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第1674回 北極にペンギン?

①https://mainichigahakken.net/hobby/article/post-526.phpより引用のコウテイペンギン

   何事にも人間の思い込みにより、春先に街中にやってくる野鳥のメジロを「ホーホケキョ」でお馴染みのウグイスと間違えたり、また正月の縁起物の「松に鶴」は実は人の見間違いで、じつは鶴は木の枝にはとまれない趾の構造になっており、また現在のように遠くのものを観るのに双眼鏡もなく、確認することができなかったので、コウノトリと間違えたわけです。同じように昔話の「鶴の恩返し」も実は機織りをしていた「カタカタ」という物音はコウノトリのクラッタリングでした。

②https://penguin.ikimonoacademy.com/study/557より引用の全種類のペンギンのイラスト

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   今回の野鳥はペンギンを選びました。題名にもありますように、ペンギンといいますと、氷の上に住んでいて、飛ぶことは出来ませんが、そんな氷のある冷たい海中に長時間に及んで潜水し、魚を捕獲します。※皇帝ペンギン属のエンペラーキング、アデリー属のアデリージェンツーヒゲ、フンボルト属のガラパゴスケープフンボルトマゼラン、マカロニ属のフィヨルドランドシュレータースネアーズマカロニロイヤルキタイワトビミナミイワト、キガシラ属のキガシラ、コガタ属のコガタの18種がいます。

   ※  ペンギンという部分を省略しています。例:エンペラー→エンペラーペンギン、アデリー→アデリーペンギン

③-1.http://paguja.cocolog-nifty.com/pagusanpo/2014/05/post-d29f.htmlより引用の京都水族館のケープペンギンのショー

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③-2.https://www.at-nagasaki.jp/s/spot/254/より引用の長崎ペンギン水族館のキングペンギンの行進

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   上記の③-1.も-2.も動物園や水族館でよく見かけるペンギンたちです。この地球上に19種類のペンギンがいますが、どのペンギンも姿形やその動作から子供たちに人気がありますので、よく見かけますが、※エンペラー、キング、アデリー、ジェンツー、ヒゲ、少し眉毛が怒っているようなマカロニ、キタイワト、ミナミイワトの三種、小さなフンボルト、ケープ、マゼラン、コガタの四種。合計12種のペンギン達が全国の施設にいます。

④https://www.nanigoto.net/entry/2021/01/15/105547より引用の赤道直下のガラパゴス諸島に棲むガラパゴスペンギン

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   水族館や動物園でペンギンを見ていると、ペンギンって寒いところにしかいないと思われがちですが、水族館や動物園を訪れる方はペンギン=寒い所にいると思い込んでおられると思います。しかし、実際に南極に生息していますペンギンは全19種類中になんと二種類しか生息していないのです。エンペラーペンギンことコウテイペンギンとアデリーペンギンの二種だけということになります。なぜ、ペンギンが寒い所に棲むというイメージはやはり施設の展示の仕方が強いと思います。

⑤-1.https://hokkyoku.jp/company/より引用の大阪難波のアイスキャンディーの「北極」

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⑤-2.http://iris-life.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/part-78d3.htmlより引用の北極と蓬莱のアイスキャンディー

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   ペンギンが赤道を越えて北極まで移動しないのは、赤道周辺に流れる暖流が一番の要因と推測されます。暖流の流れる熱帯の海は栄養分が少ないし、ペンギンの餌になる生物が少ないし、加えて、サメのような天敵もいることから、北極には生息しません。この寒い所に生息しているという思いこみからそれでは北極にもペンギンがいるのではと思ったのか、⑤-1.の関西の人しかわかりませんが、大阪難波には⑤-2.と並んで昔からアイスキャンディーを販売しているお店があります。

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