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第2110回 カラスの賢さ

①https://www.shutterstock.com/ja/search/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9より引用の賢いカラス(写真はハシブトガラス)

   前回に「賢い鳥」とはということで投稿致しまして、登場致しました鳥は「物知り博士」のフクロウに魚をパンを餌にして誘き寄せて狩るミサゴや、水辺の仲間であるカワウの潜水して魚を狩る時に採り損ねた魚のおこぼれ頂戴をしますサギの仲間、餌を採りたいがために、その時に覚えた行動を今度は余裕の遊びに変えてしまうミヤマオウム、そしてなんと言っても、私たちに一番身近な日本の二種のカラスと、世界に約40種いると言われる器用なカラス。それぞれの賢いとされる鳥にはその容姿をかわれて「物知り博士」とされたフクロウを除き、殆どの『賢い』と冠が付く鳥たちの共通点は生きるが為にどうやって餌となります獲物や好物を効率よく獲得するかが賢い鳥です。

②https://senninkyo.com/blog/tenchijin/?p=12112より引用の車道に胡桃を置いて車に轢かせて硬い殻を割り中身を食べるカラス(写真はハシボソガラス)

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   やっぱり、なんと言っても、知能指数が高いのはカラスだと思います。いまや、猫や犬よりかしこくて、イルカやチンパンジーに次ぐ頭の良さは、昔からずっと言われてきたと思います。頭の良さの中には、人の言葉を覚えて真似をする飼鳥のインコやオウムが対象に出されますが、カラスも人の手によって飼育されましたら、言葉を真似することは多々あります。しかしそれも、それをすることにご褒美の好物の餌が与えられるからです。野生ではその餌を捕獲出来ないことには生きてはいけません。よくカラスの頭の良さで、出てきますのは、②の写真のように、カラスが大好きな胡桃の硬い殻の中にある美味しい実を食べる為に、車道にわざと胡桃を置き、車に轢かせて、硬い殻を破り、中の実を易々と食べれることも、カラスの頭の良さですし、硬い殻の二枚貝を宙から地面に落として貝殻を割って美味しい身だけを食べれます。またニューカレドニアには適した小枝をクチバシに咥え、木の穴に潜む甲虫の幼虫等を外へ運びだすという、道具を使えるカラスもいます。

③-1.https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/yoiner/entry-12030506663.htmlより引用の電線にぶら下がるカラス(写真はミヤマガラス)

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③-2.https://www.google.co.jp/amp/s/yukawanet.com/archives/5330674.html/ampより引用の屋根に積もった雪でスノボするカラス(種別不明)

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③-3.https://www.google.co.jp/amp/s/yukawanet.com/archives/5330674.html/ampより引用のサッカーボールで遊びカラス(YouTubeで視聴可能、写真はハシブトガラス)

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   生きる為の食べものを頭を使い獲得して、空腹だったお腹を満たしましたあとは、休憩として身体を休めた後は、動きやすくするために人間でも余興に講じます。頭にも栄養を含んだ血液が巡り、頭の良いカラスは、今まで人間がしていた遊びを思い出すようです。面白そうだいと見て面白かったことを学習して、みんなで実践もするのです。そんな中でも③-1.の写真の電線を利用したぶら下がり、また写真にはないですが、柳のしなった枝にぶら下がってブランコみたいに揺れてみたり、③-2.の写真のように、冬の雪が降り民家の屋根に積もった雪を利用してのスノボ遊び。③の写真では公園で、子供たちが忘れていったサッカーボールを拝借してのサッカーの真似事と、カラスたちが見ても楽しそうな人間の遊びを学習し、実践に持ちこみます。人の子供でいうと6〜8歳の年齢。

④-1.https://www.google.co.jp/amp/s/yukawanet.com/archives/5330674.html/ampより引用の公園の水道蛇口を捻り水を飲むカラス(YouTubeで視聴可能、写真はハシブトガラス)

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④-2.https://71757238.at.webry.info/202008/article_5.htmlより引用のこんな横付きの蛇口からまも捻って水を飲むカラス(写真はハシブトガラス)

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   このように公園などで頭を使い遊んだカラスたちは、運動したおかげで喉が乾き、水が欲しくなります。そこでカラスも人間と同じく、新しく流れ出る綺麗な水が飲みたいのは、カラス以外の犬や猫でも同じことだと思います。しかし、犬や猫には人が公園の水飲み場で蛇口を捻って水を出して飲んでいるのは見ていても、カラスみたいに学習能力がない為、人に頼りっきりです。人が気付いていなければ水は飲めません。しかしカラスは蛇口をクチバシで捻り、④-1.の状態であろうが、④-2.であろうとも、学習によって人なら手を使い蛇口を捻るのを、カラスはクチバシで捻ります。

⑤-1.https://www.tettyagi.com/entry/2015/01/02/211036より引用の針金ハンガーを使った丈夫なカラスの営巣(YouTubeで視聴可能、写真はハシボソガラス)

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⑤-2.https://sapporo-wbsj.org/archives/12254より引用のいじめらた人の顔を覚えていて仕返しをするカラス(種別不明)

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⑤-3.https://www.tettyagi.com/entry/2015/01/02/211036より引用のボヤを起こしたカラス

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⑤-4.https://www.hobbysworld.com/item/20114340/?mode=pcより引用の賢いカラスが絡む色んな記事 

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   生きる為の餌を獲得するために、学習するほか、カラスには色んなところで、見て学習するというより、これをこうするとこうなると予想して行動する賢さもあると思います。例えば⑤-1.の写真は今までのカラスの営巣は、木の枝を寄り集めて作られていたものですのに、ちょっとやそっとでは折れない丈夫な針金ハンガーを所々に使って補強を施していまして、また仮に⑤-2.の写真のように自分を虐めたり、家族がそんな目に遭わされた人間の顔を数年間は覚えていまして、その人間が近づいてきますと、以前のような目に遭わないように、反対に防衛を仕掛けているのです。これらは見て学習する賢さより、防衛能力が優れている故のカラスなりの賢い行動です。また、⑤-3.の寺社の告知版は、カラスが蝋燭の火を使い放火したみたいに思える文章です。しかしこの場合、カラスはそこまで考えてはいなくて、ただ自分の好物の油脂の固まりの蝋燭を食べるために持ち去り、その際に蝋燭に火が灯っており、都合悪いことにその火が木の枝などに燃え移っただけのことです。また⑤-4.の新聞記事で「カラスの置き石」についてです。一歩間違えましたら、電車は脱線し大惨事です。しかしこれもそんなことを、思って置いた訳ではなく、たまたま貯食しようしていた餌を確保のために埋めた所が線路上と言う事もあり、隠す為に乗っけた石を置いたのが、線路上という事もあり、カラスも予想出来ない事があります。

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