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第640回 野鳥の立寄り食堂(山野 -ま〜や行-編)
①https://www.pinterest.jp/pin/533746993335546790/?amp_client_id=amp-am6AsGw82x9y-YxYXoonFQ&mweb_unauth_id=fb228b09696c3ec532bf481a5d500d77より引用のイラスト
②https://www.google.co.jp/amp/s/noguchi3.exblog.jp/amp/17134668/より引用のマユミに集まるコゲラ
②の写真のマユミは別名ヤマニシキギといって、秋に果実と種子、紅葉を楽しむ庭木として親しまれ、盆栽に仕立てられることもあるそうで、マユミにはメジロ、コゲラ、オオアカゲラ、キツツキ類、キビタキ、ツグミ類、シジュウカラ類、ジョウビタキ、ヒヨドリが集まり、マサキはジョウビタキ、ツグミ類、ハト類、ヒヨドリ、ムクドリ。マツはイスカ、ゴジュウカラ、シジュウカラ類。マツヨイグサはベニヒワ、マヒワ。マンリョウ(センリョウ)はヒヨドリ、ツグミ、メジロ。
③https://biophotos.exblog.jp/より引用のムクノキに集まるムクドリ
③の写真のムクノキは、成長が比較的早く、大木になるため、日本では国や地方自治体の天然記念物に指定されている巨木です。アトリ類、イカル、オナガ、カラス類、シメ、ツグミ類、ヒヨドリ、ムクドリが集まり、ミズキは和名は早春に芽をふく時、地中から多量の水を吸い上げることからです。ツグミ類、ヒタキ類、ムクドリ。ミズナラはドングリをカケスが食します。メギにはカラス類、ツグミ類、ヒヨドリ。モッコクはシジュウカラ、メジロ、ツグミ類、ヒタキ類。
④https://greensnap.jp/post/1562188より引用のムラサキシキブに集まるジョウビタキ
なんて優雅な名前の樹木と思わざるを得ない④の写真のムラサキシキブ。シソ科の植物なのでまた果実が紫色で美しいです。ジョウビタキ、メジロ、ウソ、オナガ、ウグイス、カワラヒワ、キジ、コジュケイ、ツグミ類、ヒヨドリが集まります。モミジイチゴは葉がもみじに似ていて、黄色い実をつけるため黄苺の別名があり、果実は食用。ウグイス、ツグミ類、メジロです。ヤシャブシにはマヒワ。ヤツデにはコジュケイ、ツグミ、ヒヨドリが集まり、果実は翌春に黒く熟します。
⑤https://www.google.co.jp/amp/s/sdknz610.exblog.jp/amp/17315676/より引用のヤドリギに集まるヒレンジャク
⑤の写真の寄生植物ヤドリギの寄生する木はケヤキやブナ、ミズナラなどの落葉樹です。またこのヤドリギの実はネバネバした成分なので殆どの野鳥に敬遠されます。その実に集まるのが、レンジャク類、ヒヨドリ、ムクドリで特にレンジャク類が糞として排出された種子を枝にこすりつけられ、粘着質物質によって固定されたヤドリギの種は、そこから寄生根で成長します。ヤブコウジにはカケス、ジョウビタキ、ツグミ。ヤブムラサキはジョウビタキ、ヒヨドリです。
⑥https://blogs.yahoo.co.jp/natureosono/34963309.htmlより引用のヤマハゼに集まるジョウビタキのメス
ヤマハゼはウルシの仲間ということで、ヤマハゼはウルシ同様に脂肪分解があり、アオジ、コゲラ、シジュウカラ、ツグミ類、ハシブトガラス、ヒタキ類が好み、ヤマグワはキツツキ類、ツグミ類、ムクドリ。ヤマザクラはツグミ類、ハト類、ムクドリ。ヤマブドウはアカゲラ、エゾライチョウ。ヤマボウシはオナガ、ムクドリ。ヤマモモはムクドリ、ハト類、オナガ、ヒヨドリ。ユズリハはヒヨドリ。ヨウシュヤマゴボウはキジバト、ヒヨドリ、メジロ。ヨモギはベニマシコです。