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第665回 日本の赤がトレードマークの野鳥

①https://jp.123rf.com/photo_86751273_赤い鳥7より引用のイラスト

   もしこんな①のイラストのような真っ赤な鳥がいたとすれば、それは飼鳥で、改良に改良を重ねた品種だと思います。そんな真っ赤な野鳥がいたとすれば、天敵にとっては見つけやすい餌が寄って来たということになります。じゃあいないのかと言われますと、ベニマシコオオマシコイスカなんて野鳥は真っ赤とは言えませんが、ほぼ全身が赤いという感じです。でもその野鳥の身体の一部とかに赤みかあれば、それはそれで見栄えが良いと思います。さあどんな野鳥がいますやら。

②YouTubeより引用のゴイサギの赤い眼

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   ②の写真のゴイサギといえば、醍醐天皇の時代に抵抗することなしに天皇の命に従って抵抗することなしに捕まったことで、五位の位を授かったから漢字表記も「五位鷺」となります。またゴイサギは成鳥時の名前で、その域に達していない幼鳥はホシゴイという名前になります。一年中いる留鳥で、単独もしくは小規模な群れを形成して生活する夜行性のサギの仲間です。夜行性だからというわけではありませんが、寝不足だからということでもありませんが、眼の色が赤いです。

③http://www.k-fusyoku.jp/yatou/sougu/mizube.htmより引用のその名の通りの赤い脚のアカアシシギ

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   ③のアカアシシギは漢字表記でも読んで字の如く「赤足鷸」です。夏季にユーラシア大陸の温帯域、亜寒帯域で繁殖し、北半球の冬季はアフリカ大陸やユーラシア大陸南部等へ南下し越冬します。日本では亜種アカアシシギが渡りの途中に飛来するという旅鳥です。ほぼ全世界に分布しています。またよく似たシギチの仲間にツルシギがいます。冬羽はアカアシシギとよく似ていて見分けがつかないほどです。またアカアシシギはアイリングが白く、赤い脚とマッチしています。

④赤いベレー帽を被ったアカゲラ

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   赤いベレー帽を入れ被った野鳥といえば、同じキツツキの仲間でこの④の写真のアカゲラクマゲラがいます。クマゲラは真っ黒な身体に赤いベレー帽です。でもなぜか身近性を考えたら私は、その容姿である背中は黒く、顔や首筋、腹部は赤く、また頭頂部と下半身は赤く、赤白黒の三色が身近に感じました。漢字表記も「赤啄木鳥」その通りです。日本では北海道に亜種エゾアカゲラが、本州、四国に亜種アカゲラが留鳥として周年生息するみたいです。

⑤オレの縄張りだと睨みを利かす赤いアイマスクのキジ

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   赤いアイマスクをとネットで検索すると、今の若い人は知らないと思いますが「仮面の忍者 赤影」とでてきます。私たちの年代なら赤影、青影、白影と何か中学生に戻った気分になりました。その赤いアイマスクの野鳥とはこの⑤の写真のキジです。この項で漢字表記を出してもアイマスクの手がかりはありません。繁殖期になるとオスはこのように真っ赤にニク垂れを充血させるのです。またこれがキジの体色の緑色が正反対の色なので非常に目立ちます。襲われそうでしょ。

⑥赤いマフラー買って似合うノゴマ

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   最後に登場の⑥の写真のノゴマの漢字表記も「野駒」なので手掛かりはありませせん。ノゴマはさえずりの上手いツグミの仲間で、日本では夏季に北海道に夏鳥として、繁殖のために飛来し、本州以南では渡りの途中に飛来する旅鳥で、南西諸島では少数が冬鳥として越冬します。オスの喉はライダーのように赤い斑紋があります。メスの喉は赤い斑紋が入る個体もいますが、面積が狭く多くのメスは喉が白いです。子供みたいですが、キジは赤影で、ノゴマは仮面ライダーです。

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