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第1635回 鳥のトランスジェンダー

①https://jp.freepik.com/premium-photo/eggs-with-symbol-of-transgender-female-and-male-gender-symbols_6758475.htmより引用の異常な性の表現

   トランスジェンダーを辞書で調べると「性別違和をもつ人々の総称。性別違和とは,体の性的特徴出生時の体に基づいて判別された性別や、その役割に課される性役割、性別表現など、すなわちジェンダーへの違和感である。トランスジェンダーには、他方の性別への一致感がある人とない人がおり、また違和感が持続的な人と、そうでない人がいる。日本では性同一性障害 gender identity disorderという語がよく用いられるが、これは医学的概念であり、出生上の性と反対の性に対する持続的な同一感と、出生上の性に対する持続的な不快感をもち、かつそれによって精神的な苦痛や生活上の問題を抱えている状態とされる…」等。

②https://jp.123rf.com/photo_68241730_ベクトルのアイコンは同性愛者の結婚式は白を設定します%E3%80%82女性結婚アイコン-イラスト.htmlより引用の同性愛のイラスト 

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   二年くらいの以前にもに『オオハクチョウ、コハクチョウ、コクチョウに「同性愛」や「ゲイ」が起きています。「ハクチョウ」は何回か繁殖して相手を見つけることが出来ないと子育てへの憧れや、強いオスへの憧れがあり、子育ての手伝いをしながらその穴を埋めます。』と「同性愛」となると、人間社会と同じことが野鳥の世界でも起きているとしましたが、当初はつがいになることを求めて、その相手への憧れが生じ、人間で言う宝塚スターに憧れる少女の様なのかもしれません。

https://jp.123rf.com/より引用のカリフォルニアカモメ(ウスオオカモメ?体長約51〜58㌢)

③-2.https://www.birdfan.net/2018/11/30/66383/より引用のユリカモメ(体長約40㌢)

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   ③-1.の写真はカリフォルニア湾のウスオオカモメ(カリフォルニアカモメ?)は、メス同士がペアになった巣に受精卵が発見されています。どちらかのメスがオスと交尾した後にメス同士の同性愛になった極めて珍しい事例とのことです。また、オランダの大学で飼育されていたユリカモメは、形成された57のつがいのうち6つがオス同士のペアだったそうです。巣に受精卵を入れたところ、ヒナを孵化させ、給餌し無事に巣立ちさたそうです。人間も鳥類もトランスジェンダーがあります。

④https://wired.jp/2009/06/18/動物の多様な同性愛と「超個体」/より引用の同性愛のコアホウドリ(体長約81㌢)のペア

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   コアホウドリは一夫一婦制が普通ですが、メスの数がオスより多いので、その結果、ペアの3分の1近くがメス同士です。メス同士の別にはメス1羽だけの場合より子育てがうまい。また、独り身のメスが、ほかの巣にいるつがいのオスを誘惑するといったことが減ります。この場合の同性愛は、コアホウドリの共同生活全体に大きな利益をもたらしています。このように多様な同性愛的行動が見られるのは、動物共同生活全体にとっての利益になる場合も多いこともこの種で正面されました。

⑤-1.http://www.fotoplatforma.pl/jp/photos/5852/より引用のヨーロッパチュウヒ(体長約49〜60㌢)

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⑤-2.https://www.pinterest.jp/pin/146789269090878581/より引用のニュージーランドミツスイ(体長約17〜21㌢)

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   トランスジェンダーはなにも海鳥だけではありません。猛禽類の⑤-1.のヨーロッパチュウヒのオスは、その四割がメスのように見える羽を見せびらかして一生を生き、縄張りをもつ普通のオスよりも三割も体が小さくて軽く、そのメスのような外見を利用して本物のメスと仲良くする技法。また⑤-2.のニュージーランドミツスイは、オスは黒い羽を持ち、メスは片側の頬に白い縞が入っていますが、この他にも両方の特徴をもっている個体がいることが最近の調査で判明しました。要するにオスでもありメスでもあるという事です。DNA的にメスとして生まれてもオスの行動をとります。

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