかるはずです。これは私なりに考えてみると、野鳥は飛んで何処へでも行けるからだと思います。

④http://www.geocities.jp/kamosuzu/isohiyodori.htmlより引用のイソヒヨドリ(体長約25㌢)のメスの保護色

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   今までの二例はあまり身近な野鳥ではありませんが、④の写真のイソヒヨドリのメスの「保護色」と、冒頭に紹介した⑤の写真のハクセキレイの幼鳥は私にとっては、身近すぎるほどの身近な野鳥と言えます。何しろイソヒヨドリは人工的な物体が好きで、ビルやマンションといった鉄筋コンクリートの建物に営巣するのですから、とても海辺の磯に生息していた野鳥とは思えません。

⑤https://blogs.yahoo.co.jp/cs11228y/11139910.htmlより引用のハクセキレイ(体長約21㌢)の幼鳥の保護色

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    そしてこのハクセキレイの幼鳥もご覧のように、灰色がかった身体の色をしていますので、これが都会のコンクリートジャングルの建物や経年が立ったアスファルトの道路や駐車場には親鳥共に「保護色」となるのでしょう。この二種だけではなく、多くの野鳥のオスが派手な体色の種のほとんどがメスは地味な体色をしていて、それがまた「保護色」となっています。


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