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第1359回 愛玩鳥

①https://dorayumiko.exblog.jp/d2010-11-28/より引用の鳥籠の中の中に飼われてある人間のイラスト

   私が小学生の頃には、私の実家は杜のある大きな神社の近くにあり、その当時のことですから、今のような野鳥の法的な規制は何もなくて、今の時代の座敷犬を飼うように、室内に今では飼う事の出来ないウグイスメジロ、ヤマガラ、クロツグミなどの日本の野鳥。また、そのツグミのなかまに当たるさえずり上手なハクオウチョウ、外国の野鳥なのに、今では飼うことを許されない、綺麗で雌雄共にさえずるのに、人の勝手な飼い方で、特定外来生物に指定されたソウシチョウなど…

②-1.https://saluteproject.com/2020/08/06/kanariya/より引用のさえずりが上手なカナリヤのつがい(多分右側がオス、左側がメス共に体長約10〜12㌢)

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②-2.https://www.kikusui-jp.com/blog/h-20161115/より引用のさえずり上手なベニスズメのつがい(左側がメス、右側がオス共に体長約10㌢)

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   そんな時代から、時は流れて野鳥に関わらず自然環境保持の一環なら、規制の法律が定められ安易に野鳥を飼育することは出来なくなりました。主に姿形や鳴き声、さえずりを観賞する目的では、外国の野鳥は殆ど、絶滅を危惧されるもの以外には規制がありません。我家でも飼っていましたさえずり上手な②-1.の写真のカナリヤや、インドや中国に生息するメジロより小さな②-2.の写真の性的二型のベニスズメもさえずり上手と言われます。ご覧の様にクチバシまで紅く鑑賞用とも。

③-1.https://www.torinozukan.net/sp/amerikatyougenbou.phpより引用のペット可能なアメリカチョウゲンボウ(体長約22〜31㌢)

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③-2.https://owl-wan.com/owl/より引用の置物みたいなシベリアンワシミミズク(体長約72㌢)

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   また愛玩鳥のひとつとして、猛々しさで、ワシ、タカのような猛禽類を飼う風潮があります。勿論、猛禽類であろうとも、野鳥ですので、日本の種は飼うことは出来ません。しかし、外国の猛禽類は規制外なので、③-1.の写真のアメリカチョウゲンボウシロハヤブサは小さな猛禽類として人気があります。また同じ猛禽類ですが、巷でいま流行っていますフクロウカフェは沢山のフクロウがいます。小さなヨーロッパミミズク、③-2.の写真の大きなシベリアンワシミミズクが人気です。

④-1.https://mag.anicom-sompo.co.jp/5174より引用の色んな体色と手乗りや、物真似が上手いセキセイインコ(体長約20㌢)

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④-2.https://parties.jp/columns/8143より引用の仕草が可愛いブンチョウ(左側はシロブンチョウ、右側はサクラブンチョウ、共に体長約17㌢)

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   ペットとしては、カナリヤ同様に昔から今まてに親しまれている愛玩鳥は④-1.のセキセイインコを始めとする、オカメインココンゴウインコのインコの仲間とオウムの仲間が昔からの定番だと思います。インコやオウムの仲間は物真似をしたり、インコなら手乗りになったりして、とても仕草が可愛いです。繁殖も簡単ですし、つがいで飼えば増やすことができます。またフィンチの仲間のブンチョウは、④-2.の写真のようにシロブンチョウサクラブンチョウが改良され、人気です。

⑤-1.https://pepy.xsrv.jp/89755より引用の鑑賞用のニワトリのチャボ(体長約30㌢、普通のニワトリは体長約50〜70㌢)

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⑤-2.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/伝書鳩より引用の首が太くて長い伝書鳩(カワラバト体長約30〜35㌢)

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⑤-3.https://yuma-money.com/2019/12/other/hawks-hunting/より引用の鷹狩に使われるオオタカのメス(体長約56㌢)

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   この項で紹介致しますのは、ニワトリといえば家禽じゃないかとおっしゃると思いますが、⑤-1.の写真のチャボや、尾羽が異常に長くなる様に改良されたオナガドリなんかは鑑賞用の鳥として愛玩鳥となります。またかつては伝書鳩とか、鳩レースに使用されていた昔の名前をカワラバトと言った今のドバトも愛玩鳥とは呼びません。またややこしいのですが、昔から鷹狩に使われ、技術を継承するためだけに、職業的な運用として、現在のカラス除けに飼育され愛玩鳥とは呼ばれません。

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