第638回 野鳥の立寄り食堂(山野 -た〜な行-編)
①https://www.pinterest.jp/pin/533746993335546790/?amp_client_id=amp-am6AsGw82x9y-YxYXoonFQ&mweb_unauth_id=fb228b09696c3ec532bf481a5d500d77より引用のイラスト
②http://www.tamaky.com/mt/archives/2009/09/post_1339.htmlより引用のタラの木の芽を食べるヒヨドリ
新春になると、この②の写真のタラの木の芽の新芽を「たらのめ(楤芽)」「タランボ」などと呼び、新芽として食用で、テンプラ等に調理されます。「タラ(楤、桵)」と呼ばれることもあります。メジロ、アトリ、ツグミ類、ヒヨドリが集まります。タブノキにはオナガ、ツグミ類、ヒヨドリ、ムクドリ。ツリバナはコガラ、ヒヨドリ。トウネズミモチはヒヨドリ、オナガ、カラス類、キジバト、ツグミ、ムクドリ。トベラはヒヨドリ。色んなどんぐりはオシドリ、カケス。
③https://www.google.co.jp/amp/s/plaza.rakuten.co.jp/waniwani1968/diary/201901300000-amp/より引用のツバキの蜜を吸うメジロ
ツバキも有名な樹木でありますが、私が知る限りでは、春に蜜を求めてメジロやヒヨドリがやってくるのかと思いきや、あのツバキ油になる実を食べるがいるといいます。カラスバトが食べるみたいです。タラヨウはヒヨドリ、カラス類、ムクドリ。トウネズミモチはヒヨドリ、オナガ、カラス類、キジバト、ツグミ、ムクドリ。ナギナタコウジュとネジキはウソを呼び、ナツグミはオナガ、ムクドリ、ヒヨドリ。ヌルデはアトリ類、キジ類、ツグミ類。ネズミモチはヒヨドリ。ノイバラはアトリ類、キジ類、レンジャク類です。
④http://morieikou.cocolog-nifty.com/birdcarving/2015/12/post-37f5.htmlより引用のツルウメモドキの実を食べるルリビタキ
④の写真のルリビタキが赤い実を咥えていると何か綺麗な人工的なものに思えてなりません。このツルウメモドキもウソ、オナガ、キジ、コジュケイ、ツグミ類、ヒタキ類、ヒヨドリ、レンジャク類と多くの野鳥を呼びます。ナナカマドもアトリ類、ギンザンマシコ、ツグミ類、ヒヨドリ、ムクドリ。この和名は「大変燃えにくく、七度カマドに入れても燃えない」ということから付けられたようです。ナンキンハゼはアトリ類、ギンザンマシコ、ツグミ類、ヒヨドリ、ムクドリです。
⑤http://iso96z.blog.shinobi.jp/野鳥たち/ストックハゼの実を食べる小鳥たちより引用のナツハゼの実を食べるツグミ
⑤の写真のナツハゼはキジ、コジュケイ、ツグミ類が集まります。ナンテンはのど飴としても有名ですが。その名の由来は「難転」即ち「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされました。ヒヨドリ、オナガ、コジュケイ、ジョウビタキ、ツグミが集まります。ニシキギにもキジバト、シジュウカラ類、ジョウビタキ、ツグミ類、ヒヨドリ、メジロ。ニワトコはイイジマムシクイ、ウグイス、ツグミ類、ムクドリ。またの名前を「接骨木」といい接骨時の湿布にしたらしい。
⑥http://www.forest-akita.jp/data/bird/41-hiyodori/hiyodori.htmlより引用ノブドウの実を食べるヒヨドリ
ノブドウもヘビイチゴ同様に私たちが子供の頃にはそれとなく道端なんかになっていて、それをカキ同様に口の中に押し込んで、酸っぱいやら甘いだとか言っていたのを思い出します。やはりこんな果実系のものには野鳥たちもどんどん集まってくるようにも思います。それが証拠にアトリ類、オナガ、キジ、コジュケイ、ツグミ類、ヒヨドリ、メジロと多くの野鳥が集まります。ノイバラにはアトリ類、キジ類、レンジャク類がやってきます。