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秘行とは 概要説明


『秘行』とは ー 秘行とは自分を観るワーク。
 私達は本当に自分のことを知っているのでしょうか?

秘行とは、私達の人生を決定づけている自分自身の決めつけや思い込みを客観視するためのワークです。

秘行は、自分で自分を観るというとてもシンプルなもの。
自分を観察対象として見た時に、そこで初めて得られる感覚を体験するためのものです。いつでもどこでもできる手軽なものでありながら、自分の思い込みや自己評価に気づき、それを手放すのに役立つ、とてもパワフルなものです。

人間関係や自己イメージに関することをはじめ、悩みや思い込みなどを俯瞰することにも役立ちます。秘行は、内観が自然に伴うもので、自分自身への愛に目覚めることのできるユニークで大変奥深いワークです。

『秘行』が生まれた経緯 ー 秘行のワークのもととなる意識の転換に出会ったのは、考案者が当時の結婚生活に悩んでいたことがきっかけです。

以下は、考案者の菅美智恵の秘行を生み出すまでの経緯を記したものです。

わたしが、秘行のもととなった、自分を観るというアイデアに出会ったのは、わたしとの会話を避け、接する機会をなるべく持たないようにする夫との関係に苦しみ、「夫から見た自分はどのように見えているのだろう」と疑問に思ったことがはじまりでした。

夫から見た自分を想像してみると、自分自身のコンプレックスが強調されたイメージが浮かびました。それがまるで妖怪のようだったのです。これがわたしにとって、とてもショックでした。

もちろん夫本人からわたし自身がどう見えているのかは、わたしには解り得ません。けれども、少なくともわたしは、自分のセルフイメージがどんなものなのかを知ることができました。

自分を妖怪のようだと卑下して見ているのは他でもない自分自身であるということを思い知ったわたしは、そのイメージを頻繁に思い出しては眺めたり観察したりするようになりました。その間、あれこれ工夫してみるうちに、大きな気付きが訪れました。自分を卑下している自分を、その考えにとらわれない所から観察する方法に気がついたのです。

それはわたしにとって自分を大切にするのに必要な転機となり、そのおかげで人生ではじめて自分自身を尊重できるようになりました。
それにも驚きましたが、その直後に夫との関係に想定外の大きな変化を経験したことがさらなる驚きでした。夫はわたしが自分を大切にしているようにわたしを大切に、わたしが自分で自分を尊重するように尊重してくれるようになったのです。

自分が変化したことで、わたしの観察する世界も変化しました。これはまさにこれまで覚者たちが伝てきたことですが、それは想像していたような複雑なことではなく、逆にその想像の根本的な信念をすべて捨て去ってくれるほど、まさに受け入れがたいほどに、シンプルなことだったのです。

その驚きと喜びを伝えるべく、その方法に『秘行』と名付けてブログなどでレポートするようになりました。その客観視の方法を整えたものが、現在の秘行の一連のワークの原型となっています。

観ることーわたしたちは日頃、自分と自分の外の世界があるという前提を持って世界を認識しています。この認識をひっくり返してみると、どうなるでしょう?

わたしたちの多くは、自分が自分自身を観察していることを忘れています。そんな感覚のとき、わたしたちは自分の外にばかり注意を向けています。そのため、自分の感覚や気分を変えるために、他者や世界に働きかけることばかりをしてしまいがちです。
私達の感覚や気分は私達自身の内側から発生しています。その自分自身をこれまでとは全く違った視点から見てみることで、根本的な変化を体験することができます。

それは静かですが、とてもエキサイティングなもの。秘行はただ観るというとてもシンプルなワークですが、非常に奥深い意識の旅でもあります。

『秘行』のコースー秘行のコースは、初級・中級・上級・ファシリテーター養成の4部で構成される、秘行を手順通りに体験して深めるためのワークショップです。初級から中級、上級、ファシリテーター養成と、順を追って進むように作られています。

【初級コース】自分を観る。自分から観る。

【中級コース】他者を観る。他者からみる。

【上級コース】宇宙を観る。宇宙から観る。

【ファシリテーターコース】
秘行を伝えるのに必要な学びを修めます。

初級コース

初級コースでは、意識を使って『自分で自分を観る』という体験をします。わたしたちは皆が自意識を持っており、それをもって外の世界を観ています。

秘行の初級コースでは、それとは反対に自分で自分を観ます。それによって、自分自身に対する思い込みや決めつけや自己評価を知ることができます。それらを解放する方法や、自在に扱う方法を体験するコースです。

自分を観る感覚をつかみ、それを使うことができるようになります。自分自身を愛することや、自分の感覚を尊重することに大いに役立ちます。
また、自分自身への思い込みから解放され、自身への新たな可能性を発見することもできます。

