![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558189/rectangle_large_type_2_181e919e1ee21e8cbeef814bde712e7b.jpeg?width=1200)
第1734回 長い脚の鳥は
①https://jp.freepik.com/free-photo/beautiful-female-legs-ass-back-body-isolated-over-white-wall-lying-on-the-floor-with-long-leg-beauty-spa-and-skin-care-concept_9314408.htmより引用の長い女性の脚
①のタイトル画は美しい女性のスタイルの良い長い脚を掲載いたしました。不埒なことだとはおもいましたが、脚の長い鳥のどうしても縦長映像をタイトル画の横長の画面にはめ込むには、いささか無理がありましたので、同じ長い脚でも美しくてうっとりするような女性の綺麗な足を掲載いたしました。鳥類は基本的には飛ぶことができる動物ゆえに、そんなに脚がながければ、飛行時に容易に折り畳んで飛行することが出来ないので、不利に働きますが、それでも脚の長い鳥はいます。
②-1.https://14kangaroo.hatenablog.com/entry/ostrich-footより引用の長いダチョウ(体高オス210 〜280㌢、 メス170〜200㌢)の脚
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558200/picture_pc_ca8fbbc59600d01d8a38fa87409d794f.jpeg)
②-2.http://ikimonohatena.ikora.tv/e1382573.htmlより引用の長いフラミンゴ(体高約125㌢)の脚
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558211/picture_pc_7ea6eb8bac09e11c59bbb92cab2de6a8.jpeg)
②-3.https://www.city.chiba.jp/zoo/zone/data-secretary_bird.htmlより引用の長い脚のヘビクイワシ(体高約100㌢)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558217/picture_pc_747a0fd95f17a9fa655df6c45bb92284.jpeg)
世界で脚の長い野鳥といえば、②-1.のダチョウが一番に決まっています。何しろ体高がオスの成鳥が3m近くまでありますから、当然に脚の長さも最長となります。最長約120㌢あるようです。しかし、体高と脚の長さの割合でいけば、②-2.の写真の最大体高125㌢のフラミンゴはどう見ても、脚の長さは60㌢以上あると思われます。また、②-3.の写真猛禽類の仲間のヘビクイワシは、ワシの仲間でもありますのに、地上採餌主義者でなんとサバンナの毒ヘビをその長い脚で踏み付け殺します。
③-1.https://www.birdfan.net/2019/09/06/73055/より引用の長い脚のタンチョウ(体長オス約140㌢、メス約130㌢)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558227/picture_pc_84fc58c96a82e9862852e84fdffd8bdd.jpeg)
③-2.http://wakatsuk.blog68.fc2.com/blog-entry-83.htmlより引用のオオハクチョウ(体長約140㌢)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558235/picture_pc_a1013a56f22b358aade07ddfddc2c9f2.jpeg)
日本には②-1.のダチョウほど、体高は300㌢近くあり、体重も軽く100kgを超える様な巨大な鳥はいませんが、そんな日本の野鳥で一番大きな体長を誇るのは③-1.の写真のツルの仲間のタンチョウです。タンチョウのオスは体長約140㌢です。同じ身体の大きさの③-2.の写真のオオハクチョウもいますが二枚の写真を見比べてみますと明らかにオオハクチョウの脚は短いです。この様に身体の大きな個体でも、タンチョウとオオハクチョウなら、ここでもオオハクチョウの体高は低いです。
④-1.https://www.birdfan.net/2020/08/21/79859/より引用の脚の長いチドリの仲間のケリ(体長約36㌢)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558248/picture_pc_f5e504e25c4a2ff116a28076520fcf8b.jpeg)
④-2.https://www.birdfan.net/2019/09/06/73055/より引用の脚の長いシギの仲間のセイタカシギ(体長約37㌢)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558255/picture_pc_70cc917f06089d40748fa3cb7c7f6871.jpeg)
日本でも同じように体長や体高ではなく、同じように身体の大きさの割に脚が長い野鳥といえば、一つには④-2.のチドリの仲間の体長約36㌢のケリです。ケリはよく畑なんかに営巣し、近づくものを威嚇するためよく姿を見せます。確かに脚は長いです。そのケリなんかより細身でいつ折れてもおかしくないような身体付きの長い脚の持ち主は④-2.のその名の通りのセイタカシギです。そのクチバシも細くて華奢そのものの身体です。日本では旅鳥ですが、渡りから飛ばされて来たような。
⑤-1.https://zatsuneta.com/archives/004027.htmlより引用の意外と脚の長いフクロウの仲間のワシミミズク(体長約58〜71㌢)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558292/picture_pc_7f068f1917595fba9b6cdda09735f7d1.jpeg?width=1200)
⑤-2.https://blog.goo.ne.jp/nyanhouse3/e/7a4e246bdc2019b7f569811cc8a3f473より引用のコウテイペンギン(体長約115〜130㌢)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558306/picture_pc_46d477fd3b8c33bbe636c855ec5078db.jpeg)
⑤-1.の写真はフクロウの仲間のワシミミズクで、⑤-2.の写真はコウテイペンギンです。何もこの二種だけではなく、フクロウとペンギンは、実は羽毛に隠されて各写真のように普段、目に入る脚は短くみえます。色んな野鳥の生態によって、跗蹠骨と呼ばれる、人間でいうと踵から足の甲にかけての部分の長さには違いがあるといいます。フクロウは成鳥になると殆ど歩行しなく跗蹠骨が羽毛に隠されています。ペンギンはご存知の通り低温の海水に潜って採餌するため隠れています。
⑥-1.https://www.birdfan.net/2014/06/06/28663/より引用のレンカク(体長約55㌢)
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558327/picture_pc_d27c0f21fec19654dbcdab5742333620.jpeg)
⑥-2.https://karapaia.com/archives/51637991.htmlより引用の脚が長いより趾が大きいチドリの仲間のレンカクのヒナ
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60558343/picture_pc_c7e7f73d579155d976a84f62e85f7a6d.jpeg)
⑤-1.と-2.はちょっと脚の長い鳥の趣旨に反したかもしれませんが、この⑥-1.の写真をご覧になられましたら、どこが長い脚なんだと思われると思います。レンカクは「蓮」の上の「鶴」です。ツルは脚が長いはずです。レンカクは湖や池沼等に生息し、長い指と爪によりかんじきのように圧力を分散させ、池の上に浮いたスイレンやヒシの葉の上を歩く事ができます。それが⑥-2.のヒナの時が成鳥以上に割合として脚が長く見えるというか趾(あしゆび)が大きく、脚も長く見える次第です。