![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103503333/rectangle_large_type_2_7c3341ac6dbc2e7863c9167109338505.jpeg?width=1200)
第551回 外来種の野鳥
①https://global.canon/ja/environment/bird-branch/bird-column/biodiversity5/index.htmlより引用の外国の野鳥のイラスト
もうすでに、外来生物法で特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっているガビチョウ、カオグロガビチョウ、カオジロガビチョウ、ヒゲガビチョウ、ソウシチョウの五種と現在は無罪放免となったドバトの合わせて六種は語り済みですので、いわゆる「外来種」の日本にいる野鳥を調べてみました。
②私の身近にいる外来種のコジュケイ(体長約28㌢)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14597760/picture_pc_a475ed9193fe6de8af43014d4d3f532f.jpeg)
まずは上記の六種の「外来種」の野鳥のほか、ここで紹介いたします五種を合わせて、シマキンパラ(アミハラ)、ベニスズメ、カナダガン、インドハッカの四種を合わせて、合計十五種が「外来種」です。現在において、ガビチョウ四種とソウシチョウの五種が侵略的外来種ワースト100選定種ですが、生態系が変わったら、増えるかも…
③カラスのように黒いハッカチヨウ(体長約26㌢)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14597817/picture_pc_f9dc5ec2054dc204f4f93287afec1a2d.jpeg)
私の身近にいる「外来種」の野鳥は私のマンションのベランダ下の竹やぶから、大きな声で鳴きあげる「チョットコイ、チョットコイ」のききなしで有名な②の写真のコジュケイです。私からしたら体長約28㌢くらいの小さな身体で良くあんな大きな声を出せるものだと感心します。このコジュケイは狩猟のために中国から輸入されました。
④くっきり黒いコクチョウ(体長約110〜140㌢)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14597900/picture_pc_8069522c70bb6522ee0e33769dec5f3a.jpeg)
③の写真はハッカチヨウです。突き出した冠羽が頭部前方を飾っているのが特徴的なムクドリよりやや大きな野鳥です。このハッカチヨウも中国や台湾から輸入されて、籠抜けしたり放たれたりして「外来種」となりました。鳴き声は、澄んだ声でさまざまな音をだし、ものまねもする習性があります。やはり声か がうるさかったのかも…
⑤ソウシチョウのように群れるカエデチョウ(体長約10㌢)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14597956/picture_pc_94a3d2f09ca6b5f9ff9e66605e14f76f.jpeg)
④の写真のコクチョウはほかの種のように、飼鳥として、輸入されたわけではありませんが、これもまた人間がハクチョウに対して、色の黒いコクチョウとして、見世物的に池などに放ったものが野生化しました。この部類では珍しいと思います。また⑤のカエデチョウはソウシチョウのよう可愛い飼鳥として籠抜け、集団行動の野鳥なので、「外来種」と相成りました。
⑥セキセイインコの仲間ワカケホンセイインコ(体長約40㌢)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14598078/picture_pc_b3ed7279464fe3a5614a5d74aef46813.jpeg)
最後に登場の⑥ワカケホンセイインコはセキセイインコの仲間で、ちょうどオウム類やインコ類と同じようには「物真似鳥」として飼われていましたが、ワカケホンセイインコは鳴き声も大きく、凶暴で、飼い主の指をも負傷させてしまうのでこの種も籠抜けし「外来種」になりました。しかしどの種も自身が悪くなくすべてが人間の仕業です。