『自分を観る』
秘行のオンライン初級コース
所要時間:3時間✕2日間=6時間

ワークの修了が認定された方へ「修了書」を発行いたします。

中級コース

中級コースは、初級を修了した人のみ参加することのできるコースです。『他者を通して観る』ということを体験をします。初級で開いた観点を使いながら、他者を通して自分や他者を観ます。これによって、他者への思い込みや決めつけを知り、それらの解放や自在に扱う方法を体験します。

他者を変えるのではなく、自分自身の他者に対する思い込みを扱います。他者の自由を認めながら、他者に対する自分のあり方を自由に選び直すことを目指すコースです。

他者に対する思い込みから解放され、他者との関係を自由な観点から観察することができます。これは自分と他者とを尊重することを両立させることに役立ちます。また、これまで他者との関わりにおいて、許せなかったこと、怒り、後悔、悲しみなどを別の観点から見直したり手放したりすることに役立ちます。

『他者を通して観る』
秘行のオンライン中級コース
所要時間:3時間✕2日間=6時間

ワークの修了が認定された方へ「修了書」を発行いたします。

上級コース

上級コースは、中級を終了した人のみ参加することのできるコースです。
『宇宙が宇宙を観る』体験をするためのコースです。
私たちがこの世界に対して持っている思い込みに気が付いて、その思い込みにとらわれない所から、あらためて世界を見直してみることができます。観ている自分と、その自分に観られているものとの間を隔てている境界線が無くなるという体験をすることができます。

自分自身がこの世界を観るのに使っている思い込みを知り、その外から世界を観ます。それは生きる感覚すらも変えてしまうほどパワフルな体験です。秘行の上級コースのワークには、ワンネスの理解を促すとても大きな概念を扱うものも多く、それは刺激的で感動的な体験にも、大変奥深く神妙な体験にもなり得ます。

地球人のあなたは、この体験からなにを”観る”のでしょうか。あなたという深遠な存在を体験しに来てください。

『宇宙が宇宙を観る』
秘行のオンライン上級コース

ワークの修了が認定された方へ「修了書」を発行いたします。

秘行ファシリテーター養成コース

ファシリテーター養成コースは、秘行のコース構成に合わせ「初級・中級・上級」に分かれています。

養成コースでは、「解説クラス」にて各級のワークの意図を学んでいただき、理解できていると認定された方に各級の『修了証』をお渡しします。

「解説クラス」は、壇珠からの詳細なワークの意図解説のほか、受講者からの質疑応答を通して秘行実践者としての深い理解の助けとなる学びが得られます。

認定されたファシリテーターは、公式の秘行ファシリテーターとして各秘行コースを開催する資格を得ることができます。

※秘行コースは、秘行運営事務局の認定したファシリテーターのみが開催できます。コース開催要件等詳細については、認定された方へご案内致します。

秘行オンラインサロン

秘行ファシリテーターが純粋な秘行のワークについての理解を取り戻したり磨いたりするためにある、秘行の総本山の主催するサロンです。
考案者(菅美智恵)との交流ができるほか、ファシリテーターが互いに切磋琢磨し、秘行に関しての知見を高め合うことができます。


秘行コースを体験して期待できること

初級
◯自分自身を客観視し、自意識の働く外から自分を眺められるようになる
◯自分自身に対して持っている思い込みに気が付き、その思い込みの外から自分を観察できるようになる
◯自分自身への思い込みを、自在に着脱可能にする
◯自分自身の新たな可能性に気が付き、それを使うことができるようになる
◯セルフイメージの変化
◯セルフイメージの書き換え
◯自分がどのようにも限定されないものであるという気づき
◯在りたいように在ることと、在るがままに在ることが同じであるという気付き。それらの両立を可能にする
◯自分自身を他者のように観られるようになる
など

中級
◯他者を客観視し、自意識の働く外から自分を眺められるようになる
◯他者に対して持っている思い込みに気が付き、その思い込みの外から他者を観察できるようになる
◯他者への思い込みを、自在に着脱可能にする
◯他者の新たな可能性に気が付き、それとの関係性を一新する
◯他者に対するイメージの変化
◯他者に対するイメージの書き換え
◯他者がどのようにも限定されないものであるという気付き
◯他者が在りたいように在り、在るがままに在ることを受容できる
◯人と人との関係に対する概念の変容
◯他者を自分自身のように観られるようになる
など

上級
◯自分自身が宇宙そのものであるという気付き
◯観察する主体が宇宙であり、観察される客体も宇宙であるという気付き
◯自分がすべてであるという気づき、ワンネスの体験
◯足りないものはないという気づき
◯見えているものがすべてであるという気付き
◯「すべて」には見えないもの・分からないものも含まれているという気付き
◯宇宙へ完全に主体的に関わり自由な選択を持って生きることと、完全に受動的に関わりすべてに委ねて生きることとを隔てる概念の消失
◯現実が望む人生に必要なもののすべてであるという気づき
◯時間に対する概念の変容
◯二極的観点の変容
など

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