第601回 謎の野鳥
①http://torigasukidesu.blog.shinobi.jp/野鳥/覆面レスラー(笑)ズグロトサカゲリより引用の謎の野鳥(スグロトサカゲリ 体長約35〜38㌢)
①の写真の「謎の野鳥」は正体はズグロトサカゲリと長ったらしい名前がついたケリの仲間です。頭部の黄色のマスクが非常によく目立ち、翼の先っぽにケリ独特の黄色い小さな爪があります。まさに鳥類の祖先は恐竜であったことが証明される一つの出来事です。何が「謎の野鳥」かというと、覆面レスラーのようにマスクはしていても姿はバレているってことです。
②http://sekireinogogo.blog17.fc2.com/blog-entry-329.htmlより引用の謎の野鳥(ガングロガビチョウ 体長約22〜25㌢)
これからは投稿された「謎の野鳥」の紹介です。②の写真を投稿された方によりますと、ヒヨドリのような大きさで、身体の色合いはツグミのような…そして顔が黒い「謎の野鳥」としています。このガングロガビチョウは年がら年中顔が黒いです。夏になるとノビタキやコジュリンなどの夏鳥は夏季になると、黒覆面を被ったような夏羽仕様の顔になり、冬季にはまた素顔に戻ります。
③https://grapee.jp/142032より引用の謎の野鳥(シジュウカラ 体長約14㌢)
この③の写真はロシアからの投稿です。しかしこの車のボンネットの上に寝そべっている三羽の「謎の野鳥」はシジュウカラなので、あえて問題ないとして掲載しました。このシジュウカラたちは極寒のロシアです。日本の寒さとは桁が違います。このシジュウカラたちは、この駐車中の車にボンネットにエンジンの温もりが残っていて、寒さゆえに暖をとっているのです。
④https://zukan.com/media/comment/original/comment_3482_20170518140603.jpgより引用の謎の野鳥(ノビタキ体長約13㌢かキビタキ体長約14㌢どちらかの幼鳥?)
この④の写真の「謎の野鳥」は投稿された方の写真を撮る位置や、またこの野鳥が水浴びをして、本当の普段の身体が見れないってことが問題で、きちっとしたアングルで写真を撮ることが出来ていたなら何ら問題はないと思います。ヒタキの仲間には違いないのですが、それがノビタキなのか、キビタキなのか、またその幼鳥なのか、判断に苦しむ一枚だと思います。
⑤https://deskgram.cc/explore/tags/謎の野鳥より引用の謎の野鳥(オオバン 体長約39㌢)
さあこの⑤の写真は「謎の野鳥」ということもあるでしょうが、本当は人によっては気色悪い野鳥で、本当にこんな野鳥の脚がタイツを履いたようなライトグリーンな色なのかと…ちょっと日本にいる野生の野鳥とは思えないって感じの「謎の野鳥」と思います。この野鳥はオオバンで、あの有名なヤンバルクイナと同じクイナの仲間です。脚には木の葉形状の水掻き(弁足)があります。