第1110回 鳩の現実(ドバト16回目、キジバト12回目)
①https://www.google.co.jp/amp/s/tvmatome.net/archives/1759%3famp=1より引用の街中のハト(ドバト体長約33㌢)
私が中学に入りたての頃に、天王寺公園を中心に昔の国鉄天王寺駅の構内は白くて、しょっぱいような匂いがするほど、駅舎をねぐらとするドバトたちの糞害で悩まされていました。当然今の鉄道のような鳩避け対策なんてありませんでした。そんな折に、今で言う動物愛護団体が聞けば怒るような、その時の中学生にとってはアルバイトがありました。天王寺動物園のニシキヘビの餌として鳩が増えすぎているので、一羽50円くらいで買い上げると言ったもので、それ程増えていました。
②https://www.hatotaisaku.jp/about/4831/より引用の公園で餌を貰うために群がるハト(ドバト)
そんな増えすぎた鳩を色んな鳩避けを使って、減らすことには成功しましたが、今頃になってからは増えているだの、減っているなどの色んな情報が出ています。私が思うには、色んな考え方があって、鳩などの鳥自体が嫌いな人、又は愛護団体のように同じ地球に住むものとして、共存を願う人。立場によって地区の決まりが排除よりで住民もそれに従えば、餌やりなどはしませんから、当然に繁殖に響きます。また愛護に向かう地区などは餌台なんかを設置して、増殖を試むでしょう。
③http://www.forest-akita.jp/data/bird/53-kigi/kigi.htmlより引用のキジバト(体長約33㌢)
カラスもハシボソガラスとハシブトガラスの二種がいるように、鳩にも遠い昔はヨーロッパで飼鳥だったカワラバトが、自然界になる放たれ、名前がドバトとなりました。飼鳥の自宅が余りにも長すぎてドバトは自分から率先して採餌することができません。だから人に寄り添うようにして餌をねだるのです。そんな野生化するのが苦手な鳩もいれば、別名をヤマバトという野生のハトであるキジバトも最近では街中に進出してきました。ドバトと違って、集団行動をしない野生の鳩です。
④Twitterより引用のドバト(左側)化してきたキジバト(右側)
キジバトは別名ヤマバトという限り山に住んでいたのが、やはり開発という煽りを受けて、かつてのハシブトガラスのように街中にやってきました。大きさは一応の体長は共に約33㌢となっていますがややキジバトの方が小さいと思います。ドバトと違って集団行動は取らず、非繁殖期は単独行動。また繁殖期はつがいでの行動となります。キジバトの増減の調査はされていないか、公表していないかです。言えるのは、他の野鳥よりかは繁殖期が冬を除いての長期だということです。
⑤https://sigma-nature-vlog.blogspot.com/2018/11/blog-post_24.html?m=1より引用のドバト(左側がオス、右側がメス)の求愛行動
キジバトに対してもドバトは外ものには一線をひきます。よく餌に群がるドバトの外にキジバトがいるのを見かけます。ドバトは同種でも縄張り内に入ってくると容赦なく攻撃をします。相手が逃げ出すかまで、ドバトの気性は荒いです。私にはドバトは私が子供の頃よりかは、減っているのは確かです。あらゆる公共の施設でドバトが営巣出来ないように鳩避けが施されておりますし、全体的に見ても餌不足です。夜でも明るいプラットホームにドバトは人から餌を求め彷徨います。