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第1651回 架空の鳥 ⑵

(12)https://blog.goo.ne.jp/myougenji/e/7e682d511de537480db9d6686d968a6cより引用の共命鳥

   共命鳥(ぐみちょう)は命命鳥(みょうみょうちょう)ともいわれ、人面禽形(にんめんきんぎょう)といって顔は人の顔で、身体は鳥の姿をとっています。身体が一つで、頭が二つに分かれた鳥です。まさに名前の通り「命を共にする鳥」で、美しい声を出すという鳥です。極楽浄土に住みます。

(13)http://prometheusblog.net/2017/08/20/post-5793/より引用の禺彊

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   禺彊(ぐうきょう、禺強、禺京とも)は、中国神話における北の海と風の神で、黄帝の子孫とされています。 「山海経」には鳥の体、人間の顔を持ち、人面鳥身で耳に二匹の蛇をつけ、足で黄色い蛇を踏みつけ、羽ばたくと物凄い風が起こります。その風には病毒が含まれ、その風に当ると病気になり死に至ると言います。妖怪か神なのか。

(14)https://rakushisha.ocnk.net/phone/product/1047より引用の金翅鳥

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   金翅鳥(こんじちょう)はインド神話に登場する神鳥、ガルダの別名。 仏教では迦楼羅(かるら)やスパルナとも呼ばれ、仏を背負い三世、宇宙、世界を飛びます。羽は金色、翼を広げると三百六十万里。龍を食べます。天狗の原型ともいわれます。

(15)https://harrypotter.fandom.com/ja/wiki/サンダーバードより引用のサンダーバード

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   サンダーバード は、カナダ西海岸部やアメリカに先住するインディアン部族の間に伝わる神鳥。 伝説の鳥で、雷や稲妻を起こすとされる巨鳥。姿は大きな鷲で、羽の色は雷のようであり、大きさは5m弱。雷の精霊で自由自在に雷を落とす事ができ、獲物も雷で仕留めます。複数の部族の神話に話立り存在していますが、雷と関連する巨鳥であるという共通点以外のは部族ごとに異なります。

(16)https://ja.m.wikipedia.org/wiki/シームルグより引用のシモルグ

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   無限の距離を一瞬に飛ぶことができ、大型でたくさんの山の生物を食べ尽くして、頭が良く、人の言葉で哲学者のように議論するというシモルグはシームルグまたはスィームルグ、スィーモルグ、シムルグ。イラン神話に登場する神秘的な鳥です。サムルグなどともいわれます。シームルグの体は象さえ運べるほど巨大で、鳥の王であり、ゆえに餌として得たものは自身が満腹になると残りは他の動物が食べれる様に、与えるといいます。

(17)https://prcm.jp/list/朱雀%20鳥より引用の朱雀(中国)

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   朱雀(すざく、すじゃく、しゅじゃく、拼音:チューチュエ)は中国の南を守る神鳥。鳳凰と同一という説もあります。朱雀とは、中国の伝説上の神獣(神鳥)で、四神(四獣・四象)・五獣の一つ。福建省では赤虎(せきこ)に置き換わっていわれます。

(18)https://commons.m.wikimedia.org/wiki/File:Wakan_Sansai_Zue_-_Seidaku.jpgより引用の青鸐

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   中国の青鸐(せいだく)は瑞鳥(ずいちょう)ともいい、顔は人、羽が八枚、足が一本。毛色は雉(キジ)です。鳴き声は釣鐘のようでもあり、また凛の様でも、雅楽の縦笛の笙にも似ているといいます。

(19)http://mementmori-art.com/archives/33002473.htmlより引用のセイレーン

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   セイレーンは美しい女の顔を持ち、ギリシア神話に登場する海の怪物です。上半身が人間の女性で下半身は鳥の姿とされますが、後世には魚の姿をしているとされました。海の航路上の岩礁から美しい歌声で航行中の人を惑わし、遭難や難破に遭わせます。歌声に魅惑された挙句、セイレーンに喰い殺された船人たちの骨は、島に山をなしたといいます。そのはずです。サタンに仕えます。

(20)https://dic.pixiv.net/a/鴆より引用の鴆(ちん)

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   鴆(ちん)は中国の毒鳥で、毒蛇を食べます。中国の古文献に記述が現れている猛毒を持った鳥。 大きさは鷲ぐらいで緑色の羽毛、そして銅に似た色のクチバシを持ち、毒蛇を常食としているためその体内に猛毒を持っており、耕地の上を飛べば作物は全て枯死します。石の下に隠れた蛇を捕るのに、糞をかけると石が砕けたという記述もあり、この鳥の羽から採った毒を暗殺に用いました。

(21) https://www.weblio.jp/content/天狗より天狗

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   天狗は、日本の民間信仰において伝承されます神や妖怪ともいわれる伝説上の生き物。 一般的に山伏の服装で赤ら顔で鼻が高く、翼があり空中を飛翔するとされます。 俗に人を魔道に導く魔物とされ、外法様ともいわれます。元々天狗という語は中国において凶事を知らせる流星を意味するもので、ここでいう天狗とは、日食や月食を起こすといわれ、文字通り「天の狗(=犬」のことであり、この神話は現在、中国全土に広まっています。

   

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