第708回 医療ロボットhinotori
①https://m.facebook.com/kobeiryosangyotoshi/posts/3067931693304896より引用の医療ロボットhinotori
皆さんは「火の鳥」と聞けば、何を思い浮かべますか。私の幼少期には、漫画界の神様と言われる手塚治虫という凄い漫画家がいらっしゃいました。弟子には赤塚不二夫、石ノ森章太郎、ちばてつや、藤子不二雄などが東京四谷のトキワ荘で下宿生活をして、大漫画家の道を歩んだのです。せのお師匠さんの手塚治虫は、多くの作品を世に出し、ヒットの連続でありました。その中の一つにこの「火の鳥」という作品がありました。手塚治虫は漫画家の他に医療免許も持つインテリです。
②https://netatopi.jp/article/1032225.htmlより引用の手塚治虫作火の鳥
その手塚治虫が描いた「火の鳥」が②のイラストです。人類と地球の歴史を見守り続ける不死の鳥のその血を飲んだ者も永遠の生命を得るため、多くの人間達がそれを求めて争う。不死鳥(フェニックス)、火焔鳥、鳳凰とも呼ばれる。時間と時空を超越した存在で分身もできる」と、火の鳥は手塚治虫が自らのライフワークと認めた作品です。その刺激を与えたのはストラビンスキーのバレエ「火の鳥」手塚治虫は生命の神秘なる誕生から存続まで、医学の知識を持って作品にしました。
②https://m.facebook.com/kobeiryosangyotoshi/posts/3067931693304896より引用の近鉄特急ひのとり
世の中に「火の鳥」と名付けられたものはそんなに多くはありません。「火の鳥」=不死鳥、鳳凰の意もこもっていますから、簡単にはその名前を拝借とはいかないようです。そんな「火の鳥」が私たちの前に現れたのは、近畿日本鉄道が2020年3月14日より運行している標準軌線用の特急電車の『ひのとり』です。先進的でスピード感ある車体、気品ある車両のイメージを、翼を大きく広げて飛翔する「火の鳥」に重ね合わせて命名された近畿日本鉄道の自信ある近鉄80000系電車です。
③https://newswitch.jp/p/23410より引用の米製医療ロボットダヴィンチ
特急「ひのとり」は深い艶感のあるメタリックレッドといった外観デザインに加え、ゆったりとした空間や上質なサービスを提供する気品ある車両のイメージを与えていますが、手塚治虫の漫画の「火の鳥」と医学を結びつけるような、斬新な記事が年末もおしせまったか12月15日にニュースとして、飛び込んできました。今までにも医療ロボットはいろんな医療関係のドラマにも登場しました。③の写真の米製医療ロボットダヴィンチもそのひとつです。いまやロボットは欠かせない。
④https://news.yahoo.co.jp/articles/8785997590f752fa1b0e4dc7b3b7cf08d9fdb14cより引用のデジタル新聞に載った記事からの写真
朝日新聞デジタルは「神戸大学は、国産手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」による初めての手術に成功したと発表。ヒノトリは川崎重工業などが出資する会社が開発した。医師免許を持っていた漫画家の手塚治虫さんが「生」の意味を問うた代表作「火の鳥」に因んで命名された国産ロボットだ。開発に協力、手術をした藤沢正人教授らが14日夕に会見した。これまで手術支援ロボットは米国製の「ダビンチ」の独壇場で、今後国産品が普及していくか注目される。手術は、お腹に小さな穴を開けて内視鏡や手術器具を入れて行う腹腔鏡手術。対象は73歳の早期の前立腺がんの患者。神戸大国際がん医療・研究センターで前立腺を全摘した。手術後の容体は安定しているという」
⑤https://medicaldx-jp.com/news/71より引用の医療ロボットhinotori
(株)メディカロイドによる、国産初の手術支援ロボットシステム「hinotori サージカルロボットシステム」。1999年の発売以降、国内で約350台が稼働しているといわれる手術支援ロボット「ダヴィンチ」に対抗できる国産ロボットとして、注目されている。メディカロイドは、国産の手術支援ロボットへの期待に応える為、2013年に産業用ロボットを手掛ける川崎重工業と、医療分野にネットワークを持つシスメックスとの共同出資によって設立されました。2015年度から「人とロボットの共存」をコンセプトに、医療用ロボットの開発を推進してきた医療ロボット機関の救世主です。