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第2154回 実際に鳥とは

①https://sumical.com/bat/tubasa/より引用の鳥のように羽ばたいて空を飛ぶコウモリ

   鳥という生き物が、他の人間を始めと致します哺乳類や、ヘビやトカゲ、カメなどの爬虫類、カエルやイモリなどの両生類、魚、海老、蟹、貝などの魚介類と決定的に違うところは、羽ばたいて、空を自由に飛べるということです。身近なところでは、スズメやハト、カラス、春先に生まれ故郷に帰ってきます夏鳥のツバメや「ホー、ホケキョ」と春を告げるウグイスなどなどと、鳥の仲間はほとんどが飛べるのです。しかし、①のタイトル写真のコウモリは鳥のように、羽ばたいて空を飛ぶ事が出来ますが、翼がない飛ぶ哺乳類です。

②https://sachianimal.com/penguin-syurui/より引用の「人鳥」と漢字表記されるペンギン

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   もし、飛ぶことが出来るだけなら、①の写真のように本来なら哺乳類の仲間のコウモリも、鳥の仲間ということになってしまいますが、そうならないのは翼がないからです。コウモリの飛び方は翼にあたるのが、皮膜と呼ばれているものですが、その皮膜で羽ばたいて空気の流れを作ることで自由に飛ぶことができます。しかし鳥の仲間にはダチョウヤンバルクイナのようにまったく飛ぶことが出来ない鳥もいるのです。②の写真のペンギンの漢字表記は「人鳥」で人のような容姿の鳥ということです。その上海中で羽ばたいています。

③http://www.zakkakirara.com/smartphone/detail.html?id=000000001419より引用の鳥のように一羽二羽と数えられるウサギ

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   今ではこの③の写真のウサギの数え方を、小学校の授業では「一羽、二羽」でも「一匹、二匹でも良いということです。私たちの頃にはウサギは「一羽、二羽」でなければなりませんでした。なぜ哺乳類のウサギが鳥の数え方の「一羽、二羽」なんでしょう。色んな考え方があり、哺乳類でもウサギの耳は大きくて、まるで鳥の羽のようだからとか、仏教では動物は不浄とし、四つ足の動物を食べることを禁じました。しかしウサギは二本脚で立つことが多く、二本脚の生き物の代表的な存在が鳥であり、その仲間にウサギを据え置くことにすれば、ウサギは鳥でもあり食せたのです。

④https://world-note.com/platypus-egg-reasons/より引用の鳥のようにクチバシや水掻きもある卵を産むカモノハシ

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    ウサギは人が食さないように禁じただけで、実際にはいくら翼のような大きな耳だと言っても、羽ばたいて、空を飛びことなんて出来るわけがなく、増してやいくら二本脚で立つことが多いとはいえ、本当には四本脚の哺乳類なのです。また鳥には飛ぶことが出来なくても、ダチョウやキウイのように列記とした鳥はいます。また鳥の仲間には水中を潜ることも出来るのです。そんな飛べないけど、水中に潜って採餌する生き物が存在し、その上に鳥の様なクチバシを持ち、潜水するために、足には水掻きを持つ④の写真のカモノハシも鳥の条件を備えていますが、鳥ではありません。

⑤https://waoblog.exblog.jp/31781042/より引用のミミズクの頭に二つある耳と思われるのは羽角

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⑤-2.https://kakegawakachouen.hamazo.tv/index_archives.php?blog_id=kakegawakachouen&entry_id=7480394&cp=2&guid=onより引用のミミズクの羽毛に隠れた耳

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   それでは、③の項で紹介致しましたウサギはその耳の大きさで、実は哺乳類なのに、また二本脚で立つことが多かったので、鳥の仲間とされました。そんな耳が大きくて、鳥に扱われるのではないにしろ、⑤-1.の写真のフクロウの仲間でありますミミズクにはの頭の左右上部にピンと反り上がっています『耳』のようなものが、二つあります。しかし、ミミズクはこの耳では何も聴こえません。実はこの左右の頭に二つ付いています耳のようなものは耳ではなく「羽角」という羽なのです。本当のミミズクの耳は羽毛に隠れてしまっていますが、⑤-2.の写真のような耳が付いてます。

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