「落語は生に限る! 偏愛的落語会鑑賞録」のこと
30になるまでに本が出せなかったら、文章を書くのはあきらめようとおもった。
そしてぶじ、31になり。自分で『タヌキの夢』などといった漫文集をつくった。
あんがいいい出来で、尊敬する作家の先生がたにお送りしたら、ありがたい感想なども頂戴した。これで調子に乗って、本の企画を持ち込みに。
メールにすぐ、彩流社の河野和憲社長が反応をくださり、『トーキングヘッズ叢書』に書いていたこの10年の落語会のレビューを本にしてもらった。
河野社長自身も本当に凄いひとで、いろんなエピソードをうかがい、それすごく読みたいので本にしてくださいと言いました。川柳川柳・柳家権太楼・毒蝮三太夫や塚越孝、平岡正明や松垣透先生など、いっぱい彩流社の落語本を読んできて、そこから本が出せる嬉しさ凄かった。
書店で落語本のコーナーに行くと、たいていこの本、東京かわら版新書のまあくまさこさんのほんや、小林信彦「決定版 日本の喜劇人」とかと平積みで置いていただいた。めだつ装丁で、薄く読みやすい本になっていたらよいなあとおもう。
https://sairyusha.co.jp/products/978-4-7791-2761-8
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