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第1740回 皇居の野鳥 ⑵

※https://garden-guide.jp/spot.php?i=imperial-palaceより引用の皇居東御苑

   ③水辺の野鳥

(11)http://blog.livedoor.jp/walkingbirder/archives/7291379.htmlより引用のカワセミ(体長約17㌢)

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   宝石のカワセミは二の丸池、白鳥濠、大手濠、桔梗濠など。東御苑では主に水辺で見られ、ホバリングやダイビングして小魚を採餌する行動が観察できます。水浴びをしていることもあります。双眼鏡があれば、詳細に観察することができます。

(12)https://blog.goo.ne.jp/tek-tek930/e/80c56b3b7694024d0bab460da14b65c4より引用のカイツブリ(体長約26㌢)

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(13)https://blog.goo.ne.jp/yocchi-bird/e/6d0e3a3a99d59fb9174c059a723169beより引用のカワウ(体長約81㌢)

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(14)https://www.google.co.jp/amp/s/mainichi.jp/articles/20190513/k00/00m/040/233000c.ampより引用のコブハクチョウ(体長約142㌢)

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   コブハクチョウは皇居周辺の白鳥濠、周辺の各濠にいます。1953年(昭和28年)に放鳥されてから半世紀以上経ち、皇居外苑の風物詩となっているコブハクチョウは、現在オス、メス合わせ五羽います。皇居を訪ねる際には何羽かが出迎えます。

(15)http://www.linkclub.or.jp/~makoto-f/Place/Koukyo/02/Aosagi.htmlより引用のアオサギ(体長約93㌢)

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   白鳥濠は周辺の各濠にいます。皇居周辺では繁殖していませんが、各濠で休息している姿が観察できます。特に濠の上に張り出した枝や板の上で休息していることが多いです。水際で魚などを採餌する姿も観察できます。水面を長く見つめます。

(16)https://yutanty.hateblo.jp/entry/2019/10/04/180740より引用のダイサギ(体長約89㌢)

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(17)https://blog.goo.ne.jp/rocky63/e/f6901680b4347ec8d2958e8879d9ac39より引用のコサギ(体長約61㌢)

   (15)のダイサギの居場所は周辺の各濠です。皇居周辺では繁殖していませんが、主に大手濠、平川濠において、採餌行動を観察できます。また(16)のコサギは、二の丸池周辺の各濠にいます。皇居周辺では繁殖していませんが、東御苑では各濠や石垣の隙間などで小魚の採餌行動が観察できます。

(18)https://zoopicker.com/field_notes/15515より引用のカルガモ(体長約61㌢)

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   場所は白鳥濠、天神濠、周辺の各濠です。東御苑では、濠で採餌や休息をしている姿が観察できます。時にはドラミングを観察できることもあります。大手濠に隣接する三井物産ビルの池では、毎年カルガモが繁殖し、警察も出動し子連れで大手濠に引越しするのが季節の風物詩になってます。

   ④夏鳥の飛来

(19)https://www.kunaicho.go.jp/event/yacho/tsubame.htmlより引用のツバメ(体長約17㌢)

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   東御苑内全域に観察できます。東御苑では、春季に二の丸池等で巣材の泥を集める姿を観察することがあります。夏季は御苑の上空で飛翔しながら採餌行動をとっている姿がよく見られます。皇居の中には民家がありませんので営巣はないです。

(20)https://www.google.co.jp/amp/s/itohnori2.exblog.jp/amp/23131198/より引用のつがいのキビタキ(左がメス、右がオス共に体長約14㌢)

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   二の丸雑木林、新雑木林、野草の島、富士見多聞、桜の島など。東御苑では春秋の渡りの時期に稀に観察できます。雄の夏羽は鮮やかな黄色い羽をしています。樹林内で採餌行動が観察できます。林縁付近やツツジ等の茂み内で見られます。

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