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第2281回 神のお使いの鳥

①https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=%E5%B7%AB%E5%A5%B3より引用の鳥の巫女さんのイラスト

   前回でも紹介致しましたように、太古の昔から人間は飛ぶことへの憧れから、その想いは鳥を神格化致しました。鎌倉に旅行される方は、その観光スポットとして、世界一大きな高徳院の鎌倉大仏や、一番海に近い駅として有名な江ノ島電鉄の鎌倉高校前駅、サザンオールスターズが有名にした茅ヶ崎海水浴場などありますが、もうひとつの名所に、定番の鎌倉幕府を源頼朝が開いた際に鎌倉の街作りは鶴岡八幡宮を中心に構築されたといいます。神社には鳩のお守りかあり、又銘菓「鳩サブレ」は有名です。各地に鳥の神使は幾つある。

②https://www.travel.co.jp/guide/article/3673/より引用の海猫の蕪嶋神社(青森県)

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   1.  青森県  海猫  蕪嶋神社→八戸でウミネコは漁場を教えてくれる蕪嶋神社の弁財天の使い
2-1.  千葉県  鴛鴦  正覚院→保元年間(1156年 – 1159年)平真円というものが、近くの阿蘇沼と呼ばれる沼でオシドリの雄を射止めた。その夜に雌のオシドリが人間に姿を変えて真円の家を訪れ、歌を残して去っていった。真円は以後殺生を悔い改めて出家し、この寺を立てたと伝えられる
2-2.  滋賀県  鴛鴦  下新川神社→当社の神紋に関して。社殿の屋根に三つ巴紋があり『滋賀県神社誌』にも左三ツ巴とある。ただ、由緒書には「左三ツ巴・鴛鴦」と書かれていたのだが神使の鴛鴦も神紋として使用している
3-1.  山形県 八咫烏 出羽神社→出羽三山へ三本足の烏に導かれた皇子の伝説がある                              3-2.  三重県及び和歌山県  八咫烏 熊野三山→賀茂建角身命の化身で神武天皇が東征の際に熊野国から大和国への道案内をした
4.  埼玉県    大谷場氷川神社 →昭和の初め頃、この地にキジが棲みついていたことから、氏子の間で雉子は氷川様のお使いと言われ、鳥居の手前の左右に狛雉あり
5.  福井県    気比神宮→気比の松原は日本三大松原の一つに数えられている。その昔聖武天皇の御代に異賊の大群が来襲した。そのとき敦賀の地は突如震動し一夜して数千の緑松が浜辺に出現した。そして松の樹上には気比神宮の使鳥である白鷺が無数に群舞しあたかも風にひるがえる旗さしもののように見えた 敵はそれを数万の軍勢とみて恐れをなしたちまちの内に逃げ去ったという。

③https://wa-gokoro.jp/tourism/Shrines-temples/746/より引用の島根県鶺鴒の神社の出雲大社 

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   6.  茨城県    雀神社→雀神社の名由来は、昔この辺りを「雀が原」といったことからその名がつけられたとも「国鎮めの神」といったのが訛ってスズメになった
7.  島根県  鶺鴒 出雲大社→日本創設の神様とされるイザナギ、イザナミが祀られ、両神方に子供の作り方を教えて、その教えに両神が従われ、今日の日本があると言われているのがセグロセキレイ
8-1.  福岡県    英彦山神宮→その昔、鷹の姿をして東よりこの地に現れた稲穂の神、農業神で知られる天忍穂耳命
8-2.  福岡県    隼鷹神社→仲哀天皇が熊襲征伐の際、高御産巣日神たかみむすびのかみが鷹の姿となって現れ、この場所の松の梢に止まったという神社由来の伝承がある
9.  福岡県  鷹羽  鷹見神社→「鷹」の神祇は修験にも拘わる。市瀬の鷹見神社の縁起は、役行者が三所権現招請を祈願した折「鷹」が熊野からこの山に飛来したとする。そして、直方の鷹取山、香春の鷹巣の所在、また、田川地名が古く、鷹羽(たかは)の転化とされて「鷹」の神祇は九州北部域の神奈備、英彦山へ繋がっている
10-1.  神奈川県    鶴見神社→千羽の鶴に金の短冊を付けて放したところ、この地に飛来して住み着いた。その鶴を見物に来る人が多く「鶴見」という呼び名がついたという言い伝えがあり、神紋は有職鶴(ゆうそくづる)
10-2. 兵庫県    伊和神社→白鶴二羽が石の上で北向きに眠ったとされる「鶴石」が言われ
10-3.  島根県    物部神社→宇摩志麻遅命(うましまぢのみこと)は鶴に乗ってご降臨されたと言われており、当社の御神紋はこの鶴が真っ赤な太陽を背負っているひおい鶴と言う
10-4.  長野県    諏訪大社→諏訪大社 下社 秋宮の神使いは鶴。昔は脚長の鳥である鶴や鷺、鸛を含め「鶴」とした。またこの地は「鶴の恩返し」の発祥の地とされる

