第1513回 人と話すスズメ
①https://anigala-rew.jp/kimetsu-kasugaikarasu/より引用の人と話すスズメのアニメ
前回にスズメ同士の言葉が存在することを紹介いたしました。次のような言葉が存在します。⑴チュン→こんにちは ⑵ チュイ→みんなどこ ⑶ チョン↓→ここだよ ⑷ ヂィヂィヂィヂィヂィ→ちょっと注意して ⑸ ヂヂヂヂヂ!→あぶない、逃げろ ⑹ ヂィッ!→緊急避難! ⑺ ヂュヂュヂュヂュヂュ→餌見つけた ⑻ ヒュン、ヒュン、ヒュン、フィ、フィ、フィ→お腹空いた餌欲しい ⑼ ヂュウ、ヂュウ、ヂュウ!→近づくな! ⑽ ヂューッ!→やられた (11) ヂーッ→頂きます。など…
②https://www.surariru.tokyo/2019/10/how-to-draw-sparrow.html?m=1より引用の繁殖期のスズメの求愛
いわゆる、朝から「チュン、チュン」さえずるのは、メスを求めての求愛行動であるとされていましたが、スズメたちの集団生活での、私たちが朝起きて、家族と顔を合わせた時にいう、おはようの挨拶の意味もあるわけです。この行動はスズメだけではなく、シジュウカラやカラスにも朝の挨拶は必要なことだと言うことです。しかし、朝の「チュンチュン」が求愛のさえずりだとする理由もわからないわけではありません。なぜなら、スズメの繁殖期間は3〜9月まで、年三回あります。
③https://www.google.co.jp/amp/s/chicodeza.com/freeitems/suzume-illust.html%3famp=1より引用のスズメ同士の会話
人間でも当たり前のように、朝起きましたら、家族に挨拶するように、スズメにしろ、カラスにしろ、当然にその挨拶を行っているだけなのです。特に、スズメなんかは大集団、大家族で住んでいるわけですから、多くの家族の顔を覚えていなければ、外敵や餌の在り方を教えることは出来ないからです。野鳥の縄張り争いは殆どが同種との縄張り争いです。それ故に個々の家族への認識は必要不可欠で、成る程、簡単な言葉を使った会話は必要かと感じます。増して人に近いのですから。
④https://trendydenden.com/zenitu-tyuntaro/より引用の人と話すスズメのアニメ
①のタイトルのアニメも②のアニメも「鬼滅の刃」からチュン太郎の一場面です。こんな人と話をする野鳥はいませんが『クボタのたんぼ』という記事に「実は人間のおしゃべりを真似できると言われています。(中略) スズメは、言葉を話せることで有名なオウムや九官鳥と同じように人間のおしゃべりを真似することができるのです。自由に言葉を発するわけではありませんが、かなりはっきりとした発音でしゃべると言われています」とあります。スズメは人に一番近い鳥ですから…
⑤YouTubeより引用の話をするスズメ
2007年5月の産経新聞の記事に「三重県紀北町の食料品店「中野章吾商店」で保護されているスズメのチビは「いらっしゃい」「おはよう」「チビちゃん」など九つの言葉を話し、訪れる人を驚かせている。六年ほど前、けがをしていたため同商店の中野八重さん(85)に預けられたチビ。八重さんが毎朝、世話をしながら「おはよう」と話し掛けていると、約半年後にまねるようになったとか」とあります。スズメの鳴き声の特徴から言うと不可能に近い構造らしいです。でも事実です。
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