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第1804回 日本固有種の鳥 ⑹ キツツキ ❷ 、サンショウクイ

①https://munahaku.jp/2018/06/05/アオゲラ/より引用のアオゲラ(体長約30㌢)

②https://zukan.com/jbirds/leaf121666より引用のカゴシマアオゲラ(体長約29㌢)

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   アオゲラは日本固有種です。約体長29㌢、約体重130㌘。体上面の羽衣、尾羽や翼は黄緑色。和名が緑も含めた古い意味での青が名前の由来になっています。背中や肩羽は灰色みを、腰や尾羽は黄色みを帯び、胸部の羽衣は灰褐色。腹部の羽衣や尾羽基部の下尾筒は白く、体側面から下尾筒にかけてV字状の黒い斑紋が入ります。頭部や頸部の羽衣は灰色で、クチバシの基部から側頭部に黒い顎線が入るり、顎線の一部は赤く、喉は白い。初列風切は黒褐色で、白い斑点が入る綺麗な鳥です。

③https://www.google.co.jp/amp/s/yakland.exblog.jp/amp/17302086/より引用のタネアオゲラ(体長約28㌢)

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   日本固有種の亜種アオゲラは、①の写真のアオゲラが本州に分布し、まれに飛島、粟島、佐渡島、隠岐でも見られます。また②の写真のカゴシマアオゲラは四国、九州に分布します。③の写真のタネアオゲラは種子島、屋久島に分布しています。このアオゲラも南に分布する個体群は小型で、体色が濃くなる傾向があります。亜種アオゲラに比べ、カゴシマアオゲラは色合いが淡いといわれていますが、正直その違いはわかりません。地域による判断ですが、タネアオゲラは濃い色です。

④https://zukan.com/jbirds/internal15326より引用の日本固有種ノグチゲラオーストンオオアカゲラ(体長24〜28㌢)

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   アカゲラはヨーロッパ、北アフリカの一部、ロシア、モンゴル、オホーツク、カムチャツカ半島、中国北東部、朝鮮半島、日本、ミャンマー、インドシナ半島北部に分布します。日本では北海道に亜種エゾアカゲラが、本州、四国に亜種アカゲラが留鳥として周年生息し、四国での生息数は極めて少なく、九州以南には分布しません。亜種ハシブトアカゲラはアジア大陸北部・樺太に生息。④のオーストンオオアカゲラは奄美大島に生息。体の上面はほぼ全体が黒色で、雄の頭の上側は赤。

⑤https://www.birdfan.net/2016/05/20/43588/より引用のノグチゲラ(体長約31㌢)

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   ⑤の写真のノグチゲラは沖縄県北部にあるやんばると呼ばれている地域だけに生息する日本固有種のキツツキです。 1887 年に新種として発表され、世界中の人に知られるようになりました。 名前はノグチゲラの発見に関わったノグチさんに由来し、学名の Sapheopipo noguchii には「ノグチさんの特別なキツツキ」という 意味があります。 アカゲラとかアオゲラとかの分類としてはミトコンドリアDNA内のシトクロムbの分子系統学的解析では、アカゲラ属に近縁と推定されえいます。

⑥https://db3.bird-research.jp/news/201603-no1/より引用のリュウキュウサンショウクイ(体長約20㌢)

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   サンショウクイは夏季に日本、ロシア東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する。本種はサンショウクイ科でも最も北に分布し、唯一長距離の渡りを行う。日本では基亜種が夏季に繁殖のため本州以南に飛来する夏鳥。⑥のリュウキュウサンショウクイは九州南部から南西諸島に生息します固有亜種。亜種リュウキュウサンショウクイは、沖縄県や九州南部に留鳥として生息していた種であり、1990年代には九州北部や四国地方などでも観察されるようになりました。

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