第1742回 皇居の野鳥 ⑷
※https://www.google.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210608/amp/k10013073401000.htmlより引用の皇居東御苑
⑥水域の冬鳥
(31)http://photozou.jp/photo/show/2278841/172040970より引用のつがいのマガモ(左がメス、右がオス、共に体長約59㌢)
マガモは私たちにとっては一番身近であります。白鳥濠、天神濠、周辺の各濠。東御苑では,秋季から冬季に、濠で休息や採餌行動をする姿が観察できますが、数は少ないです。白鳥濠や天神濠など開けていない場所の方が比較的よく見ます。
(32)https://www.google.co.jp/amp/s/chelskyam.exblog.jp/amp/239964677/より引用のつがいのハシビロガモ(左がメス体長約43㌢、オス体長約51㌢)
周辺の各濠。東御苑では、秋季から冬季に周辺の濠で普通に観察できます。カモたちの群れで水面をぐるぐる泳ぎ回り、渦の中心にプランクトンを集めて食べる独特の採餌方法を観察できます。
(33)https://blog.goo.ne.jp/torikichi14/e/0479c0f0dd31b0f8dcdace993813873cより引用のつがいのオカヨシガモ(左がメス、右がオス体長約50㌢)
白鳥濠、天神濠、周辺の各濠。東御苑では秋季から冬季に濠で休息や採餌行動をする姿が、観察できますが数は少ないです。白鳥濠や天神濠など開けていない場所の方が比較的よく見つかります。
(34)http://nkhome.sakura.ne.jp/tori0042a/tori0042a.htmlより引用のつがいのキンクロハジロ(奥がオス、手前がメス共に体長約44㌢)
白鳥濠、天神濠、周辺の各濠。東御苑では秋季から冬季にかけて比較的多く渡来し、濠での休息や潜水して採餌行動を観察できます。大手門付近のコブハクチョウ用の給餌場所によく集まります。
(35)https://ganref.jp/m/rnomix/portfolios/photo_detail/2612354より引用のつがいのミコアイサ(左がメス体長約39㌢、右がオス体長約44㌢)
大手濠、桔梗濠、清水濠。ここ数年で、毎年桜田濠や馬場先濠などに少数渡来しているのが観察されています。東御苑周辺の濠では、そこから移動したと思われる個体をときどき観察できます。
(36)https://www.google.co.jp/amp/s/plaza.rakuten.co.jp/pinghudesu/diary/201911070000-amp/より引用のオオバン(体長約39㌢)
周辺の各濠にいます。皇居東御苑では、秋季から冬季に、濠で休息や採餌行動をする姿が観察できます。時々潜水して採餌する姿も見られます。弁足を使い、カイツブリと同じく潜水しています。
⑦その他の野鳥
(37)https://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/5_album/2/f01/post_23.htmlより引用のスズメ(体長約15㌢)
(38)https://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/5_album/2/f01/post_23.htmlより引用のハシブトガラス(体長約56㌢)
(39)http://blog.bird-research.jp/s/article/185005390.htmlより引用のドバト(体長約33㌢)
皇居東御苑には、当たり前ですが、スズメもハシブトガラスもドバトも普通の街中と同じように生息しています。しかし、民家がなく、街中みたいに人が集中して集まらず、生ゴミも出ないので、三種いるにはいますが、あんまり目立ちません。