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アンドロイドエンジニアが不足しているという噂について調べてみた

最近アンドロイド開発におけるエンジニアが不足しているという話をよく聞く様になった。特にkotlinエンジニアはグーグルがkotlinファーストを掲げるなど需要がかなり高まってると言われている。しかし、swiftの様に今まで人気がなかったことや、Javaで開発していたことが多かったためkotlinで開発ができるエンジニアの供給が追いついていないのが現状である。売り手市場といわれるAndroidエンジニアのについて、その真相を調査した。

現状の分析

まず、エンジニアの単価をiOSとAndroidで比較してみようと思う。

アンドロイドエンジニアの単価

フリーランスエンジニア運営事務局の調べによると、下記の様になっている。

Android経験1年未満 25万円~30万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Android経験1年   30万円~45万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Android経験2年   40万円~55万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Android経験3年    50万円~65万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Android経験4年    55万円~75万円/月(週5常駐案件の相場単価)
Android経験5年以上 65万円~85万円/月(週5常駐案件の相場単価)

iOSエンジニアの単価

フリーランスエンジニア運営事務局の調べによると下記の様になっている。
iOS経験1年未満 30万円~40万円/月(週5常駐案件の相場単価)
iOS経験1年     45万円~50万円/月(週5常駐案件の相場単価)
iOS経験2年     55万円~60万円/月(週5常駐案件の相場単価)
iOS経験3年     65万円~70万円/月(週5常駐案件の相場単価)
iOS経験4年    75万円~90万円/月(週5常駐案件の相場単価)
iOS経験5年以上 85万円~100+万円/月(週5常駐案件の相場単価)

あれ、、iOSの方が単価は高いな。。

しかし、このデータではkotlinとjavaなど言語が混同している可能性があるため次は言語別で比較したいと思う。

言語別年収ランキング

大手転職サイトのビズリーチによると「プログラミング言語年収ランキング」によると下記の様になる。

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Kotlinが4位、swiftが8位となっており先ほどとは真逆の結果となっている。Javaがランキング外となっていることからJavaでのアンドロイド開発のニーズが減り、kotlinでのAndroid開発のニーズが高まっているのだと思われる。

ちなみに2016年のランキングではswiftは9位、kotlinはランキング圏外となっている。
参考:https://jp.stanby.com/media/programming_ranking/

結論

OS別、言語別の単価の分類を考えると、kotlinを用いたAndroidアプリの開発の需要が高まっていると考えられる。

Androidの今後の予測

プラス要因

単価の安いAndroid搭載のスマホがアフリカなどの途上国で伸びていることになどAndroidエンジニアの需要は今後も高いままだと考えられる。

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参考:https://www.statista.com/chart/9628/smartphone-platform-market-share-forecast/

マイナス要因

現在ベトナム、中国などでプログラマーの数が急増している。特にベトナムでは単価が日本よりも安いためオフショア開発として案件を海外に委託するケースも多い。また、Bertなど自然言語処理の技術も向上し、言語の壁が薄くなっているという背景もある。以上のことより、Androidでの開発案件が海外に取られる可能性もあると言える。

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