日本ミニ独立国オリンピック!?
全国およそ40か国の独立国を集め八王子で開催
全種目変わり種の珍スポーツ競技大会で大注目!
61年、東京都八王子市の銀杏(ぎんなん)国で開催
日テレ・木スペ企画
第1回ニッポン「ミニ独立国オリンピック」開催(1986年5月23日~25日)私はこの番組の演出スタッフをしていた。
全国52カ国、選手団や関係者がおよそ2000人
司会 徳光和夫さん・アシスタント マリアンさん
メイン解説ゲスト バレーボール 松平康隆氏他、現地解説者・リポーター
は芸能界の方々(男性タレント・俳優が多かった?理由は、とある競技の為)
東京オリンピックファンファーレ
古関裕而作曲 オリンピックマーチ 五輪旗入場・・・演出効果は正に
東京オリンピックの流れをモチーフに展開
北海道、本州、四国、九州、沖縄のニッポン五大陸を象徴した五輪が一列に並び
『五輪の串刺し』が大会ポリシー旗
52カ国の独立国の元首はロイヤル席で各国選手団を笑顔と拍手で迎える。
その中には岩手県の「万世の里」の大統領、宇野千代さんもいた。
この番組の制作に当たって、日テレの鬼才と言われるプロデユーサーの方々(他界なされた方々も多く折ります・合掌)が中心となり、当時ズームイン等のメイン構成作家集団が0からの企画・構成・演出をする事に・・・
当時私はフリーランスの立場だった為、日テレの廊下で鬼才Pから声を掛けられ制作スタッフとして開催国の東京八王子「銀杏国」の担当として、開催に至る舞台裏の全てに立ち会った。
日本全国の独立国とは
ミニ独立国とはは 1980 年代にブームとなったまちづくり運動で「地域や地区を活性化させる様々な目的の もとに賛同者が集い、国家経営を規範として、地域 (地区)を国づくりに置き換え、地域(地区)づく りに取り組むまちづくり団体」をいう。ミニ独立国運動の特徴である「パロディで楽しくやること」と「地域の一 体感を作ること」が重要。
([観光研究]2021 . 12 / Vol. 33 / 特集号 日本観光研究学会機関誌より)
これらの、言い様によっては統率不可能な全国の国家元首とその窓口である外務大臣との折衝から始まり魑魅魍魎の世界観を『オリンピック』と言う名の下に集結させ尚且つ、通常では考えられない『競技を新設』=『新スポーツの開発』までやっていこうと言う当時のテレビ人が(不適切な方々ばかり)面白がって考案する手作り企画でした。
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