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第705回 野鳥が関わる神社

①https://www.digipot.net/?p=45020より引用のイラスト

   以前に語らしていただいたのは、鳥にまつわるお祀りを行なっておられる関西の神社を紹介させていただきましたが、今回は神社に『おとりさま』に因んだ名前がついた神社を紹介させていただきます。私もびっくりするようなこの神社になぜ『おとりさま』が祀られているのだろうとか、また小さな『雀』から『烏』『鳩』みたいな身近な野鳥から『隼』『鷹』などの猛禽類。水辺の野鳥の『鷺』や意外にも多い『鵜』、また珍しい野鳥のチドリの仲間の『善知鳥(ウトウ)」など…

②https://www.mapple.net/spot/2000452/より引用の青森県 善知鳥神社

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   青森県  ⑴善知鳥神社→≪善≫ 徳の究極、すなわち神の意志に叶うこと  ≪知≫ 神を祀ることによって、神より与えられるもの  ≪鳥≫ 予知能力を持ち、天空の神々と地上の世界を結ぶ神の使わしめ宮城県  ⑵白鳥神社→しらとりじんじゃ 県内に多     岩手県  ⑶鵜鳥神社→うのとりじんじゃ 海上安全、豊漁、縁結び、安産の神。例大祭(旧暦四月八日)には各地から漁業に携わる人が大勢集まる。           茨城県  ⑷雀神社→すずめじんじゃ  鎮めが変化 。

③h-kikuchi.netより引用の栃木県 白鷺神社

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   栃木県  ⑸白鷺神社→しらさぎじんじゃ  小山義政との戦において、明神の森に白鷺の群れるのを白旗と間違え敵の退くのを見て、これひとえに神の御加護であるとして祭神・日本武尊が白鳥と化して昇天した奇瑞に因んで白鷺明神と改めた。       千葉県  ⑹鵜羽神社→うばじんじゃ 鵜茅葺不合命を祭神とする。                                                         ⑺鳥見神社→ とりみじんじゃ 千葉県に多く、特に印西市に多い。

④https://powerspot-tours.com/travel/tokyo/1305より引用の東京都 鷺神社

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   東京都  ⑻鷲神社→おおとりじんじゃ 天照大御神が天岩戸から出たとき、弦の先に鷲が止まった。台東区浅草 酉の市(酉の祭)が有名。酉の祭           ⑼大鳥神社→ おおとりじんじゃ 源義光がこの地で見かけた鷲のおかげで戦に勝てたという。足立区 ⑽鴎稲荷神社→かもめいなりじんじゃ 漁師がこの社に祈願すると鴎が飛来し必ず大漁。大田区       (11)雉子神社→きじじんじゃ 徳川三代将軍家光がこの地に鷹狩に来たとき、一羽の白雉がこの社地に飛び入った。品川区                                               (12)黒鶴稲荷神社→くろづるいなりじんじゃ 境内でとらえた黒鶴を将軍に献上して差し上げたらたいそうに喜ばれた。大田区                                     石川県  (13)気多大社→けたたいしゃ 12月16日 鵜祭り 神前で鵜の上り方で翌年の豊凶が占う

⑤https://spiritualjapan.net/2613/より引用の大阪府 大鳥神社

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   大阪府  (14)大鳥大社→おおとりたいしゃ 全国の大鳥信仰の総本山 (全国各地にある大鳥神社) 堺市  京都府    (15)伏見稲荷大社→ふしみいなりたいしゃ 渡来人の秦伊呂具によって創建。餅を的にして矢を射ったところ、餅が白鳥になって山の峰に止まり、稲が成ったので「イナリ」という名前が生まれた。京都市伏見区 本来は『おきつねさま』    奈良県  (16)大神神社→おおみわじんじゃ 本殿がない。神殿を建てたが、百千鳥が群がって散々破壊した。本来は『みいさん(白蛇)』 桜井市           (17)八咫烏神社→やたがらすじんじゃ 神武天皇が大和へ東遷する折、熊野の山中で停滞する一行を大和へと道案内し、天皇の勝利に貢献した≪八咫烏≫の化身と伝えられる。宇陀市 所謂 熊野古道       兵庫県  (18)自凝島神社 →淡路島 おのころじまじんじゃ イザナギ、イザナミに交合を教えた鶺鴒(セキレイ)が止まった「せきれい石」がある。          三重県  (19)香良洲神社→からすじんじゃ カラスの住まう地であった。香良洲神社でカラスの扇を売っていた。三重県津市香良洲町。

⑥http://www.hnt.or.jp/sightseeing/shirotori-jinja/より引用の香川県 白鳥神社

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   香川県  (20)白鳥神社→しろとりじんじゃ 日本武尊が神霊白鶴に化し西方に飛び去る。東かがわ市。 中国、四国にも白鳥神社は多く存在する。       岡山県  (21)鵜江神社→うのえじんじゃ 吉備津彦命が崩御され、御体を中山の南峰に埋葬すると御棺が鳴動し一羽の鵜が西方に飛び出て、その止まる所を鵜の里と称し、吉備津彦命の荒魂を鎮め奉らんと神社を建立した事による。小田郡矢掛町。    島根県  (22)→くぐいじんじゃ 物を言わない皇子ホムツワケが白鳥を見て口を動かした伝説による。今でも口のきけない人が参詣に来る。白鳥。       宮崎県  (23)鵜戸神宮→うどじんぐう 初代天皇の神武天皇の父、鵜葺草葺不合命を祀る。海辺に鵜の羽を屋根にした産屋を作り終えない内に産まれた                                                                     (24)白鳥神社→しらとりじんじゃ 日本武尊が白鳥と化して飛び去った。                                                福岡県  (25)隼鷹神社→はやたかじんじゃ 主祭神は高御産巣日神。高御産巣日神の神霊を祭った際に、鷹の姿で松の木に飛来されたことから、この神の名前を隼鷹天神と称して安置した。

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