![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83604047/rectangle_large_type_2_194ba2cf0cbeb05460f574434e624950.png?width=1200)
第2152回 色んな鳥の比較
①https://biz.trans-suite.jp/19693より引用の大なり小なりのイラスト
①のタイトルイラストは「大なり小なり」のイラスト画像です。この単語を鳥の仲間に当てはめることになりますと、⑴ 一番大きな鳥(体長及び体重) ⑵ 一番大きな開帳翼の鳥 ⑶ 一番小さな鳥(体長及び体重、開帳翼) ⑷ 一番最速飛行の鳥 ⑸ 一番飛行速度が遅い鳥 ⑹ 一番最速走行の鳥 ⑺ 一番潜水が凄い鳥などなどを調べてみます。⑻ 一番長距離の渡りをする鳥 ⑼ 一番クチバシの大きな鳥 ⑽ 一番尾羽が長い鳥 (11) 一番尾羽が短い鳥 (12) 一番長寿命な鳥 (13) 一番世界で生息数の多い鳥 (14) 一番世界で生息数の少ない鳥
②-1.https://www.google.co.jp/amp/s/fundo.jp/263438%3famp=1より引用の鳥類最大級のダチョウ(最大級のオス体高230㌢、体重135㌕)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83604250/picture_pc_995402a428ca3b244aa23d8c3490c220.jpeg?width=1200)
②-2.https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20111208/293066/?ST=m_column&P=3より引用のワタリアホウドリ(体長約120㌢に対して最大開翼長約363㌢)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83604881/picture_pc_5d9416816f9db149fc6d548ea476b23f.jpeg)
②-3.https://www.google.co.jp/amp/s/fundo.jp/275907%3famp=1より引用の世界最小の鳥マメハチドリ(体長約5㌢、体重約2㌘)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83605313/picture_pc_b02b105f746b6747b6991aaee59381a6.jpeg?width=1200)
一番大きな鳥ということになりましたら、もうどんな方でも②-1.の写真のダチョウを思い浮かべることだと思います。ダチョウは雌雄ではオスがメスよりも大きく、最大級は230㌢の体高を誇り、体重も135㌕と、飛ぶことが出来ない鳥のための身長と体重だと思います。また鳥の大きさには、飛ぶための羽ばたく翼を広げてどのくらい大きいのかが争点になります。その意味では、②-3.の写真をご覧になられましたら、どなたもワタリアホウドリの翼が長いことがわかります。この鳥は体長約120㌢に対して、最大開帳翼は約363㌢にもたっしますこの長い翼を利用しまして、ダイナミックソアリングという飛行方法で、休まず日本から南極町での約15,000㌖を飛ぶことができます。そんなダチョウやアホウドリの大きさと反比例するかのように最小、最軽量の鳥もいるわけです。②-3.のマメハチドリは小さなハチドリの仲間でも、特に小さな身体です。わずか体長約5㌢、体重約2㌘と、なんと一円玉二枚分の重さしかありません。人が蜂と見間違えるくらいの大きさです。
③-1.https://www.birdfan.net/2019/05/31/71033/より引用のハヤブサ(体長約42〜49㌢)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83641306/picture_pc_e31e8af5901e3666802ace43eed17022.jpeg)
③-2.https://ebird.org/species/amewoo?siteLanguage=jaより引用のアメリカヤマシギ(体長約25〜31㌢)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83641355/picture_pc_f515d6b449ed383c6f4c788d7d284ecd.jpeg?width=1200)
③-2.https://peach34.com/pengin_skill/より引用のコウテイペンギン(体長約120㌢)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83641424/picture_pc_1d228d4f54ae995093eb71df2d6ce5c9.jpeg)
鳥の「大なり小なり」を考えていきますと、やはり鳥らしいこととなりますと羽ばたいて「飛行」することに関することだと思います。その一番は飛行速度だと思います。ほとんどの方が「最速」の鳥はと尋ねますと、③-1.の写真のハヤブサと答えると思います。急降下による最高速度は約390㌖に達すると言われます。また最高水平飛行速度は、ハリオアマツバメが時速169㌖で、ハヤブサと共にギネス記録となっています。最速がいるなら最も飛行速度が遅い鳥もこの世の中には存在致します。③-2.の写真のアメリカヤマシギはそのぽっちゃりした体型からして、地上でもゆっくり歩きますが、飛行速度はわずか最低速度約8㌖です。何も鳥が羽ばたきますのは、大空だけてはありません。水中を羽ばたく鳥の仲間で最速を誇りますのは18種類いますペンギンの仲間では一番体長約120㌢で、まさに「人鳥」の由来通りの③-3.の写真はのコウテイペンギンです。普通に泳ぐときは、時速7.5㌖くらいですが、その深度は通常でも約30㍍、最高深度は記録に残りますのは628㍍です。飛べない走行類の②-1.の写真のダチョウは長くて頑丈な脚を活かして最高走行速度約70㌖です。
④-1a.https://www.birdfan.net/2010/08/06/5732/より引用のキョクアジサシ(体長約39㌢)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83642904/picture_pc_1ae93d70ac942745bd5de5aaff786d8a.jpeg)
④-1b.https://www.birdfan.net/2015/07/24/36516/より引用のハシボソミズナギドリ(体長約42㌢)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83642972/picture_pc_28dbf52da8d428d04cc251884da5dd57.jpeg)
