見出し画像

第1392回 群れる

①-1.https://fpd.hatenablog.com/entry/2014/06/22/082950より引用のスクランブル交差点での人の群れ

①-2.https://tabizine.jp/2014/10/03/20899/より引用のイスラム教メッカへの巡礼の人の群れ

画像1

   昆虫の中でも、この②の写真の蟻の仲間や蜂の仲間は女王様がいて、大きく分けて、その女王様の相手をするオスの従事たちと、働くことばかりするメスが蟻や蜂にはいます。蟻で言うなら軍隊蟻は女王蟻に献上する餌を求めて、何千、何万の兵が集まり餌となる、他の餌となる昆虫を探し回ります。人間でいう腕力(かいなぢから)が強く、自分の十倍以上の重さも持ち上げ、運んびます。その上この大群ゆえ、食べられる物はすべて、みんなで運ばなければならないという使命で群れます。

③http://j.people.com.cn/n3/2018/0410/c94638-9447659-4.htmlより引用のイワシの大群

画像2

   水中の中にも大群は出現します。③の写真はイワシの大群が大きな渦を巻いて泳いでいます。その大きな渦の真ん中に、何やら大きな魚影が見えます。どんな種類の魚類かわかりませんが、とにかく言えるのはこのイワシの大群をとても美味しい食事だということです。また反対にイワシの大群も食べられようとして、群がっているわけではありません。大きな魚がイワシ一匹一匹に狙いを定められないようにすること、または個々に狙われる確率を下げる希釈効果があると考えられます。

④http://j.people.com.cn/n3/2018/0410/c94638-9447659-4.htmlより引用のヌーの大群

画像3

   ④の写真のヌーはご覧のように大群を作り、2月から3月にかけての小雨期にオスとメスのグループに分かれ、メスのグループは集団で出産を行ないます。4月にかけてそれらの集団は次第に合流すると、最終的には数万から数十万頭の規模に膨れあがり、エサの多い草原を求めて大移動を始めます。この移動は元の地域へ帰るまでを含めて半年近く続きます。皆さんもテレビでなんかご覧になったと思いますが、行進の途中に大きな河川の激流を溺れる物もあり、それを乗り越え進みます。

⑤-1.http://iam-publicidad.org/article/集団で群れを作るムクドリの大群!ボリューム満より引用(10万)

画像4

⑤-2.http://eedu.jp/blog/2013/05/02/zekkei_q009/より引用のフラミンゴの大群(100万) 

画像5

⑤-3.https://indeep.jp/real-apocalypse-now-january-2020/より引用の普段は群れないカラスの大群

画像6

   今ご紹介した大群を見ることができるんですかって尋ねられたら、私は②のような蟻塚が出来るような大群は経験したことがありません。③のイワシの大群も、④のヌーの群れも見ることができません。しかし、⑤-1.の外敵から身を守れるムクドリの群れなら、約10万羽のムクドリがこの日本に生息する限りは可能。しかし、プランクトンを求めて百万羽のフラミンゴの大群は見れません。たまに見かける烏の大集合は見れます。しかしハシブト、ハシボソが集合するのは謎と言えます。

いいなと思ったら応援しよう!