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第1693回 長い名前の鳥

①https://stock.adobe.com/jp/search?k=サンコウチョウより身体の割に長すぎる尾羽のサンコウチョウ(写真はオス、体長約45㌢)

   ①の写真のサンコウチョウのように、身体の割に長い尾羽や身体の野鳥といえば、キジや、コトドリクジャクオナガカササギエナガ、身近なハクセキレイなんかが頭によぎってきます。しかし、長い名前の鳥はとなりましたら、私は困ってしまいます。記憶力が弱いので、今まで記事にした長い名前の鳥を忘れてしまっているのだと思います。短い名前の鳥はって言われますとモズとか、ウソキジシメトビアビバンツミケリレアとすらすらと頭に表れるのですが…

②-1.https://shatech.jp/nature_photo_technique/image/bird/akashoubin_0755.htmlより引用のリュウキュウアカショウビン(体長約27㌢)

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 ②-2.http://www.okinawa-kaeru.net/wild/bird/hashibutogarasu-1.htmlより引用のリュウキュウハシブトガラス(体長約55㌢)

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   日本では比較的に短い名前の野鳥が多いです。身近な鳥の名前も三文字で、スズメやツバメ、ドバト、メジロ、マガモ、コサギ、総称ですがカラス、四文字では、キジバト、ヒヨドリ、ムクドリ、ヤマガラ、カルガモ、オシドリ、アオサギ、ゴイサギ総称でセキレイやキツツキなど短い名前の野鳥ばかりがいます。その中で敢えて長い名前の鳥を探しましたら、沖縄県の②-1.のリュウキュウアカショウビンやリュウキュウハシブトガラスなどが亜種ながら十三文字で日本では長いです。

③-1.https://www.pinterest.jp/pin/146789269092896446/より引用のプエルトリコヒメエメラルドハチドリ(体長約9〜11㌢)

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③-2.https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/6410/?ST=m_newsより引用の左のヒメハチドリ(体長約8㌢)のオスがメスに求愛ダンス

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   世界一長い鳥の名前は、②-1.の写真のプエルトリコヒメエメラルドハチドリというハチドリの仲間で文字数が十七文字に達します。このハチドリは当たり前ですが、名前の通りプエルトリコに生息し、性的二型の鳥で、オスとメスで色が異なります。オスの羽は、自然のものとは思えないほど、構造色の非常に美しく光り輝く緑色をしています。ネットで検索してもメスの写真は何処にもありませんでしたが、②-2.の写真の右のヒメハチドリの様に同じ緑の身体でも燻んでるでしょう。

④https://ja.m.wikipedia.org/wiki/フェルナンデスベニイタダキハチドリより引用のフェルナンデスベニイタダキハチドリ(体長約11.5〜12㌢)

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   世間では②の写真のプエルトリコヒメエメラルドハチドリが一番長い名前の長い鳥であるということでしたけど、良く調べてみると同じく文字数が十七文字で、③の写真のフェルナンデスベニイタダキハチドリというやはりハチドリの仲間が同数の長い文字数の野鳥であるとわかりました。オスは全身が橙色で、メスは頭頂が濃青色、顔から背は緑です。喉から腹部は白く、喉から体側にかけて黒い斑点が入ります。プエルトリコヒメエメラルドハチドリよりも、このハチドリが有名です。

⑤https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/okameland/entry-12665349256.htmlより引用のプエルトリコヒメエメラルドハチオカメインコ

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   この⑤の最長文字数二十一のプエルトリコヒメエメラルドハチオカメインコに関しては、一つも資料がなく、一般的な説明しか出来ません。オカメインコは名前に「インコ」とありますが、インコではなくオウムの仲間です。オウムの仲間では最小で、この鳥はプエルトリコですが、多くはオーストラリアに広く分布し群生しています。和名「阿亀鸚哥・片福面鸚哥」は、頬にある橙色の斑点をおかめの面になぞらえたものが名前の由来と言えます。本当に存在するのかがわかりません。

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