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第1676回 ペンギンを知る ⑵

①https://minne.com/items/16455554より引用のペンギンのイラスト

②-1.https://www.hoshizaki.co.jp/penguin_island/penguin/html/fiordland.htmlより引用のフィヨルドランドペンギン(体長約55〜60㌢)

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②-2.https://www.hoshizaki.co.jp/penguin_island/penguin/html/erect-crested.htmlより引用のシュレーターペンギン(体長約65〜70㌢)

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   残る八種の内の六種はマカロニペンギン属になります。代表的な※マカロニは前回で紹介済みです。この項の②-1.のフィヨルドランドは生息するエリア一帯は、険しい山岳地帯で厳しい冬に繁殖期を迎えます。冬に繁殖するのはエンペラーと二種だけです。②-2.のシュレーターは絶海の孤島に暮らす、ミステリアスなペンギンです。一回の繁殖期に産む卵は二個で、その二個で小さな1つを見捨てます。二個とも孵化したとしても、積極的に餌を求めるヒナしか育てず、過酷な環境です。

③https://www.hoshizaki.co.jp/penguin_island/penguin/html/snares.htmlより引用のスネアーズペンギン(体長約51〜61㌢)

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   マカロニペンギン属の特徴は殆どの種が太い眉みたいな毛が釣り上がっていて、怒っているような表情をしています。③-1.のスネアーズもその一つです。特にフィヨルドランドと似ています。ニュージーランドの南約200キロに位置するスネアーズ島のみで繁殖する固有種です。③-2.のロイヤルは打って変わり、眉毛が太く釣り上がっていません。白い顔にかかる金色の冠羽や頭の部分に生えた飾り羽、どこか気品を感じさせる姿がロイヤルという高貴な名前の由来となっているのです。

④https://www.hoshizaki.co.jp/penguin_island/penguin/html/rockhopper.htmlより引用のイワトビペンギン(北と南)

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   ④のイワトビは両足を揃えた状態で、器用に岩場を飛び跳ねて移動することからイワトビの名がついたペンギン。よちよち歩くよりもすばやく移動できるためか、岩場だけでなく平地でもぴょんぴょん跳ねている姿が見られます。イワトビは生息地によって冠羽や顔つきなどに微妙な違いが見られ、北と南に分かれます。キタイワトビは、冠羽が長く立派でとても勇ましく、ミナミイワトビは、冠羽は短めでクチバシのつけ根あたりの皮膚が広いです。とても喧嘩好きのペンギンです。

⑤-1.https://www.hoshizaki.co.jp/penguin_island/penguin/html/yellow-eyed.htmlより引用のキガシラペンギン(体長約66〜78㌢)

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⑤-2.https://www.hoshizaki.co.jp/penguin_island/penguin/html/little.htmlより引用のコガタペンギン(体長約40〜43㌢)

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   このペンギンの種類の最後は⑤-1.のキガシラペンギン属のキガシラは他のペンギンとは違い、黄色い頭に黄色い目、顔つきも鷲鷹などの猛きん類を思わせるほどに鋭く、明らかに違った雰囲気です。もっと違うのは森にすむ種であり、もうひとつ決定的な違いはそれは群れず単独行動します。⑤-2.のコガタペンギン属のコガタは、最も小さいペンギンで、多くのペンギンが直立二足歩行を行うのに対し、コガタは前傾姿勢で歩きます。前傾姿勢で歩くのは進化の遅れた古い型のペンギン。

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