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第498回 「チドリ」「シギ」のほかの旅鳥は?

①https://jp.123rf.com/photo_10502311_旅鳥.htmlより引用

   本当に申し訳ないのですが、あまりにも「旅鳥」は見遠い野鳥なんで、実際に見たことがないのですが、非常に興味があります。「チドリ」「シギ」類しか「旅鳥」ではないような語り方であったので、ここにそれ以外の野鳥を語らせていただきます。調べてみますと以下の十種が、日本に立ち寄る「旅鳥」です。

②http://www.naturephoto-cz.com/アカマシコ-picture_ja-23432.htmlより引用のアカマシコ(体長約14㌢)

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③アカハラダカ(体長約30㌢)

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   ②のアカマシコは、国内にはベニマシコという仲間がいます。体長約15㌢ですので、スズメの大きさです。春秋の「旅鳥」です。また猛禽類のツミ(体長約27〜30㌢)の仲間のアカハラダカも数千羽の群れをなして、春秋に日本にやって来る「旅鳥」です。

④-1アジサシ(体長約33㌢)、-2クロハラアジサシ(体長約24㌢)、-3ハジロクロハラアジサシ(体長約23㌢)

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   アジサシカモメのです仲間で、やはり春秋に日本に立ち寄る「旅鳥」です。クロハラアジサシは初夏5月から秋の10月に日本にやって来る「旅鳥」です。同じアジサシの仲間といっても生息地も違うので、やって来る時期も異なります。アジサシは珍しく越夏することがあり、繁殖の例もあるらしいです。

エゾビタキ(体長約15㌢)

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チゴハヤブサ(体長約33〜35㌢)

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   ⑤と⑥は日本でいうとスズメハヤブサ。天敵同士ということになります。エゾビタキは寒冷地のサハリンからニューギニアなどに越冬するに日本に立ち寄り、チゴハヤブサはユーラシア大陸北部からアフリカ大陸に越冬時に立ち寄り、どちらも春夏にやって来る「旅鳥」ですが、チゴハヤブサは東北以北では夏鳥としてやってきます。

ハイイロミズナギドリ(体長約46㌢)

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    ⑦のハイイロミズナギドリはあの京都の県鳥ミズナギドリの亜種に当たります。ハイイロミズナギドリはニュージーランドで繁殖し、非繁殖期には北上する時に、日本に4〜6月に立ち寄る「旅鳥」です。ミズナギドリは長寿することが有名で、その個体が見つかったのが京都府でした。

ムネアカタヒバリ(体長約15㌢)

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ヤマショウビン(体長約28㌢)

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   ⑧⑨も日本でいうと、タヒバリカワセミみたいなものでしょうか。ムネアカタヒバリはユーラシア大陸の北極圏から越冬のためにアフリカ大陸までの途中に立ち寄り、またヤマショウビンは朝鮮半島や中国北部から東南アジアへの渡りの際に西日本以南に「旅鳥」としてない飛来し、また長崎県対馬や島根県隠岐では春秋に生息します

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