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第975回 アニメの中の鳥のヒーロー
①https://usjhack.com/animation-celebration/より引用のユニバーサルスタジオのウッドペッカー
私の子供の頃は今の日本みたいにアニメの製作を国内ですること無しに、外国のメディアにその役割を任せていました。「ポパイ」や「トムとジェリー」「飛び出せフィリップス」など…特に動物が登場して活躍するアニメが白黒ながらブラウン菅から流れていました。小さい頃は今みたいに30分もの時間でなく、ハッキリ覚えていませんが「ポパイ」や「トムとジェリー」で10分位の短い時間でその項のストーリーは終了したと思います。その中でUSJに登場しているアニメがあります。
②http://appli.lolipop.jp/93/zetumetu_kiji25.htmlより引用のハシジロキツツキ(体長約50㌢絶滅種)
ウッディー・ウッドペッカーは、1940年代にカートゥーン業界に『キツツキとパンダ一家』で登場した“スクリューボール・キャラクター”(間が抜けていて、奇抜で軽薄、非常識な行動で周囲を翻弄するキャラクター)の代表格です。「ウッドペッカー!ゥアアアーアー、ゥアアアアアアアアアアアアア!」という甲高い陽気な笑い声で人気を博しました。そのモデルの野鳥は勿論キツツキで、②の写真の絶滅種ハシジロキツツキでした。凄くそっくりなので、文句のつけようがありません。
③https://www.vario-media.net/impact/20170406_21229/より引用のロードランナー
③の写真は「トムとジェリー」で有名な、ワーナー・ブラザーズが製作する短編アニメ「ロード・ランナー&ワイリー・コヨーテ」で主役を務めるロードランナーです。まだ子供だったので、ウッディウッドペッカーとの区別がついていなかったなようで、この題名の「アニメの中の鳥のヒーロー」の構想中でも確かウッドペッカーは脚が早くていつも走って、鳴き声として「ウッドペッカー、ゥアアア…」と混ぜこぜになっていました。調べていくうちに違う作品であると認識しました。
④http://karapaia.com/archives/52071962.htmlより引用のオオミチバシリ(体長約50〜60㌢)
そのウッドペッカーと被っていたアニメキャラクターの鳴き声は確かにキツツキのそのものと思っていましたが、このロードランナーの走りを見て、④の写真のオオミチバシリ(英名:Greater roadrunner)というカッコウの仲間がモデルとされています。砂漠地帯に生息し、地上で生活しており、その分飛ぶことは上手ではなく、よく発達した足で走り時速32km以上のスピードを出せます。トカゲや昆虫などの小動物から木の実まで食べる雑食性で、ときには小さなガラガラヘビやネズミ、サソリを捕食します。キジみたいな鳥です。
⑤https://blog.goo.ne.jp/kenny195/e/33b2ce589efd6e8251e0e2f91c1b21c9より引用のウッドストック
⑤は今でも人気がある「スヌーピ」はアメリカの漫画家、チャールズ・モンロー・シュルツの作品で、本当の作品名は『ピーナッツ』で、このキャラクターは主人公のスヌーピーの友達の鳥のウッドストックです。パタパタ飛び、時おり何かわめいている小さな黄色い小鳥は、スヌーピーの親友です。 第一次世界大戦のフライング・エースの忠実なメカニックとして、ビーグル長官の信頼できる秘書として、また、ルートビアを飲む仲間としていつも彼は、スヌーピーの傍らにいます。
⑥ウッドストックはヤツガシラ(体長約26㌢)?
ウッディウッドペッカーはハシジロキツツキで、ロードランナーはオオミチバシリとそのアニメのヒーローのモデルとなっている野鳥は判明していますのに対して、このウッドストックは、公式ホームページでも「黄色い鳥」とあるだけで何も表記されていません。またミソサザイやサンカノゴイ、カッコウ、トウヒチョウ、ムシクイの五種ではないとしています。私はウッドストックが渡鳥で、また冠羽の広がりを見て、日本にも間違えて迷鳥としてやってくるヤツガシラでないかと…