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第496回 身近なカラスといえば…(ハシブトガラス12回目)

①https://www.gtuber.com/676.htmlより引用

   最近「カラス」っていうと街中に居座ってるハシブトガラスのことで、私たちが子供の頃にいたハシボソガラスは野畑に去って行き、ハシブトガラスが私たちの身近な野鳥となりました。朝から晩までまで、その行動範囲は広くて、街中のゴミを漁るんだから、繁殖はまだまだ広がっていくと思います。

②https://www.gtuber.com/800.htmlより引用のカラス除け対策

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   ②のような光景は田園や街中のゴミ置場や民家の庭先に見られますが、この光景においてはハシボソガラスが畑にだけ関与しています。ゴミ置場にネットを掛けたり、このようなCDを沢山吊るして「カラス」を眩しがらしたりして近寄らせないというものです。しかし「カラス」はキラキラ光るものが好きですから表裏一体です。

③https://www.google.co.jp/amp/s/tasogare55.exblog.jp/amp/24990674/より引用のカラスのねぐら

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   朝から「カァカァ」鳴いて、お互いに挨拶を交わして、一日を始めます。朝は人間がゴミを出すのをつがいで待ち構え、オスが見張り役、メスがゴミ漁りをします。また、スズメツバメにちょっかいを出したり、ハシブトガラスは色々と高い知能を使って遊びも忘れません。そして、夜になると、林などの樹木のねぐらに帰って行きます。

④新しい天敵のカモメの群れ

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   ゴミを漁るんことを考えると、やっぱりハシブトガラスが京都でいうと、鴨川の岸辺ではみつすくみの餌場争いをします。当初鴨川などでは、トビが人の弁当や食べ物をさらっていきますが、それをハシブトガラスハシボソガラスが知恵を使って、横取りする構図だったのですが、その知能より数で勝る「カモメ」が上をいくらしいです。

ハシブトガラスのつがい(左が♀右が♂共に体長約56㌢)

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   街中でゴミ漁りの時には、必ずとハシブトガラスはつがいで現れ、役割分担をします。ほとんどの野鳥は繁殖期の子育てが終わると、つがいは解消されますが、ハシブトガラスは生涯一夫一妻性です。また若鳥たちも成鳥として、繁殖期を迎えるまで親鳥と行動を共にして、小さな集団を形成して、ゴミ漁りといわれようが生きています。

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