コロナと歩むエンジニア・デザイナー採用
あんにょん。
Webデザイナー兼人事のひぐしゅん(@higusyunn)です。
久々の更新となってしまいましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
コロナの影響により非常に厳しい採用情勢となった昨今。
エンジニアあるいはデザイナー採用はどうなってしまうのか…
人事、そしてWebデザイナーの立場から現状をお伝えしたいと思います。
Webデザイナーとしての現状
私が直近で請けていた案件や企業について。
風俗系広告代理店
→経営不振により契約解除(非正規の全て)
→採用活動停止
店舗型飲食店
→支払い遅延、双方相談の上で猶予している状況
→採用活動停止
不動産
→案件なくなった
→21卒採用を中止
IT教育系
→売上・契約共に影響なし
→採用活動は積極的
ゲーム業界
→売上好調、コロナ禍で案件貰えた
→採用活動は積極的
制作会社
→携わっている案件は影響なし
→採用は継続
エージェント案件
→就職・転職は減少傾向
→業務委託は案件数など影響は少ない印象
→週3日未満の副業案件は契約解除が多かったとのこと
人事としての現状
あくまで私が人事を担当しているフィンテック系ベンチャーの話になりますが、元来の通年採用を停止しました。
通年採用のスタンスとしては「いい人がいたらいつでも採りたい」といった感じでしたが、採用計画を再考の上で時期・人数を限定して再開予定です。
各求人媒体やエージェントへの掲載コストの問題もあるため採用活動は停止、規模を縮小して改めて…という感じです。
現状について整理
現状としては業界によって明暗が分かれている印象です。
店舗型含めハコモノ・レジャーが大打撃、採用活動中止など。
業界特化でなければ制作会社や代理店は安パイで、ゲーム業界など「おうち時間」にふさわしいレジャーは伸びており採用活動も積極的です。
ただ新卒・中途は影響の少ない業界でも縮小傾向にあるようで、フリーランスなど非正規雇用に関して積極的とのことです(エージェント談)。
実際に私もフリーランスとしては案件単位で影響はあったけど案件獲得が困難という状況ではないです。
先が読めない以上は少しでも無駄なコストをカットすべきなので、首も切りやすく即戦力をアサインしやすい非正規雇用が求められている傾向です。
今後に影響はあるか
アフターコロナのテーマは「オンライン化」です。
今後店舗やオフィスを持たないリモート産業が増え、商売はECに移行するでしょう。
そうした設備やサービス開発のためにエンジニアやデザイナーの需要は確実に増えます。
業界別に変数はあると言えど、WEB職という業種には影響は少ないと考えます。
ただ先述の通りコストカットのトレンドが強いため、新卒や中途、特に未経験採用においては厳しい戦いになるかもしれません。
コロナによって採用市場は売手市場から買手市場に変貌しました。
未経験と言えども実務にすんなりと入っていけると感じられるような実践向きのWebサービス開発など、今後はポートフォリオやスキルアップにより力を入れていく必要があります。
おまけ
最後にちょっとだけおまけ!
「オンライン化」と共に今後WEB業界で生きていくために抑えておきたい2つのキーワードがあります。
それを基に今後勉強していくべきジャンルや取り組みについて書いておこうと思います。
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