![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58234701/rectangle_large_type_2_0d168ace94993818916eeb666e972d25.jpeg?width=1200)
第1700回 復活した野鳥
①https://dailynewsagency.com/2012/07/22/news-12-rare-photos-now-extinct-birds-ox2/より引用の絶滅した野鳥
よくネットで、絶滅してしまった鳥と検索すると、ドードーという鳥が表れます。17世紀初め、インド洋に浮かぶ島国モーリシャスを訪れたオランダ人の冒険家は、飛べない鳥ドードーを見て「奇妙でグロテスクな鳥」と表現しました。この鳥を人が食べ物として乱獲したことや入植者が持ち込んだ動物に生息地を追われた事を理由に1680年までに絶滅しました。ドードーは愛称で、オランダ語で怠け者を意味する言葉に因むといわれ、その愚かな人間の行為が絶滅に追いやりました。
②https://www.excite.co.jp/news/article/Heaaart_194560/より引用の絶滅したドードー
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58234717/picture_pc_32200382649b7e7b7be6e68c15302b8a.jpeg)
この②のドードーをはじめとしまして、これまでに絶滅した鳥を調べますと約58種に及びます。名前だけでも知っている有名なのはこの三種のドードーや二種のモア、日本ではオガサワラガビチョウと、オガサワラカラスバトにリュウキュウカラスバト、渡りをするハトで有名だったリョコウバト、飼鳥で人気のコンゴウインコやアカズキコンゴウインコなど八種の大型インコ、ハワイクイナにタヒチクイナなど九種のクイナ、最近まで生息していたミヤコショウビンなどなどいるのです。
③-1.https://www.google.co.jp/amp/s/inko.exp.jp/2020/01/17/post-10003/amp/より引用のゴクラクインコ(体長約30㌢)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58234726/picture_pc_1d046cde330463e5c0ea289cfaa74b27.jpeg?width=1200)
③-2.https://dailynewsagency.com/2012/07/22/news-12-rare-photos-now-extinct-birds-ox2/より引用のレイサンクイナ(体長約15㌢)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58234734/picture_pc_78e08637bfc65d8040789b59c12e20c6.jpeg)
インコの仲間は八種が絶滅しましたが、その一つの③-1.の写真のゴクラクインコはオーストラリアの東岸に生息していました。美しい姿が災いしたゴクラクインコ。観賞用としての乱獲などが原因。蟻塚に巣を作る習性で飼育困難で、1927年絶滅。③-2.は九種が絶滅したクイナの仲間のレイサンクイナ。ハワイ諸島のレイサン島に生息。移入されたウサギなどに植物環境を破壊され、またネズミの繁殖。環境破壊で1944年に絶滅した模様。
④-1.https://dailynewsagency.com/2012/07/22/news-12-rare-photos-now-extinct-birds-ox2/より引用のワライフクロウ(体長約40㌢)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58234744/picture_pc_10eebd5f9954de27bb6a03da8f5b2c83.jpeg)
④-2.http://www.zetumetukigushu.com/bird/piciformes/campephilus_principalis/より引用のハシジロキツツキ(体長約47〜53㌢)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58234753/picture_pc_57588874f97259db4590055f4d095821.jpeg)
ニュージーランドに数多く生息していた、高笑いに聞こえる独特の鳴き声の④-1.のワライフクロウ。人間が持ち込んだフェレットやオコジョに捕食され、ネズミに卵を食べれ、1914年に目撃されたのが最後に絶滅。アメリカのアニメのキャラクター「ウッドペッカー」のモデルとされるアメリカとキューバに生息する④-2.ハシジロキツツキ。アメリカのハシジロキツツキは森林伐採により、1945年に絶滅したとされましたが2005年に再発見。同じくキューバの同種も1970年代に絶滅したはずが、1986年に再発見された事例もあります。
⑤-1.Twitterより引用のソウゲンライチョウ(体長約43㌢)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58234761/picture_pc_0bad1dae0b21b21294f785925b307edb.jpeg)
⑤-2.https://tokyo.birdlife.org/archives/world/5531より引用のアオヒメバト(体長約20㌢)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58234777/picture_pc_a938e5d779226ea3b0eed4874fb9863b.jpeg?width=1200)
⑤-1.は求愛行動のブーミング中のオスのソウゲンライチョウです。絶滅の危機のこの鳥は、テキサス州南東部にごくわずかな数が生息します。天敵が多くオスの数が減り、オス同士のメスの奪い合いブーミングがなくなり絶滅寸前をオスを増やして逃れました。また⑤-2.のアオヒメバトは75年前に絶滅したと思われていました。ブラジルのミナスジェライス州のある場所で見つかり、その鮮やかな青い目を75年ぶりに見ることになりました。しかし見つかったのは12羽。どう保護する。