④https://www.google.co.jp/amp/s/plaza.rakuten.co.jp/bengal/diary/200705140000-amp/より引用の三重県伊勢神宮内宮の神鶏

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   11.  京都府   大豊神社→愛宕社は大豊神社の境内末社。愛宕山を空からお守りしている鳶を、社殿前には「狛鳶」として建てられている
12-1.  三重県    伊勢神宮→神話の中に出てくる朝を告げる鳥、長鳴鳥は鶏であると考えられ、やがて鶏は神の使いと考えられるようになった
12-2.  奈良県    石上神宮→七十二候にちなんで東天紅鶏・烏骨鶏など約30羽が境内に放し飼いされている
12-3.  埼玉県    下野国鷲宮神社→いわゆる大鳥大社を総本社とする大鳥信仰の神社である
12-4.  和歌山県    闘鶏神社→熊野別当湛増が源氏と平氏のどちらに援軍を送るか決める際に、
紅白の鶏を闘わせたという伝説あり
龍田神社 奈良県
13.  日本各地  白鳥(しらとり) 白鳥神社→日本各地に鎮座する神社で、大鳥信仰の神社と同様に、日本武尊の伝説に因む白鳥信仰の神社であるものが多い
14-1.  神奈川県    鶴岡八幡宮→源氏と霊鳩 鳩は、全国の八幡大神を祀る「八幡宮」の神使です。 八幡宮の主神である八幡大神は、源氏の氏神であり武神として知られる                                       14-2.  京都府    石清水八幡宮→大分県の宇佐神宮・福岡県の筥崎宮、もしくは神奈川県の鶴岡八幡宮とともに日本三大八幡宮のひとつ
14-3.  京都府  鳩  三宅八幡宮→狛鳩のいる神社
14-4.  大分県  鳩  宇佐神宮→全国の八幡宮の総本社。日本三大八幡宮の一つ。「応神天皇の神霊が金色の鳩に変じた」 「宇佐八幡から岩清水八幡に分霊する際に金鳩が出現した」 といった伝説から、鳩が神使とされたと思われる。
14-5.  青森県  鳩  深味八幡宮→狛鳩がある

⑤https://blog.goo.ne.jp/tanuki2020/e/1494e8620ec3c33236503a5b93b7c4b3より引用の埼玉県田島御嶽神社の天神雷鳥社

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   15.  埼玉県  天神雷鳥  田島御嶽神社→当社にて根本修行したと伝わる普寛行者が木曽御嶽山開山の途中道に迷ったのを頂上まで道案内したと伝わる雷鳥を神使として「天神雷鳥大神」を祀っているが、タンチョウに見える                                              16-1.  東京都    池袋御嶽神社→境内の「梟の親子像」に“不苦労”を祈願すれば、これから苦労せずおまけに商売繁盛の福も授かるとされる
16-2.  栃木県    鷲子山上神社→鷲子山の御祭神は、天日鷲命(アメノヒワシノミコト)といわれる鳥の神様。古代よりフクロウが、大神様の御使い・幸福を呼ぶ神鳥として崇敬されている。境内には日本最大級の大フクロウをはじめ、多くのフクロウ像があり、運気上昇や金運の福徳、
パワースポットとして、全国より多くの方々が来山する
17.  兵庫県  木菟  射楯兵主神社→射楯大神(五十猛尊)は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)の御子神として多くの樹種を持って新羅国へ天降られたが、全ての樹種を持ち帰って日本の国土に播殖したことから「植樹の神様」として知られる。青々と茂れる山々を司る射楯大神の神縁を戴いて、当社の神使は「木菟」とされた。みみづくは知性の象徴として崇められ、吉兆を運ぶ瑞鳥ともいわれる
18-1.  茨城県    鷲神社→毎年一大鉅鳥が西南より口に白幣を含んで飛来した。里人はこれを異とし、 神人に垂示を乞うと武州日鷲の神だといい、しかも三度 占ったが同じなのでこれを奉斎したと言う
18-2.  千葉県    我孫子鷲神社→読みは「わし」であり「おおとり」ではない
18-3.  埼玉県    鷲宮神社→「関東最古の大社」「お酉様の本社」と称する。天穂日命とその子の武夷鳥命、および大己貴命を祭神とす                                 18-4.  東京都  鷲神社→旧社格は無格社で、古くは「鷲宮」と称された。現在も「大森のお酉さま」として親しまれる
18-5.  東京都    大鳥神社→鷲神社は天日鷲命(あめのひわしのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祀りした由緒正しい神社で「おとりさま」の愛称で一般にも親しまれている
18-6.  神奈川県    金毘羅大鷲神社→「酉の市」が開催される事で知られ、大変賑わうため、現在では「横濱のお酉様」と呼ばれ崇敬を集めている


   

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