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未来を描く!経営の基盤

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

「未来を描く」経営学者であり、
日本、世界に最も影響を与えたピーター・ドラッカーは、
晩年の著書「ネクスト・ソサエティ」にて、
「予想できることは、
   未来は予想しがたい方向に変化することだけである」と記しています。

未来が予想できるならば、大変動の時代とは言えません。
ドラッガーは「現代の預言者」と呼ばれることもありますが、
予測ではなく、社会の変化を分析し洞察する力が
まるで未来を描いているかのように見えるのだと思います。

今まさに、時代はコロナ渦であり、
まさに「マサカ?」「マサカ!」の繰り返しの時代です。
大変革や大変動の時期には、
「陽陰」では「陰」が見えてくるとされています。
隠されていたものが暴かれ、これまでタブーがであったものが、
タブーでなくなることさえ起こり得ます。
常識外れなことが起こり、
目の前の事すら考えられないような事態になると、
「未来を描くことなんてできるはずがない」と、
メディアの情報にのまれ、翻弄されてしまいます。

昨年7月、この時代の渦中に
スクラムヒューマンパワーとして個人事業をスタートしました。
総合人材サービス・人材育成と言っても、大風呂敷を広げるわけでなく、
今まで培ってきた人事経験と採用・育成にフォーカスし、
家族が食べていけるだけの事業でいいかと思っていました。

しかし予想に反して、法人化、企業の運びとなりました。
矢面に立つ覚悟で、閉塞した社会を改革したく
ソーシャルビジネスに挑戦することになりました。
ラグビー魂が奮い立ちました。

「One for all, All for one.
     ひとりはみんなのために みんなはひとりのために」

この未曾有の危機をどのように乗り越え、未来を見据えるか。
「複眼」的な視野を持つことです。
鳥の眼と虫の眼、人の眼はふたつあり、単眼にも複眼にもなります。
ひとりは今現在を見る眼、
もうひとりは時空を超えて過去や未来を見る眼です。
遠く大きくそして周辺視野を使う広い眼です。

「先見力」は経営を見る力となります。
未来を見る、読む、感じる。これからを磨く人間力です。
過去、現在、未来、予想できない未来の情報を収集して、編集する力です。
現象は波、波動、立体的に螺旋になります。竜巻や龍がそうですね。
スクラムヒューマンパワーのロゴも、
そんなパワーを込めて、龍をデザインしています。

ドラッカー曰く、未来を予測できない出来事や、
あり得ないような事態が頻発するのは、常識が通用しにくくなるからです。
大転換期は30年続くとみられます。
世界ではリーマンショックが起こり、日本では大震災が起こり、
依存社会が表面化しています。
コロナ禍では多くの給付金や補助金の支給がありました。
一旦は回避できても、誰がこのつけを返済するんでしょうか?
「自助努力の精神」が薄れた日本人の弱さが、変容しなければなりません。

毎日コロナ、コロナと言いますが、自然の営みは何も変わりません。
先日農家見学に行きましたが、広い空の下、
皆マスクをしなくてもよい距離で仕事に取り組んでいました。

農業_05

次回、未来を描く経営の基盤について、目的、目標をお伝えいたします。


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