Webデザインの勉強 どうやって始める?
あんにょん。
Webデザイナーのひぐしゅん(@higusyunn)です。
Webデザイナーの疑問にお答えする「Webデザイナーの一問一答」シリーズ。
今日はこれからWebデザイナーを目指す人へ、どうやって勉強を始めたら良いの? という疑問にお答えしていきたいと思います。
やってはいけない勉強法
勉強法をお伝えする前に、やってはいけない勉強法を理解する必要があります。
それはずばり就活やポートフォリオ制作のための参考書購入やスクールへの通学です。
いやいや分かりやすい参考書もスクールも多いよ! と思うかも知れません。
ただ注意して欲しいのは、参考書やスクールのカリキュラム通りに学習を進めたとして、カリキュラムに沿ったスキルしか身につかないということです。
実務での例を紹介します。
クライアントA「こんな感じのミニマルデザインに仕上げてください!」
社内のエンジニア「プロトタイプを見たいからFigmaで作って!」
ミニマルデザインの知識がなく、Figmaを使ったことがない貴方。
そして設定される納期。
そんな状況で参考書やスクール選びから始めますか?
そう。実務は常に未知との出会いなのです。
デザインと一口にいっても様々なジャンルや表現手法があります。
デザインツールにおいてもそうです。
全てを勉強できるほどに時間は無限ではないし、全てを学べる参考書やスクールは残念ながら存在しません。
設定された納期の中で必要な知識をキャッチアップして結果を出さなければならない、これがWebデザイナーの仕事です。
Webデザイナーの勉強法
参考書やスクールのカリキュラム通りでは戦えなそうと分かった貴方。
それではいよいよどう勉強していけば良いかお伝えしましょう。
それはずばり作りたいものを決めて知識を足していく勉強法です!
たとえば架空の採用サイトをポートフォリオに作りたいとします。
採用サイトだから人物のレタッチが必要だな…あとはレイアウトしていくデザインツールのスキル…そもそも採用サイトってどんな感じだ? 他の採用サイトを見てみよう!
こんな風に考えていけば必要な勉強は下記に集約されます。
・レイアウトのための基礎的なデザインツールの知識
・人物レタッチのスキル
・採用サイトのデザイン研究
もっと簡単に言ってしまえばPhotoshopの基本操作と人物レタッチ、採用サイトの分析をすれば良いだけです。
Photoshopの勉強と言っても非常に機能が多いために膨大な勉強量が必要です。
またWebデザインでは中々使わないような機能も多数あります。
それを隅から隅まで勉強するのは時間がもったいないです。
作りたいものや習得したいスキルが合致しているのであれば参考書やスクールも良いでしょう。
そうでない限りは作りたい物を実現するにはどんなスキルが必要なのかを洗い出して勉強していくことが何よりの近道です!
それこそ実務では必然的に作る物が先に来る以上スキルを後から足していくことになります。
今のうちにこの形になれておけば即戦力間違いなし! です。
まとめ
作りたいものを決める→必要なスキルを洗い出す→そのスキルを勉強していく。
これがWebデザインの勉強法です!
では具体的なデザインツールやデザインの勉強法は?コーディングは?
これについてはまた別の記事で解説していくので「Webデザイナーの一問一答」シリーズをぜひブックマークしておいてください!
また質問も受け付けておりますのでTwitterにメッセージいただければ!
冬眠のたくわえにします( ´ω` )