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第2079回 鳥たちの歌

①https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=%E6%AD%8C%E3%81%86%E9%B3%A5より引用の鳥たちが歌うイラスト

   前回の「鳥が関わる童謡」では、いま思えば疑問に思うことや、怖い歌詞がそのままの歌、実はこんな深い意味を持つ時代背景の歌をわざと選んで紹介致しました。今回は童心に戻って、小さい頃には、こんな詩、あんな歌を教わって、口ずさんでいたなと思うことがありますので、純粋に自分の記憶の中に残っています童謡や歌を集めます。私は昭和30年代前半の人間なので、ご覧頂く皆さんと世代が違うこともあるとは思いますが、それはまたご勘弁ください。または私より年配の方もいらっしゃっり、同じことが言えると思います。

②http://www.worldfolksong.com/sp/songbook/animal/crow.htmlより引用の民謡「種まき権兵衛」

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   1.  「七つの子」  からす  なぜ鳴くの〜                   2.  「夕焼け小焼け」   夕焼け小焼けで日が暮れて〜   から、〜からすといっしょにかえりましょ                                                                   3.  ②のイラストより   「権兵衛が種まきゃ カラスがほじくる」三重県の民謡   てっきり明治製菓のカールのコマーシャルソングかと思いました。           4.  「案山子(かかし)」  山田の中の 一本足の案山子〜から始まり、二小節目〜山では烏が かあかと笑ふと続きます。小学二年生用の文部省唱歌。   5.  「いぬのおまわりさん」  まいごのまいごの こねこちゃん〜 から始まり、二小節目〜からすにきいても わからない  1960年発表された童謡

③http://sushiko.dee.cc/suzumeno-gakko-top.htmより引用の童謡「すずめの学校」

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   1.  ③のイラストは「すずめの学校」です。皆さんもご存知の  チイチイパッパ チイパッパ
雀の学校の先生は〜   から始まります。鞭は怖い。2.  「すずめのおやど」は昭和22年発行の音楽教科書「一ねんせいのおんがく」に掲載されました。すずめ  すずめ  おやどは  どこだ〜から始まります     3.   「ちょうちょう」は日本初の音楽教科書「小学唱歌集」に掲載され  蝶々 蝶々 菜の葉に止れ〜からの第二小節で、おきよ おきよ ねぐらの雀〜と何故か、蝶々から唐突に雀に変わります。   4.  「いぬのおまわりさん」の〜からすにきいても わからない  の後に、〜すずめにきいても わからない   と結局はカラスとスズメに尋ねました。5.  「かわいいかくれんぼ」はひよこの隠れんぼのあとで、二番の歌詞で、すずめがね   お屋根でちょんちょん かくれんぼ〜とひよこ、そしてスズメ、最後は子犬の、ひよこの足、スズメの頭、子犬の尻尾か見えてる状況をキャッチしています。   6.  1961年に日本教育テレビ(テレビ朝日)で放送された「手のひらを太陽に」が初披露で、ぼくらはみんな 生きている   生きているから 歌うんだ   の後の最後の三小節目に  〜スズメだって イナゴだって  カゲロウだって  みんな みんな生きているんだ  友だちなんだ  とやっとスズメが登場。   

④http://www13.big.or.jp/~sparrow/MIDI-dona-dona.htmlより引用のドナドナのイラスト

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   ④の民謡「ドナドナ」のイラストは1940年のミュージカル「エスターケ(エスタルケ)」(Esterke)劇中歌『Dana Dana』(ダナ・ダナ)を原曲とする楽曲です。歌詞の二番目に登場するツバメは、配役としましまたら、通行人みたいな役柄です。       1.ある晴れた昼さがり  市場(いちば)へ続く道
荷馬車がゴトゴト   子牛を乗せてゆく〜から歌詞の二番目に行き、2 青い空 そよぐ風  明るく飛び交う  つばめよ それをみて  お前は何思う〜と続きます。安井かずみによる日本語の訳詞は、1965年3月にリリースされ、ザ・ピーナッツのシングル「かえしておくれ今すぐに」のB面に『ドンナ・ドンナ』の曲名で発表され、有名になりました。

⑤YouTubeより引用の童謡「夏は来ぬ」のイラスト

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   ⑤のイラストの童謡「夏は来ぬ」は、歌詞では、卯の花(ウツギの花)やホトトギス、五月雨(さみだれ)に田植えの早乙女(さおとめ)など、五月の初夏を象徴する季語や動植物がふんだんに織り込まれています。「夏が来れば思い出す」が歌い出しの『夏の思い出』と並ぶ、日本の夏を象徴する季節の歌として愛唱されており、2007年には「日本の歌百選」に選出されました。なお、この歌の中には、托卵鳥のホトトギスと水鳥クイナの二種類。卯の花の 匂う垣根に  時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて  忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ  からクイナへは、楝(おうち)ちる 川べの宿の   門(かど)遠く 水鶏(クイナ)声して   夕月すずしき 夏は来ぬ童謡の部門でも、ホトトギスは立派な役割です。

⑥https://booth.pm/ja/items/2652811より引用の「かっこうワルツ」のイメージ

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   ⑤の項のホトトギスが凄く日本の鳥に対して、⑥の「かっこうワルツ」のカッコウは、世界的に有名で日本の鳩時計の原型ともなりました托卵鳥でスウェーデンの音楽家ヨハン・エマヌエル・ヨナーソン(1886〜1956)が1920年代に作曲したワルツ風の楽曲です。日本には夏に飛来する渡り鳥カッコウの鳴き声をモチーフとした短いピアノ作品として親しまれ、小学生のピアノ発表会などで演奏される機会が多いし、また海外ではアコーディオンが多いです。歌ではありませんが有名です。

   紹介して下さりました。ありがとうございます😊



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