#31 空きコマに何する?
私は大学院に通っており、その前も3年間大学に通っている。本当は4年間なのだが、最初の1年は完全オンライン授業で大学生活っぽくはなかったため実際に通っていた3年間を大学としている。
その通っているということで大学生活に関連することで困っている。
大学以降では、高校までとは異なり自分で授業を取っており、時間割は毎時間埋まっているわけではなく一日の中で何コマか埋まっている、あるいはまったく授業がない曜日もあるといった状況になる。本当に自由にとれるといってもそこまで自由ではなく自分の専門に近い分野で授業を組み立てるとなると、時間割は限定されることになる。
だから、1日に2コマ以上授業をとると、連続の場合もあるし数コマ空くことがある。この空いた数コマのことを空きコマという。大学の学部時代は連続して授業を取っていることが多かったため、空きコマがあると言えどせいぜいあって週1程度であった。しかしながら、大学院に進学すると週2になった。頻度で見るとそこまで変わっていないと思うが、問題は授業が入っている時間帯である。
週2のどちらとも1限に座学の授業が、3-4限に演習の授業が、週2の一方の曜日に隔週で5-6限に授業が入っている。空きコマでいえば2限のみということになるが、これがなかなか困る。2限の後は昼休みが1時間入るため実質2時間半の空きコマとなる。2時間半自由な時間があるのにも関わらず、1限があるため睡眠時間が短い。大学から家が近ければそのまま帰って仮眠を取ればよいが、遠距離通学者の私にとっては夢の話である。ここで、仮に1限の授業が2限にあれば、その分1時間半長く睡眠時間が確保できる。今の状況だと自由な時間はそれなりにあるけれど睡眠ができていないというどうしようもできない歯がゆい状況にある。
さらに、隔週の5-6限が入っている日に3-4限が休みになった日があったが、その日は1限と5-6限の間で5時間半の空きコマがあった。これは学部時代には体験したことのない時間で途方に暮れていた。時間があるから電車でどこかに出かけようかとも思ったが、1限があり睡眠不足で疲れていたためその気にはなれなかった。
学部1年の頃はオンラインだったから、空きコマと言えども横になることができたしスマホやテレビを見て楽しんでいた記憶がある。それがあったから、通学できるようになってからの空きコマがなくなってほしくて仕方がなかった。
学部の最初の方は図書館で授業の課題や復習をして時間をつぶしていたが、だんだん慣れてくるとさすがに退屈になってきた。だから、たまに読書をして時間をやり過ごすこともあるが、読書は通学の電車でもできるから大学にいるときにわざわざしなくてもいいだろうという気持ちにもなる。
空きコマに対してつらつらと書いたが、やはり1限があることが諸悪の根源であると思われる。少なくとも2限以降からの授業だったら耐えられそうだと思う。とはいえ、1限授業も今学期はあと4-5週で終わるためあと少しの辛抱である。
そう思いながら、次の学期の時間割を見ると、専門の科目が1限に週2で入っていた。来年の前期にも1限の科目があり、まだまだ続くと思うと受け入れなければいけないと思った。
そもそも、社会人になったら週5で朝早いからつらいなんて言ってられないとも思う。でも、社会人では給料を貰って朝早く出勤するが大学は学費を支払って朝早く通学している。つまり何が言いたいかというと、お金が欲しい。