第1785回 世界で容姿が変な鳥
①-1.https://www.google.co.jp/amp/s/www.buzzfeed.com/amphtml/lyapalater/birds-that-look-fake-but-are-real-1より引用の変な顔のハシビロコウ(体長約100〜120㌢)とセイロンガマグチヨタカ(体長約23㌢)
①-2.https://ganref.jp/m/ogamasa/portfolios/photo_detail/3126869より引用の笑っているハシビロコウ
①-3.https://ikimono-matome.com/potoo/より引用のガマグチヨタカ(体長約35〜50㌢)
もう容姿が変な鳥といえば、①-1.の写真でお馴染みの左のハシビロコウと右のガマグチヨタカの仲間だと思います。左のハシビロコウはモアイ像のような出立ちで何時間も獲物を捕獲するためなら不動の構えでしかも怒っているようです。しかし、-2.では微笑んでいるような表情をしています。またガマグチヨタカは-1.や-3.を見ても、笑っているような、びっくりさせているような、凄い表情豊かです。人間以外に感情を顔に表す生き物はいないといいますが、鳥でも表情豊かです。
②-1.https://ikimono-matome.com/hoatzin/より引用の翼に爪を持つツメバケイ(体長約762〜70㌢)
②-2.https://ikimono-matome.com/hoatzin/より引用の翼の爪で吊り下がるツメバケイのヒナ
②-3.https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8827/?ST=m_newsよりツメバケイのヒナの翼の爪のアップ
②-4.https://www.google.co.jp/amp/s/rakutai.jp/2018/11/07/satoyama03/%3famp=1より引用の翼に爪がある日本のケリ(体長約36㌢)
②-1.のツメバケイは恐竜時代の名残りがあるのか、今でも翼に爪が生えています。木の葉を主食にする唯一の鳥で翼を広げてバランスをとり、足で枝を掴んで頼りなげに木の上を歩き、首を伸ばして葉を丸ごと一枚むしゃむしゃと食べます。この爪は②-2.と-3.のヒナの時代の方が身体の割には大きな爪です。ヒナは巣から落ちそうになった時に爪で枝を掴んで、落ちるのを防ぐ役割になっています。成鳥になりますと、小さな爪になります日本では-4.のケリの成鳥の翼に爪が生えてます。
③-1.https://www.google.co.jp/amp/s/yukihyou.exblog.jp/amp/28159649/より引用のアフリカハゲコウ(体長約120〜130㌢)
③-2.https://blog.goo.ne.jp/kattun-hour/e/646e12d09fe636bf994cbf62b2e05037より引用のアフリカハゲコウの顔のアップ
剥き出しの禿げたピンクの頭部と首といい、喉元から垂れ下がる長く膨張する喉袋、大きな鋭角を持ったクチバシ、焼きただれたような顔と「世界で最も醜い鳥」といわれた③-1.や-2.の写真のアフリカハゲコウ。漢字表記で「阿弗利加禿鸛」と、名前の通り、コウノトリの仲間の大型渉禽類の一種です。英語名のマラブー は、直接にはフランス語のマラブーを狭義に借用し、そもそもはアラビア語を起源とし、ムスリムの聖者や隠者とその墓そしてそこに集まる神聖な鳥を意味しています。
④-1.https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アメリカグンカンドリより引用のアメリカグンカンドリ(体長約89〜114㌢)
④-2.https://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=02296002826Bより引用のアメリカグンカンドリの求愛行動
④-1.のアメリカグンカンドリは写真のようにおおらかな翼のスタイルで、軽快に飛行し、素速く、空中でカツオドリなどの他の鳥から略奪することが知られています。軍艦鳥というより、海賊鳥がぴったりだと思います。このアメリカグンカンドリのオスは繁殖期になりますと、④-2.の写真のように、鮮やかな赤い喉袋をこれでもかというくらいに膨らませて、つがい相手のメスに見せつけます。変な鳥と呼ばれます。メスはオス同様に身体の色は黒色ですが、胸の部分は白いです。
⑤-1.https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/3874/?ST=m_newsより引用のフクロウオウム(体長約60㌢)
⑤-2.https://www.google.co.jp/amp/s/www.walkerplus.com/trend/matome/article/1005315/amp/より引用のキウイ(体長約25〜45㌢)
⑤-3.https://www.birdfan.net/2019/06/14/71432/より引用のヤンバルクイナ(体長約30㌢)
世の中に鳥だというのに飛べない鳥はいます。⑤-1.のフクロウオウムのカカポにしろ、-2.のキウイにしろ、-3.の日本のヤンバルクイナにしても飛ぶことができません。その理由はその昔、ニュージーランドには鳥の天敵となる哺乳類が生息せずキウィ以外にも天敵から逃げる必要がなくなったため、飛ぶことを止めた鳥が数種類生息しています。ヤンバルクイナも天敵が少なく飛ぶことをやめたみたいです。フクロウオウムだけは他と同じ環境でも、体重増加によってのことみたいです。
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