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透明化したいことは心の壁だった

こんにちはKANEです。

この記事は #転職透明化らぼ アドベントカレンダー Advent Calendar 2019 の5日めの記事です。

私は転職透明化らぼのコアスタッフとして運営に関わっています。
やってることは主に当日のアレコレ

今回はどんな想いで転職透明化らぼを運営に携わっているのか?ということについて記事にしました。

※この記事の内容は、個人の見解であり運営全体の意見ではありません

透明化って何?

転職透明化らぼでは、求職者と採用担当者の透明化ということがテーマとして挙げられます。

採用担当者は求職者のことをよくわかっていない、逆に求職者側も採用担当者のことをよくわかっていない

転職活動においてそれが問題である!

(*・ᴗ・*)وヨシ!

それならその間の壁を透明化しちゃおう!ってのがイベントのスタートだったと思います。(たぶん)

コミュニケーション不足が招いた悲劇

今回は、過去のテーマの一つにもあったカジュアル面談というのを例にしてお互いの壁について考えてみます。

「カジュアル面談に行ったら、突然面接が始まってそしてお祈りをされました!カジュアル面談なのにお祈りをするのは間違っている!」

そのような事を皆さんも見たことがあるのではないでしょうか、実際に体験をされた方もいるかもしれません。

転職透明化らぼ主催のてぃーびーさんもブログで言及しています。

企業側も、カジュアル面談で面接のような対応をして、お祈りをしてしまっていたことに問題はあると思います。

しかし、そもそも求職者側から今回の面談の立ち位置を確認をするということもできたのではないでしょうか。

「私はカジュアル面談を希望しており御社の選考に進むのかどうかというのはその後に決めたいと思います」

そのような確認をすることもできたはずです。

とあるカジュアル面談の例

まず、カジュアル面談と言っても、採用側から声をかける場合と求職者側から声をかけるパターンがあると思います。

今回は、求職者側から声をかけたときのアンマッチについて考察してみます。

採用側の視点に立ってみましょう。

とある求職者とカジュアル面談で実際にお会いしてみたところ、自社の水準には見合わないことがわかったとします。

仮に、カジュアル面談を通じてそのようなことが分かってしまった場合、そこから採用に繋がることがあるでしょうか?

逆に求職者側の立場で、そのような印象を持たれてしまったとしたら、その後の面接を受けたいと思いますか?

私の場合はそもそも受かる余地がないということが判断されているのであれば、面接を行うことすら時間の無駄であると考えてしまうかもしれません。

そんなことならカジュアル面談にすら呼ばずに断ってくれれば良かった。そんなことすら思ってしまうかもしれません。

なぜ、アンマッチが起きてしまうのか?

それは採用担当者、求職者ともに自己開示がまだまだ足りないからだと考えています。

そもそもカジュアル面談というのは、どのような会社なのかを知ってほしいという動機で始まっているところがほとんどです。

ならば、普段から会社のことをオープンにして色々と分かるような状態を作っておけば、カジュアル面談が必要なくなることもあるでしょう。

欲しい人材のレベル感なども明示しておけば、それに見合った求職者が来ることも多くなると思います(全体の母数は減るかもしれませんが…)

逆もまた然りです。

求職者側からも、自分がどのような人物で、どのようなスキルがあるのか、ということをもっとオープンにしておけば、そもそもカジュアル面談に呼ぶ価値のある人間なのかということを判断することができると思います。

今はそれを判断することができないため、求めている人材像と違う人とも、カジュアル面談を行わなくてはいけない状態になっているのではないでしょうか?

もっと透明化したい

私は転職透明化らぼを通じて、世の中の採用担当者と求職者のどちらもがお互いに知りたいことをオープンに出来る文化というのを作れたら良いと思っています。

自分が言いたいことではなくて相手が知りたいことをオープンをするそのためには相手のことをもっと知らねばなりません。そのための場として、転職透明化ラボというものがあり、転職における情報格差を透明化していきたいと考えています。

転職活動における心の壁をすっけすけにしようと思いませんか?


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