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第2109回 賢い鳥とは

①https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word=%E6%95%99%E6%8E%88%E9%B3%A5より引用の賢い鳥のイメージイラスト

   ①のタイトル写真は鳥が大学の賢い教授のいかにも賢そうな帽子を被っています写真です。日本のみならず、世界を見渡して頭の良い鳥というのはどんな鳥のことをいうのかを調べてみましたら「頭の良い」というのはどんな風に判断するのかを考えましたら、こんな風に別れると思います。   ⑴  昔から森などに長らく生息して経験豊かな鳥      ⑵  自分で採餌するため要領よく振る舞う鳥           ⑶  人やその周りの環境の物音を真似る鳥               ⑷  世界の各地にいて知能指数がとても高い鳥           の四点に絞って調べて見た結果が以下の鳥です。

②https://publicdomainq.net/owl-bird-teacher-0009860/より引用の物知り鳥のイメージがあるフクロウのイラスト

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   ②のイラストは「物知り博士」のイメージがありますいわゆるフクロウが教鞭をとっていますイラストです。この説明で『いわゆる』としましたのはイラストの『フクロウ』を厳密にいいますと羽角がありますのでミミズクです。中称はさておき、事実は別としてなぜフクロウは「物知り博士」なのでしょう。それはギリシャ神話において、フクロウは女神アテーナーの象徴であるとされます。知恵の女神アテーナーの象徴であることから転じて知恵の象徴とされることが多く、民話や童話においては、森林の長老や知恵袋の役割としてフクロウがしばしば登場する為のことです、

③-1.https://www.birdfan.net/2021/09/10/83212/より引用の魚を捕獲したミサゴ(体長約55〜63㌢)

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③-2.http://kmowotan.cocolog-nifty.com/garakuta/2013/05/gw-253f.htmlより引用の釣りをするサギ(写真はアオサギ)

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   世の中は上手く出来たもので、要領よく食べ物を捕獲する猛禽類にトビがいます。トビは生きている獲物を追いかけ回すより、屍肉や川辺などでハンバーガーやBQをしている人の手から奪って食べようとして、今いた位置の木の枝に戻ろうとする時にその獲物をカラスに奪われます。カラスがひとつ上の要領良さです。その猛禽類で魚を主食とします③-1.のミサゴは、水中の獲物の魚目掛けてダイブして写真のように捕らえるのですが、その獲物がいないとき、知恵を捻ったのか、ミサゴはどこかで拾ってきたパンを餌に、小魚を捕獲するのですが、あまりにも巧みな頭の使いようです。その上手をいくのが、③-2.のサギの仲間たちで、写真のように、釣り人の近くで待ち伏せて、寄ってきた魚を捕獲するか、釣り人が温情を寄せれば小さな小魚を貰えるかもしれません。こんなサギは、同じく水辺の鳥の仲間のカワウが潜って魚を狩るとき、必ずカワウが逃しました、魚のおこぼれをきちんと、自分の物にする要領の良さです。

④https://karapaia.com/archives/52298723.htmlより引用のオウムの中でも賢いミヤマオウム(体長約46〜50㌢)

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   学習成績豊かな学生が揃っています東大生にも、必ず首席はいるものです。物真似をさせたら幾つもの言葉を覚えるオウムやインコの仲間にしろ、その中でやはり一番物覚えが良い鳥は必ずいると思います。ネットでオウムの仲間で検索しましたら、④の写真のニュージーランド南島固有種でありますミヤマオウムが一番多かったです。高山帯の森林や草原等に生息し、別名は鳴き声に由来し「きーあー」と聞こえますから現地では「キア」で、鳴き真似は当たり前で、ただ賢いだけでなく、遊びの天才とも言われます。好奇心旺盛で創意工夫に富み、仲間と協力して様々な遊びを作り出します。食物の少ない環境に対する適応として知能や体力、学習能力、好奇心、協調性、適応性が極めて高く、ゴミ箱の蓋を外したり、ボルトナットを外す、自転車のタイヤに噛み付いてパンクさせるなど、極めて簡単にこなせ、集団で協力して日々生活に様々ないたずらをするといいます。

⑤https://karapaia.com/archives/52247046.htmlより引用の賢いカラスのシャドウイラスト

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   やっぱり最後には、犬や猫より知能指数は高く、またチンパンジーにつぐ高さです。人間の子供でいいましたら6〜8歳の知能指数をもつ逸材です。そんなカラスは日本にもいます。よく見かけるカラスのひとつは、街中を生活圏にして、生ゴミを漁り、人間の子供がする小さなサッカーボールで仲間とサッカーのようなものをしたりするハシブトガラスと、山の裾野に小さな家族単位の群れで行動し、硬い胡桃の殻をわざと車道に置いて轢かせ、中の美味しい実だけを食べたり、また硬い貝殻は宙から落として割って、中の貝の身をたべるハシボソガラス、世界に目を向けると、ニューカレドニアに生息するカレドニアカラスは、植物の小枝等から鍵針状の道具を使い餌を捕まえます。カラスの仲間は凄い技を当たり前に使います。

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