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第1107回 やっぱりカワセミ(16回目)

①https://www.google.co.jp/amp/s/ks1639.exblog.jp/amp/21571555/より引用のカワセミ(左側がオス、右側がメス共に体長約17㌢)のつがい

   私のハンドルネームは翆野大地です。しょっぱなの『翆』はみどり、青緑、カワセミを表します。またカワセミの漢字表記で有名なのは、翡翠、 翡翆、魚狗、川蟬で、またの名前は古くはソニドリで、漢字表記は翠鳥、鴗です。良く用いられる翡翠、 翡翆の二つはつがいである事でもあります。『翡』はカワセミのオス『翠』『翆』はカワセミのメスを表します。翡翠はカワセミの他に宝石のヒスイを表します。カワセミがヒスイからの名前ではなく、カワセミからヒスイが生まれました。

②https://www.google.co.jp/amp/s/fukagesh.exblog.jp/amp/21557472/より引用のカワセミのダイビング

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   前回のモズは「猛禽類になれなかったスズメ」という有り難くもない言われ方をしましたが、列記としたハンターです。そしてこのカワセミもハンターです。カワセミは猛禽類ではありませんが肉食です。ただし小魚やエビなどを②の写真のように、水上の木立や岩の上から見ていて、獲物にターゲットを絞るとダイビングして、水中の獲物を捕獲します。猛禽類のようにと言ったのは鷲や鷹が空高くから眼下の獲物目掛けて襲いかかるのと同じで、どちらかというとハヤブサのようです。

③https://gramho.com/explore-hashtag/青い宝石より引用の青い宝石カワセミ

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   ハヤブサは時速300km以上の高速で獲物目掛けて急降下しますが、カワセミも時速90kmで水中にダイビングするのです。長いクチバシで体はスズメほどの大きさです。日本のカワセミ科のなかでは最小種。頭が大きく、頸、尾、足は短い。オスのクチバシは黒いが、メスは下のくちばしが赤いのでオスと区別できます。こんなずんぐりした身体から水上からホバリングして高速てダイビングしたり、また獲物を捕獲した後急浮上して飛び上がりもといた位置にかえり、捕食します。

④https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/kozoshoku/entry-12543597425.htmlより引用のカワセミの羽の構造色

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   でもカワセミは清流の宝石とか言われます。あのヒスイの名前はカワセミから付けられたものです。カワセミとヒスイも漢字表記は「翡翠」です。カワセミもヒスイも見る角度や太陽光線の当たり方で、青っぽく見えたり、緑っぽく見えたりします。またその色がピカピカと輝いています。これをブッポウソウを含めたこのような色合いが変化して、輝いているものを構造色と言います。小さい頃に遊んだシャボン玉のあの輝き色めくあの感じや光が当たったコンパクトディスクです。

⑤http://interesting.world.coocan.jp/hphp/b/theme/kf-breeding/i-16.htmより引用のカワセミと500型新幹線

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   その構造色は④の写真の羽の構造にもあるようです。ここでは難しいので、カワセミの身体の一部が500型新幹線にそのフォルムが使われているというお話です。⑤の写真のようにカワセミのほかの野鳥のクチバシと比べて長すぎるほどのクチバシは、新幹線が開発毎に速度を上げるにつれて、トンネルに突入するときに発生する爆音に、この長くて四角っぽい形のフォルムが、今までの爆音に比べて、大幅に軽減することが認めらました。これからはどんな加速になろうと大丈夫です。

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