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第493回 英語の野鳥
①https://plus.amanaimages.com/items/FYI00795976より引用
私たちが住むこの日本でも古くから野鳥を絡めた古語やことわざなどがあるように、アメリカやイギリスなどの英語圏の人たちも、このような野鳥を絡めたことわざめいたものを考えたとしてもいい不思議はないという思います。さあどんな野鳥が登場するのやら。
②「鷹狩」ならずハヤブサ狩のハヤブサ
1.「鷹狩」→“falconry”メスのハヤブサを意味するfalcon由来。2.「交通規則を無視して歩く事や物事に囚われず自由に生きること」→“jaywalk”カケスがジグザグに歩くさま。3.「髪は烏の濡れ羽色」→“raven locks”レイヴン(太陽)・ロックス(髪)(女の人の真っ黒な髪を表す言葉)
③「烏の濡れ羽色」の水浴びするハシボソガラス
4.「オウム返し」→オウム“parrot”(パロット)パロットを動詞に用いて、“He paeeoted what I said.” (彼は私の言ったことを繰り返した)。5.④のように「仲睦まじい夫婦」→“lovebird ”ボタンインコの意味にも≒「仲睦まじいカップル」→ア・ペア・オブ・タートルダブ(のつがい)。 6.「直線距離にして」→“as the crow flies”直訳すると「カラス」が飛ぶように。
④仲睦まじいメジロのつがい
7.「目先の利益にとらわれて将来の利益を逃す」→“kill the goose that the golden egg(s)”直訳すると 金の卵を産むガチョウを殺す。≒「計画の邪魔をする」→“cook sb’s goose”直訳すると人のガチョウを料理する。8.「無駄な追求」→“a wild-goose chase”直訳すると雁の追跡。
⑤http://shining-stars.sakura.ne.jp/sakana/gallery/undine/ave/0614/magamo.htmlより引用の水中の餌をとるマガモ
9「屈め」→“Duck!”『頭を水中に沈める』という動詞から『アヒル』10.「ひどく気違いじみて」→アビが危険を逃れる際に出す奇妙な声と動作から“loony”で俗に気違い“loony tune”馬鹿騒ぎ。11.「恥を忍んで間違いを認める」→“eat crow”直訳すると「カラス」を食う。12.「私は小食です」→“eat like a bird”直訳すると『私は小鳥のように食べる』