第1519回 鳥の色の表現 ⑶
☆https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=769630&word=カラフルな鳥より引用のイラスト
⑴-1.https://irocore.com/kanaria-iro/より引用の カナリア色の色見本
⑴-2.https://bird-pedia.com/archives/3188より引用のイエローカナリア(体長約10〜12㌢)
⑴-3.https://www.i-iro.com/dic/cardinal-redより引用のカーディナルレッドの色見本
⑴-4.https://torinozukan.net/sp/syoujoukoukanchou.phpより引用のショウジョウコウカンチョウ(体長約21〜24㌢)
⑴-5.https://www.pinterest.jp/pin/859976491328490551/より引用の鸚緑の色見本
⑴-6.https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/colors-matsuyama/entry-11468888300.htmlより引用のパロットグリーンの色見本
⑴-7.https://irocore.com/ouryoku/より鸚緑のミドリコンゴウインコ(体長約700071㌢)
これから紹介させて頂くのは外国の鳥の色です。⑴-1.はカナリア色です。この色を持つ鳥はなんだと尋ねられると、恐らく誰もが⑴-2.の飼鳥のイエローカナリアと返されると思います。また、⑴-3.の派手な色はカージナルレッドと言います。野球好きの方ならご存知の大リーガーカージナルズのカージナルこと和名ショウジョウコウカンチョウです。最後はカナリアと共にご存知の⑴-7.のオウムです。色んなオウムかいる中、⑴-5.鸚緑と⑴-6.パロットグリーンはミドリコンゴウインコです。
⑵-1.https://www.i-iro.com/dic/peacock-blueより引用のピーコックブルーの色見本
⑵-2.https://www.i-iro.com/dic/peacock-greenより引用のピーコックグリーンの色見本
⑵-3.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/インドクジャクより引用のインドクジャク(体長約100〜120㌢)
⑵-4.https://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=32060000238より引用の羽を広げたインドクジャク
⑵-5.https://www.i-iro.com/dic/flamingoより引用のフラミンゴ色の色見本
⑵-6.https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/061100349/?ST=m_newsより引用のフラミンゴ(体長約110〜115㌢)
私たちが外国の綺麗な鳥を見ることが出来る身近な場所は動物園でした。ペンギンはいますし、ハゲワシなんかも展示されています。この⑵-1.のピーコックブルーと⑵-2.のピーコックグリーンはこの⑵-3.のインドクジャクからの鳥の色です。わかりやすくいいますと、⑵-4.の首筋や羽の青い部分、また緑の部分がそれにあたります。⑵-5.はフラミンゴという鳥の色で、ズバリそのもののフラミンゴの身体の色を表しています。しかし、甲殻類やケイ藻類を採餌しないこの色は消えます。
⑶-1.http://ribontosora.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-1357.htmlより引用のキングフィッシャーブルー色の日産セレナ
⑶-2.https://www.color-site.com/names/600より引用の翆色の色見本
⑶-3.https://www.color-site.com/names/502より引用の翡翠色の色見本
⑶-4.https://www.birdfan.net/2021/03/05/81578/より引用のカワセミ(体長約17㌢)
外国の鳥にはクジャクと言う、鮮やかな鳥がいます。そのクジャクに負けないくらいの綺麗な鳥の色が、⑶-1.キングフィッシャーブルー色、⑶-2.翆色、⑶-3.翡翠色の三色を併せ持つ鳥が⑶-4.のカワセミです。⑶-1.の青色、⑶-2.は緑色に加え⑶-3.翡翠色は構造色です。構造色とは太陽光によって、変化する色のことです。身近なもので例えますと、シャボン玉や、CDの表面は構造色の役割で虹のように輝きます。翡翠色の翡翠(ヒスイ)は、カワセミの『翡翠』から宝石の名がつきました。
⑷-1.https://www.yuzu-tosou.com/iromihon/85-20d/より引用のレイブンの色見本
⑷-2.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ワタリガラスより引用のワタリガラス(体長約62㌢)
この「鳥の色の表現 ⑴」では、日本のカラスのハシブトガラスの烏羽色とハシボソガラスの紫烏色を紹介させて頂きました。日本人の色彩感覚は鋭く、黒は黒でも一色ではないと気付かされます。外国のカラスはどうだということになりますが、北海道に越冬のために渡ってくるカラスに⑷-1.の鳥の色レイブン色を持つ⑷-2.のワタリガラスがいます。ワタリガラスの英名がレイブンです。この色見本をご覧になられると、日本のカラスには艶があり、ワタリガラスは艶がないです。
⑸-1.https://ironodata.info/comic/item.phpより引用のエッグシェルブルーの色合い
⑸-2.http://mukudori-bird.com/archives/354より引用のムクドリの卵
⑸-3.https://www.birdfan.net/2011/06/03/14812/より引用のムクドリ(体長約24㌢)
⑸-4.https://store.shopping.yahoo.co.jp/arcoasis/4511338010532.htmlより引用のロビンズエッグブルーの色見本
⑸-5.https://www.wikiwand.com/ja/コマツグミより引用のコマツグミの卵
⑸-6.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/コマツグミより引用のコマツグミ(体長約23〜28㌢)
鳥の色には、何も鳥の身体の色だけではありません。⑸-1.のこの色の名前はエッグシェルブルーです。英名にも「エッグ(卵)」とあり、⑺-2.は野鳥の卵です。何か作り物の卵のよりにも思えますがその卵の産みの親は、三鳴鳥で「ヒンカラ」の鳴き声のコマドリがいますが、身近では⑺-3.のムクドリになります。他には、ガビチョウなんかも少しだけの色合いで青いです。外国の鳥では⑸-4.の鳥の色のロビンズエッグブルーもやはりヨーロッパコマドリや⑸-6.のコマツグミの卵の色です。