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第1163回 鳥の近種
①https://petheim.net/toucan/より引用のキョロちゃんことオオハシ(体長約30〜60㌢)
前回は「鳥とは」と言う題目で鳥にしかない身体の構造とか、鳥にしかできない行為とかを紹介しました。その延長線で私たちの身近な野鳥の近種や近縁が浮かび上がってきました。ハシブトガラスの近種が、ニューギニアのアオムネカラスフウチョウがそれに当たります。またキツツキ(②はアカゲラ)の仲間たちは、全くクチバシの形や構造が違う①の写真のオオハシだったとは驚きです。オオセッカは今まででは当たり前のようにセッカの仲間だったのが、センニュウの仲間に変更です。
②アカゲラ(体長約24㌢)
同じくキツツキの仲間のアオゲラはやはりキツツキのヤマゲラから分化しました。遠く離れたヨーロッパアオゲラに近縁のようです。ツグミの仲間のアカコッコはやはりツグミの仲間のアカハラから種分化しました。下尾筒の模様、下雨覆の色彩などからアカハラに近縁で比較的新しい種という説があります。ムナグロアカハラに近く、遺存種とする説があります。そのアカハラはやはりツグミの仲間のシロハラ、マミチャジナイとは3%以内の相違で、ツグミ、クロツグミと6%以上の相違。
③カイツブリの親子(体長約26㌢)
ツグミの仲間の近縁禁酒は非常に姿形が似ています。しかしキツツキ全体としての近縁がオオハシ となると非常に姿形は全く違います。そのキツツキの一部のアオゲラ個種となるとヤマゲラという近縁です。しかし③の写真のカイツブリや同じカンムリカイツブリやクビナガカイツブリは近縁がありません。全てのカイツブリの仲間としてのカイツブリの近縁としては④の写真のフラミンゴの全ての仲間と言うことになります。言葉で説明されても、なぜその近縁としての繋がりは謎です。
④フラミンゴ(体長約130〜140㌢)
アホウドリはガラパゴスアホウドリが最も近縁で
イカルチドリはハジロコチドリに最も近い。同種とみなされることもあります。さえずりの上手いイワヒバリ科はヒタキ科に近縁ですが以前はホオジロ科に近縁とされていました。ウはペリカン目に分類されていましたが、最近の分類ではカツオドリ目です。カラス科はフウチョウ科のニワシドリ類、ゴクラクチョウ類に近縁となり、オーストラリア地域に多く、カラスの誕生もこの地域の特定かとも。カワガラス科はミソサザイ科に近いとされるが、ツグミ科に近縁とする説もあります。
⑤カッコウ(体長約35㌢)
やはり、近縁と言うことは、キアオジはシラガホオジロと雑種を生じています。極めて近縁の間柄と考えられます。キアシシギはメリケンキアシシギと同種とする見解もあるほどの近縁種です。キツツキ目はブッポウソウ目と繋がり、キョウジョシギはチドリ属に近いとされましたが、ハマシギ属に近縁とする説も。コアホウドリ、クロアシアホウドリと近縁。コマドリはアカヒゲとはDNAで5%程度の違い。シーボルトも間違いました。
⑥クイナ(手前側体長約29㌢)とヒクイナ(奥側体長約23㌢)
ペンギンはミズナギドリ目と共通の祖先から水中生活に適応して進化しました。DNA分析ではミズナギドリやアビに近く、DNA-DNA交雑法分類体系ではペンギン目→コウノトリ目ペンギン科みたいです。アビと共通の祖先を持ちます。凄いと私が思うのは二つあり、托卵する⑤のホトトギスなどのカッコウ目はなんとツル目(写真はクイナ、ヒクイナ)に近縁と言います。そして日本にはいませんがハチドリは、遺伝子分析ではフクロウ以外の夜行性のヨタカから進化したと言われています。