④-2a.https://arkpet.ocnk.net/product/2685より引用のモモイロペリカン(体長約160㌢)
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83643125/picture_pc_1b552e97f6d717a015841a18ec23ae33.jpeg)
④-2b.https://sekainotori.com/3817.htmlより引用のオニオオハシ(体長約60㌢)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83643081/picture_pc_736fab7603159ee29d366fe4ef5798b9.jpeg)
④-3a.https://tosakei.jimdofree.com/%より引用のオナガドリ(体長約60㌢に対して最長尾羽約1300㌢)
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83649079/picture_pc_830decae1a4af2fead753f1e1e87c0af.jpeg)
④-3b.https://www.birdfan.net/2018/05/18/62415/より引用のオスのサンコウチョウ(体長約45㌢に対し、尾羽は約33㌢)
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83649460/picture_pc_fbb51dcae6c2078b9a64075ec08647b5.jpeg)
④-4a.https://www.birdfan.net/2015/10/30/38166/より引用のヤイロチョウ(体長約18㌢に対して尾羽の長さの記録はないがかなり短い)
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83649728/picture_pc_056b8ada69220cd909a20629069d4f12.jpeg)
④-4b.https://www.birdfan.net/2016/10/14/46780/より引用のカイツブリ(体長約26㌢に対して尾羽は殆どない)
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83649814/picture_pc_8399524acb0db8005f79a6443edd4d84.jpeg)
人間は今や、科学の力を利用して、遠い国から国への移動も飛行機でひとっ飛びすることができ、近年にはロケットを使って、宇宙にまで飛び出しています。そんな人間の科学の力である乗り物なんかに頼らずに、鳥は身体ひとつで遠距離も移動致します。そんな中で、最も長距離の渡りをする鳥のひとつとして知られる④-1a.の写真のキョクアジサシは、一年のうちに地球の北極圏と南極圏の間を往き来することが出来、④-1b.の写真のハシボソミズナギドリとともに、この二種の鳥の渡りの距離は往復32,000㌖にも及ぶことになります。一年間の距離が91,000kmも及ぶこともあります。大なり小なりで、キョクアジサシなんかは渡りの距離の長い短いですが、こんな比較もあります。それは、クチバシの大なり小なりで鳥の身体の一部分です。④-2a.のモモイロペリカンは体長は約160㌢もあり、またそのクチバシの大きさは長さが約45㌢もあります。大きな鳥ほどクチバシも大きいのですが、身体の割にクチバシの割合が大きいのは④-2b.のオニオオハシです。体長約60㌢に対して、クチバシは約20㌢もあります。身体の三分の一がクチバシです。同じように、④-3a.の写真のオナガドリは鶏同様に人によって改造されました鳥です。長い尾羽で約13㍍にも達するようです。野生の鳥で尾羽が長いことが有名な鳥は、エナガ、オナガ、カササギと、卓越して長いのは、④-3b.のサンコウチョウだと思います。オスの体長約45㌢に対して、尾羽の長さは約33㌢です。おおよそ実の体長から三倍の長さの尾羽ということになります。その反対に尾羽が短い鳥となりますと、フィンチの仲間に多く、イカルやシメ、カワラヒワなどがいますが、目立って短いのは④-4a.の写真のヤイロチョウと、④-4b.の写真の水鳥のカイツブリが短いです。長さの発表はないです。
⑤-1.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%A0より引用のヤシオウム(体長約55〜60㌢)
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83663716/picture_pc_28ff90c0b8370054aa56cc846bf746b2.jpeg)
⑤-1b.https://www.birdfan.net/2015/09/11/37363/より引用のソデグロヅル(体長約135㌢)
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83663817/picture_pc_40e133ef52712235588fb99a33d8ca1e.jpeg)
⑤-2.https://www.istockphoto.com/jp/search/2/image?より引用のコウヨウチョウ(体長約13㌢)の群れ
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83667768/picture_pc_8a3c2c468553a63e09544c6d56e5a48e.jpeg)
⑤-3.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9より引用のハワイガラス(体長約46㌢)
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83670649/picture_pc_110160f60b8f7872b6f020feeac5f4e9.jpeg)
一般に大型の鳥は長寿のようである。 例えばオウム類、フクロウ類、ツル類、タカ類、カモメ類の寿命で30年を超えるデーターがあり、 個々では、いずれも飼育下ですが、長寿一位は⑤-1a.の写真のヤシオウムの90年、二位は④-2a.の写真のモモイロペリカンとワシミミズクの68年、四位はソデグロヅルの61年。短寿命に関しては小さな鳥ほど平均寿命が短く、スズメが分布地よる違いがあり、平均1.3〜3年、ミソサザイもそのくらいだといいます。また、スズメとよく似た⑤-2.の写真のコウヨウチョウは世界中に約15億羽していて、最多生活数の鳥です。反対に生息が少な過ぎて、絶滅危惧種に指定されていますのは、⑤-3.の写真の知能の高いハワイガラスです。ハワイ島ではかつて普通に見られましたが2002年までに生息地の喪失、迫害、そして島への鳥マラリアなどの要因があり、現在飼育下に置き放鳥を試みされました。